メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

THE FIRST SLAM DUNK

2022年12月24日 | 映画
THE FIRST SLAM DUNK
を観ました。


いつも余裕をかましながら頭脳的なプレーと電光石火のスピードで相手を翻弄する湘北の切り込み隊長、ポイントガード・宮城リョータ。
沖縄で生まれ育ったリョータには3つ上の兄がいた。
幼い頃から地元で有名な選手だった兄の背中を追うようにリョータもバスケにのめりこむ。
高校2年生になったリョータは、湘北高校バスケ部で、桜木、流川、赤城、三井たちとインターハイに出場。
今まさに王者、山王工業に挑もうとしていた。


誰よりも早く読み始めたジャンプ大好きっ子だったが、常に周囲より先のトレンドを欲した幼少期だったので自分がジャンプを卒業して一足早く青年誌にステップアップした頃に連載してたSLAM DUNKはその過渡期の作品だった。
人気だったので流石に全部読んだけど世の中ほど夢中にならず適度なファンなスタンス。
アニメは見たこと無いので動いている姿は初めてでした。

封切りして1週間ほどで見に行きましたがその間でも大分評判を聴いていたので期待値は高かったです。
見てみてなるほど、相当先鋭的なチャレンジをした作品でした。
スラムダンクの絵のテイストなのにCGで非常になめらかで奥行きもあり。
背景に見切れてる人物立ちもちゃんとストーリーしてて疑似空間を作っている感じでした。
なので本当にバスケの試合を見てるような新しい映画体験でした。

正直バスケはドラマにしたり盛り上げがしやすい素材のひとつだと思いますが、
その分あるあるになってハードルを越えられないリスクもあると思いますが。
王道的な展開の応酬でしたがそれでも痺れて拍手したくなるような見事な胸アツ演出でした。
改めて試合展開のシナリオが素晴らしすぎますね。
非常にドラマチックですがちゃんと説得力がある見事さ。
スラムダンクの知識である程度予想出来た部分と、そうじゃなく今作オリジナルで惹きつけられる部分のバランスも絶妙だったと思います。

とにかく映像ですね。
今後のスポーツアニメーションの新機軸になりそうなほど凄い作品でした。


そんなわけで8点。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« すずめの戸締まり | トップ | アバター:ウェイ・オブ・ウ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。