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メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

きみがぼくを見つけた日

2009年10月27日 | 映画
きみがぼくを見つけた日 を観た。

ゴースト/ニューヨークの幻の脚本家が贈る、が売りです。
タイムトラベルしてしまう病気の男とその妻になった女のファンタジーラブストーリーです。


(お話)
5歳のヘンリー少年は母親とドライブ中スリップ事故に遭う。
しかしヘンリー少年は事故の瞬間にタイムトラベルして2週間前の世界に一瞬居てすぐに事故の現場に戻るが車外で裸で立ち尽くしていて、母親はトラックと激突する。
そこに大人のヘンリー(エリック・バナ)が現われ、未来から来た大人になった君だ、いずれ理解できると告げて消える。

美術を専攻する学生のクレア(レイチェル・マクアダムス)が図書館に資料を探しにやってきてヘンリーを見つける。
やたらヘンリーに馴れ馴れしくとても喜んでいるがヘンリーは見ず知らずの女性に戸惑う。
そして食事に行く事になり全ての経緯を聞く。

6歳の時にあなたが私の庭にタイムトラベルしてきて初めて出会った。
そこから何度もあなたに会った。
最後に会ったのは18歳の時。
クレアはヘンリーと会った日の事は全て日記に記録していた。
遂に同じ時空のあなたに会う事が出来たと喜ぶ。

ヘンリーは自分の意思とは無関係にタイムトラベルしてしまう、行く場所も時代も選べない。
タイムトラベルの時服は持っていけないのでまずは服を手に入れなければならない。
大抵盗むので警察に追われてばかり。
しかしその空間ですぐ消えてしまうので捕まる事はない。

そして二人は愛し合うようになる。

ヘンリーのタイムトラベル病と向き合いながら。


(ネタバレ)
クレアの友人達は異常なヘンリーに交際を反対するがクレアは彼こそ幼い頃から理想の人だったと譲らない。

そして二人は結婚する。

結婚式当日もヘンリーは消えてしまうが変わりに未来から来たヘンリーが新郎のフリをする。

そしてヘンリーはタイムトラベル先で遂に6歳のクレアと出会う。
そこから幼いクレアとの親交を深めていく。
クレアはいつでもヘンリーの為に洋服を用意している。

しかしクリスマスなど大事な時期にタイムスリップしてしまったりして、クレアは孤独な時間を過ごす事が多く徐々に不機嫌になる。
ヘンリーは埋め合わせで未来で結果を見たロトを買い大金を手にしてクレアが芸術活動しやすい大きな素敵な家を買う。

ある日銃で撃たれ死にかけたヘンリーが現われ二人は不安になる。

やがてクレアは妊娠する。
しかしタイムトラベルの遺伝子のせいで子宮から居なくなり流産してしまう。
悲しむ二人。
ヘンリーは遺伝子工学の博士に調査を依頼する。
最初は信じない博士も目の前で消えるヘンリーを見て信じて研究を始める。
博士のアドバイスに従い何度か出産にチャレンジするが、全て失敗する。
二人は落ち込み、どうしてもヘンリーの子供を産みたいクレアともう傷つくクレアを見てられないから諦めようとするヘンリーは衝突する。
未来にタイムトラベルしても僕らに子供は居ないから諦めようと。
そしてヘンリーはクレアに内緒でパイプカットしてしまう。

しかしクレアは過去から来たヘンリーと愛し合い妊娠する。

そしてヘンリーは自分の死後の世界に始めてタイムトラベルして娘に出会う。
そして娘が5歳の時にヘンリーは死ぬと聞かされる。

娘はタイムトラベル病を遺伝しているがヘンリーと違いコントロールできる。

そして家族は幸せな日々を送る。
娘は未来から来た自分と遊んだりする。

徐々にその日は近付いて来る。

やがて死ぬ間際の自分の場面に行ったりもする。
今日が死ぬ日だとヘンリーは気付き、妻や友人に別れを告げる。

そして雪山で誤って猟銃で撃たれ、現代に戻り死んでしまう。

クレアと娘は順調に生活する。

そして時々過去からやってくるヘンリーを待ちわびている。
昔と同じように洋服を用意して。

娘の前に死ぬ数年前のヘンリーが現われ、急いでクレアを呼びにやる。
駆けつけるクレアとヘンリーは抱き合う。

そして「もう待つだけの人生は送らないで欲しい」とヘンリーは告げる。


(評価)
なかなか質のいい映画で良かったです。

かなり頻繁に過去や未来に行ったり戻ったりで、また現在に別の時代のヘンリーがやってきたりしてややこしいです。
設定はややこしいですが極力わかり易く描かれていたとは思います。

未来から来たヘンリーにクレアが未来の情報を聞く。
それをを現在のヘンリーはクレアから聞いて知識とし、時間が経った後過去に行きクレアに伝えるといったようなパラドックスだらけです。

その辺の設定や、何故そんな病気になったのか?といった事への追求は皆無のままお話は進んで終わります。
しかし映画自体は愛を軸に描いているのでその辺の追求は必要ないのです。

ヒロインのレイチェル・マクアダムスは「消されたヘッドライン」の時に初めて認識し、とてもかわいいなと思いましたが、今回も非常にかわいくてそれが良かったです。
若い頃からお母さんになった後まで、色々なレイチェルが見れて良かったです。

主要キャストにかわいい女性が居るだけで映画の退屈さはマイナスされます。

感動を期待して行っても泣けるシーンは無いと思います。
でもそれなりに感動はありました。

映像も綺麗で良かったです。

そんなわけで7点。

映画っぽい映画です。
あー映画観たなって思います(注:個人差があります)。

穏やかなカップルさんのデートにお勧めしたい映画です。



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