goo blog サービス終了のお知らせ 

Goo Blog 美ら島沖縄

個人の趣味で、沖縄の諸々の情報を掲載

Peace to the pacifism world

官邸機密費の行方

2018年02月08日 18時09分00秒 | 米軍基地建設問題
官邸機密費の行方


沖縄県名護市長選に消える。
金に心を売った有権者、金は一時的なもの
基地は永久な施設。
子や孫及び孫世代以降に負の遺産残す愚かな選択。
飛行場は目くらまし、真の目的は「ホワイトビーチ」
の代替え施設、飛行場は出来れば、次は真の目的の
「港湾施設整備」軍港建設が始まる。
後悔しても後の祭りとなる。
利益は名護市の西側の地域住民、被害者は東側住民
つまり、旧久志村民だ。
この構図は、大和人「政府」(名護市の西側の地域住民)
沖縄県民(東側住民、旧久志村民)と同じことだ。

米軍普天間飛行場代替施設問題は新たな地へと飛び火

2011年05月23日 19時06分15秒 | 米軍基地建設問題
安波区 2500メートル滑走路想定

国頭村安波区の評議委員らが高速道路の整備などの振興策を条件に、米軍普天間飛行場代替施設の受け入れ可能性を示す「安波案」で、全長2500メートルの滑走路を想定していることが22日、分かった。
関係者が作成した図面によると、滑走路は集落から1キロ以上離れた南側に建設する計画。

 図面は英訳され、先月末に訪米した国民新党の下地幹郎幹事長が米政府関係者に提示、説明したという。

 滑走路は南西から東北にまっすぐ延びる形で、南西側は土地改良区、県道70号の一部に重なる。滑走路を含む飛行場の面積は258・3ヘクタールで、約9割の231ヘクタールは私有地。
残りは、区、県などの所有で安波区16・5ヘクタール(6・41%)、県9・7ヘクタール(3・79%)、村0・9ヘクタール(0・38%)。

 滑走路周辺の騒音の範囲(60~85デシベル)を示し、9カ所の写真が添付されている様で、米軍普天間飛行場代替施設問題は新たな地へと飛び火した。

米軍ヘリ、ヘリパッド建設に反対住民の会を「狙い撃ち」

2010年12月26日 15時25分00秒 | 米軍基地建設問題
米軍ヘリ、ヘリパッド建設に反対住民の会を「狙い撃ち」

建設反対 決意固く 高江ヘリパッド、座り込み3年

 米軍北部訓練場の一部返還に伴う、東村高江へのヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)
建設に反対する「高江ヘリパッドいらない住民の会」は26日、
下線文東村平良の村営グラウンドで座り込み3周年報告集会を開いた。

 村内外の支援者や平和運動団体など約180人が参加し、
建設反対を訴えた。

 住民の会は、沖縄防衛局が建設工事を着工した2007年7月から工事現場前で
座り込みを続けている。

 住民の会の伊佐真次さんは、「大宜味村議会がヘリパッドは要らないという決議をした。
これは素晴らしい一歩だ。

 皆さんの力でヘリパッド建設を止めていこう」と呼び掛けた。

 住民の会と24日、ヘリパッドの建設内容などに関する公開質問状を沖縄防衛局に
提出した沖縄・生物多様性市民ネットワーク共同代表の伊波義安さんは「海岸から山まで
豊かな自然がつながるのは、やんばるの中でもヘリパッド予定地だけ。

 そこにヘリパッドを造ることはやんばる全体をつぶすことだ」と訴えた。

 集会前には、東村出身の民謡歌手、城間竜太さんらによるライブもあった。

高江テント損壊「中に人がいたら…」 目撃の山城さん、恐怖「狙われている」

 米軍ヘリの風圧で倒され、折り重なる椅子やテーブル。
地面に散らばる割れた茶わんのかけら。

 天井代わりのビニールシートはひもがちぎれ、だらりと垂れ下がっていた。

 ヘリパッド建設に反対する座り込みテントを「狙い撃ち」したかのような米軍ヘリの
民間地上空での低空飛行。

 座り込みを続ける「ヘリパッドいらない」住民の会や支援者から「反対運動に対する威圧だ」
と批判の声が上がった。

 23日夜、沖縄平和運動センターの山城博治事務局長は、テント横に止めた車の中で寝ていた。
午後7時45分ごろ、近づいてくるヘリの音に気付いた。

 「こんな時間にも演習するのか」。
この日は昼からヘリが演習を繰り返していたが、この時は様子が違った。

 いったん基地内に入ったヘリは戻り、上空約15メートルで止まった。
次の瞬間、風圧で車の周りの枯れ葉がぐるぐると舞い始め、車はぐらぐらと揺れた。

「狙われている」。

 恐怖を感じる山城さんの耳に、テントから「がちゃん、がちゃん」と食器が割れる
音が聞こえてきた。

 1分ほどしてヘリは去った。

 山城さんがテント内を確認すると中はめちゃくちゃに。
道路には風圧で飛ばされた雑草の切れ端が散らばっていた。

 山城さんは「テント内に人がいれば、けがをしていた。
こんなものは訓練ではない。

 威圧するために狙い撃ちしたとしか思えない」と語気を強めた。

 住民の会の森岡浩二さんは「こういう被害があるからヘリパッド建設に反対している。
ヘリパッドが増えたら被害は増大する」と不安げな表情を浮かべた。


高江ヘリパッド、米軍ヘリ接近 1分間ホバリング、テント損壊

 23日午後7時45分ごろ、東村高江へのヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設に反対し、
市民団体が座り込みを続けるテントの真上で、米軍ヘリが約1分間ホバリング(空中静止)し、
テントの鉄製の足が曲がり、椅子1脚が約40メートル吹き飛ばされるなどの被害が出た。

 けが人はなかった。

 現場にいた沖縄平和運動センターの山城博治事務局長によると、ヘリがホバリングしたのは
テントの上空約15メートルだったという。

 住民ら関係者によると、普段から訓練で集落上空をヘリが飛行することはあるが、
これほどの低空飛行はまれだという。

 22日のヘリパッド工事再開強行に続き、民間地での超低空飛行による被害に、
市民団体などが反発を強めるのは必至だ。

 被害があったのは、米軍北部訓練場N4地区へのゲート前で、県道70号沿いに建てられたテント。
「ヘリパッドいらない」住民の会が管理している。

 テントは工事を警戒する住民が出入りしていたが、同日は夕方までに引き揚げた。
米軍ヘリが現れた当時、テント内に人はなく、一人で残っていた山城さんがテント隣に止めた車の中にいた。

 ヘリが去った後、山城さんがテントに入り被害を確認。
椅子や机が倒れ、中に置いてある茶わんなどが地面に落ちて割れ、テントのひもも数カ所ちぎれていた。
周囲に針金でくくりつけていた立て看板も割れて吹き飛ばされた。

 山城さんは午後8時10分に県警に通報。
名護署の警察官数人が現場で事実確認した。

 住民らの座り込みは2007年に始まった。
2008年夏にも、米軍ヘリの低空飛行によりテントが一部壊れるなどの被害があった。
山城さんは「米軍側に真相究明と謝罪を求める」としている。

今日の報道記事

2010年12月18日 14時30分44秒 | 米軍基地建設問題
首相「辺野古がベター」 普天間移設
知事「勘違いしている」 認識の相違 鮮明
 

菅直人首相は17日、県庁で仲井真弘多知事と会談し、米軍普天間飛行場の移設について「沖縄の皆さんにはベストではないが、実現可能性を含めてベターの選択」と述べ、日米合意に基づく名護市辺野古への移設にあらためて理解を求めた。
会談で県外への移設を求めた仲井真知事は会談後、「(沖縄の現状について)勘違いをしている」と不快感を示し、普天間移設をめぐる両者の認識の相違が鮮明となった。

 17日夜に那覇市内のホテルで開かれた会食では首相、知事とも基地問題には踏み込まず、振興策について意見を交換。
菅首相は2011年度予算で地方自治体向けに新設する約5千億円の一括交付金のうち、250億円以上の沖縄枠を確保する考えを仲井真知事に伝えた。
沖縄政策協議会の沖縄振興部会を今月27日に開催し、公式に発表する予定。

 菅首相は就任以来2度目の訪問。
沖縄振興の成果や現状を視察し、振興への配慮を示すことで沖縄との距離感を縮め、停滞する普天間問題の進展を図る狙いがある。
仲井真知事は振興に対する姿勢を一定評価したものの、「普天間」での溝は埋まっておらず、訪問の成果は不透明だ。

 菅首相は沖縄県庁での会談で、鳩山由紀夫前首相が普天間の県外・国外移設を実現できなかったことを謝罪。
仲井真知事が、国の安全保障問題として全国での負担分担を要望していることについて「まさに正論で私もそう思う」と述べたが、真意は「辺野古がベター」と誠意が感じれない。

 一方で、実現性の観点で「辺野古がベター」とし、理由を「万一事故が起きても、人口密集地帯ではない意味でかなり危険性が相当程度に削減される」と説明。
「強引に進めるつもりはない。
しっかりと誠意をもって話し合う」と述べたが「オスプレイが欠陥機で事故が多い事を暗に認めた」発言ともとれる。

 仲井真知事は会談後、普天間に関する菅首相の発言に対し「沖縄側の感覚は県内移設はすべてノー。
セカンドベストやベターという話でなはく、バッドだ」と県内は事実上不可能との考えをあらためて強調した。

 菅首相は同日、那覇空港の貨物ターミナル、基地返還跡地としての那覇市新都心地区、うるま市の沖縄IT津梁パークを視察。
18日は普天間飛行場などを視察後、帰京する。


「沖縄差別」に怒り 首相辺野古再表明
県内撤回求め集会「思い分かっていないのか」


 「薩摩侵攻から変わらない沖縄差別だ」。
米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設を県民に求め「ベターな選択」と言い切った来県中の菅直人首相。
沖縄県庁周辺での抗議集会では「県民の思いをここまで分かっていないのか」という失望と「県内移設は絶対に止める」と日米合意撤回に決意を新たにする声が聞かれた。

 「帰れ」「二度と来るな」―。
地域を分断した名護や騒音に苦しむ宜野湾市民との対話の予定もない首相の訪問に、怒号が響いた。

 「沖縄だけに犠牲を強いるのか。薩摩支配時代から差別は何も変わっていない」と話すのは、うるま市栄野比から妻と二人で来た与古田雄盛さん(68)。
学生のころ、近くで嘉手納基地の戦闘機が墜落、住民6人が死傷した。嘉手納基地の飛行コースに当たる自宅付近は、7月から騒音がひどくなっているという。
「早朝や夜、2機編隊で5分ごとに飛ぶこともある。理解を求められる状態じゃない」

 辺野古に近い名護市東海岸、瀬嵩に住み、移設に反対してきた渡具知智佳子さん(49)は「市長選挙や市議選挙、知事も県外移設派が当選し、これだけ県民が意思表示しているのに、何で押し付けようとするのか分からない。
政府の態度はまるでストーカーだ。
すごく沖縄が差別されているのが分かって悲しい」。

 仕事で那覇に立ち寄り、首相を乗せた車が県庁に入るのを、遠巻きにじっと見ていた名護市辺野古に住む30代の建設会社社員。
冷めた表情で「民主党は世界の恥。

 責任感も、自分の意見もない。
前は仕事のため基地が来てもいいと思ったが、日本のどこに造ってもいい。
振興策には、もうだまされない」と語った。

 「みんなで意思表示しないと、県外移設を公約した知事の決意も揺らぐ。
県内移設は絶対に止める」。
宜野湾市の真壁朝昭さん(69)は、そんな思いで抗議の輪に加わった。
自宅は「普天間飛行場のフェンスから70メートル」。
高校教員を退職し、自宅にいる時間が長くなってから深刻な騒音被害をより強く感じるようになった。

 首相は諫早湾干拓事業で福岡高裁判決を受け入れ、上告を断念した。
野党時代から事業反対を訴え、持論を貫いた決断に「“小指”で拍手した。普天間問題でも、初心を思い出してほしい」。

 「沖縄は甘(菅)受しません」―。
政府方針へ反対の意志を示すプラカードや空き缶、一斗缶などを持った参加者が、シュプレヒコールに合わせ、たくさんの缶を激しく打ち鳴らした。


切実「騒音体感を」
宜野湾市民も不信感あらわ


 米軍普天間飛行場の地元の宜野湾市では今年、人間の可聴域の限界に近い120デシベルを超える爆音がすでに8回も測定された。
来県中の菅首相に「ここに来て、騒音を体感してほしい」―。
市民からは切実な声が上がる。

 嘉手納基地の滑走路改修工事に伴う代替使用などの影響で、米軍普天間飛行場周辺では9月後半から騒音が著しく増加した。
10月には過去10年で最大となる123・6デシベルが記録され、1日で3回も120デシベルを超えることもあった。

 「誘導路がこんなに近くにあり、ジェット機がすぐ真上を通る。
それを見てほしい」。
最も騒音が激しい宜野湾市上大謝名地区の大城ちえ子自治会長は訴える。

 普天間飛行場は住宅地と近く防音壁もないため、いったんほかの基地からジェット機が飛来すると、嘉手納基地をはるかに上回る爆音が市民を襲う。
嘉手納基地の過去最大値が108デシベルであるのと比べても、その異常さが際立つ。

 一方、民主党は、米軍普天間飛行場に近い普天間第二小学校の移転を検討し始めた。
市幹部は「学校だけを移転したとしても、その家族や地域住民はどうなるのか。
本末転倒だ」と不信感を隠さない。

 これは第3の琉球処分だ。