ドラマ批評 ２０１３冬

今クールはクセの強いドラマが多いですね。

・サキ
なんかの続編的なものですかね。
仲間由紀恵の悪女っぷりがすごいです。
面白さはよくわかりません。


・まほろ駅前多田便利軒
映画がすごく好きだったのでかなりの期待度で観てますが、それをも上回る良い感じです。
ってか松田龍平と瑛太って時点でもうドラマの枠を超えて映画のクオリティですね。
映画からドラマになるって珍しいパターンですね。
海猿くらいしか思い浮かばないです。
この松田龍平が演じている行天って男のキャラ、ルックスにめっちゃ憧れを抱いてます。


・最高の離婚
上記のドラマに続いて瑛太主演のドラマ。
一瞬単純なラブコメのようですが、心のやりとりの部分は相当深くてハイレベルだと思います。
ウディ・アレン映画のようなお洒落なテイストもあり良い感じです。
エンディングの踊りも印象的。


・ビブリア古書堂の事件手帖
AKIRAと剛力彩芽ちゃんという今旬な二人による独特な推理ドラマですね。
古書堂を舞台に剛力彩芽の物凄い推理力で周りで起きるちょっとした事件を解決していく。
映像も登場人物のキャラも結構いい感じで好きです。


・カラマーゾフの兄弟
何かクセの強いサスペンスな映画ですね。
元はドストエフスキーの小説みたいですが、読んだことはありません。
最低なクズ人間の父を持つ３兄弟を市原隼人、林遣都、斎藤工という上質なキャストが演じてます。
映像も演出も独特で良い感じです。


・dinner
傲慢な天才料理人を江口洋介が演じているドラマです。
江口洋介に憧れ育った僕ですが、近頃この感じの江口洋介多いですね。
あまり興味は持てません。
倉科カナちゃんはめっちゃ可愛いですね。
展開、演出は典型的なレストランものです。
松重豊は八重の桜と連続で見れて結構不思議な感じです。


・八重の桜
久々に大河ドラマ観てます。
みんな会津弁が上手です。
綾瀬はるかはやはり演技に入ると凄いですね、女優ですね。


・とんび
仁のスタッフがやってるホームドラマですね。
仁も世の中の評価ほどレベルが高いものとは思いませんでしたがコレもそうですね。
ちょっと大げさすぎる演出とわかりやすい前フリからのストーリー展開。
内野聖陽の演技はいつも笑ってしまう感じですが、今回はギリギリセーフで観れます。
演出はさておき、物語は上質で良い感じです。


・終電バイバイ
今クールではまほろ駅前多田便利軒に並んでコレがNo.1ですかね。
毎話とある街を舞台にして濱田岳くんが終電を逃し、その街で起きるドラマチックな出来事を描いたドラマ。
始発が走りだし、夜が明けるまでのドラマ。
街の宣伝にもなるし、街ブラバラエティを更に進化させた番組って感じもします。
ハイセンスだし、毎回ジーンとさせてくれます。


・夜行観覧車
無理してひばりヶ丘の高級住宅街に家を立てた家族の家庭崩壊を柱にした湊かなえ原作のドラマ。
親しいお隣さん宅で起きた殺人事件、をめぐり過去と現在の時間軸で見せてます。
とにかく嫌な気分にさせられるドラマです。


・シェアハウスの恋人
水川あさみ主演のラブコメですね。
水川あさみの演技は何か親近感感じるし、大泉洋が出てるので引き締まってます。
谷原章介は相変わらず慣れないです。
水川あさみは菅野美穂みたいになるといいですね。


・泣くな、はらちゃん
漫画のキャラが現実に出てきてしまうファンタジーです。
僕の女神様である麻生久美子が出てるので観てしまいます。
この枠のドラマにしてはちょっと大人向けですかね。
麻生久美子の演技力が無駄にあり過ぎて、ムダ使いな気分です。
でもはらちゃん（長瀬智也）の演技には意外に泣かされます。
長瀬智也のバカで真っ直ぐなキャラのハマり具合はいいですね。


そんなわけでまほろ駅前多田便利軒と終電バイバイがかなりヒットですね。
ハイセンスドラマはどうしても深夜の低予算系が多いですね。
日本のドラマも早く大衆路線からワンランク上に行くといいのですが・・・。