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沖縄戦の戦闘終了は何時?

2007年08月16日 14時09分19秒 | My投稿
日本守備軍が降伏 沖縄戦、公式に終了

沖縄県における戦闘の終了は、多くの方々は6月23日の「沖縄県慰霊の日」と思って居られますが、本当は何時なのか沖縄の方々も知らない方が多いのに驚きました。
 では、沖縄戦の正式な戦闘終了日は何時なのか?
現在の嘉手納基地内で当時の越来村森根で降伏文書に調印した「1945年9月7日」なのです。
では、概略を説明しますと

 日本側代表団と連合国側代表は1945年9月2日、東京湾に停泊中の米戦艦ミズーリ艦上で降伏文書に調印し、日本と連合国の武力による交戦状態は終結を見た。
日本の降伏調印に伴って1945年9月7日、沖縄本島を含む南西諸島の日本軍代表3人は、越来村森根の米第10軍司令部前広場(現在の嘉手納基地内)で降伏文書に調印し、沖縄における戦闘が正式に終結した。(沖縄戦の終了)
1945年9月14日以降、宮古、石垣、奄美大島、南北両大東島の日本軍は武装解除され、米軍は既に4月から沖縄本島で日本の行政権を停止し軍政を開始。南西諸島の日本軍の降伏調印によって、北緯24度以北、同30度以南の南西諸島全域を日本から分離し、米国の直接支配が始まった。宮古、八重山群島は1945年12月から軍政が施行された。
1945年9月7日の降伏文書調印で南西諸島全域で米国の直接支配が始まった。
 1945年9月2日の日本の降伏調印後、連合国軍最高司令官が日本本土、海外の日本軍の降伏相手をそれぞれ指示し、日本軍の武装解除を命じた。
米軍は1945年3月26日に慶良間諸島に上陸すると、海軍軍政布告第一号(ニミッツ布告)を公布し、日本政府のすべての行政権、司法権の停止を宣言して占領行政を開始。沖縄本島に上陸した1945年4月1日に同様の軍政布告第一号を公布し、南西諸島およびその近海と居住者に対する日本政府の一切の機能を停止。政治、行政責任は米国海軍のC・W・ニミッツ元帥に帰属すると宣言、軍政を始めた。
 1945年9月7日の南西諸島の日本軍の降伏調印後、米軍は宮古、石垣、奄美などに軍政を拡大し、南西諸島全域を直接統治、米国は軍政を敷く沖縄を、海外の戦略拠点と位置付け、既に長距離爆撃機が発進可能な飛行場を各地で建設して現在に至っている。
 
1945年6月23日牛島司令官の自決により、統制の乱れた守備軍はゲリラと化して、散発的に交戦が続けられていたのです。
1945年9月7日の降伏文書調印で正式な戦闘終了と成ったのです。
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