こんなブログなんて見ている人はたいして居ない。
もう10年近く書き続けているので、
過去の自分の文章を読むのが自分の些細な喜びである。
だので、今書いている文章も常に未来への手紙である。
匿名だし何を書いてもいいのだから、
自己啓発でもしてみる。
引きこもり人間にしては大いなる冒険をしてきた。
独りぼっちでいきなり3ヶ月の初海外放浪。
それを無駄にしたくないと思えた。
なので人生で . . . 本文を読む
ヨーロッパで僅かな逃げ場だったマクドナルド。
帰国後一度も行っていない。
自分は凝り性。
更に完璧主義、コレクター癖が強いので一度始めたことを止めにくい。
そんな中ラーメンの食べ歩きをやめた。
たいして好きでもないラーメンを常に
「新しいラーメン食べなきゃ・・・」
と義務化されていた。
やめてみればたいしたことない事ばかり。
そして
やってみればたいしたことない事ばかり。
そして
やらな . . . 本文を読む
自分は人生で
「変わったね」
と言われたことが無い。
非常によく言われること、久々に会う人に必ず言われること
「変わらないね」
そんな僕が変わりたくて旅に出た。
日本じゃ全く飲まないコーヒー、殆ど食べないパン。
ヨーロッパでは毎日のようにパンとコーヒーを口にした。
全然違う食生活をしていた。
「ああ、俺も全然こんなんで行けるんだな。コーヒーが好きかもしれない」
「帰ったらコーヒーメーカーで . . . 本文を読む
あまちゃんを観ています。
帰国した時ちょいとしたあまちゃんブームなるものを聞いて
「なんじゃそりゃ?」
と他人ごとだった。
自分のようなハイセンス人間を満足させられるのは優秀なクリエイターのコアな作品であり、
子どもや老人が観るような朝の連続ドラマ小説なんぞが面白いわけ無いと無視していた。
しかしふと友人にあまちゃんはクドカン作品で非常に面白いと聞かされる。
それを聞いても
「きっとクドカン . . . 本文を読む
ヨーロッパって。
人々がフランクである。
街中でキスをする。
キスは両頬にする。
石畳である。
オープンテラスだらけ。
近代的都市より歴史的都市が多い。
物価は日本よりは高い。
日曜日休む店が多い。
電車の本数は少ない、たまに乱れる。
風景が美しい。
食べ物は美味しい。
人種・民族がミックスしている。
言語が入り乱れている。
とにかく歴史がある。
日本にも歴史があるが、歴史のあり方が違う。
ヨ . . . 本文を読む
二流小説家 シリアリスト を観た。
赤羽一兵(上川隆也)、45歳。職業は小説家。
とは言っても、彼自身の名前で書いた本は一冊もなく、唯一10年前に書いた若い女性向けのライトノベル「恋するヴァンパイア」でさえも、男の名前では売れないという理由で母の旧姓と写真を借りて出版している。
現在は、アメリカ出張中の兄の家を間借りしながらエロ小説を寄稿して生計を立てている。
そんな彼の元にある日、東京拘置所 . . . 本文を読む
今クールははっきり言って近年まれに見ぬ不作ですね。
・みんな!エスパーだよ!
なんと園子温がテレビで連続ドラマ。
こんな素晴らしい時代が来るとは。
流石に容赦無い表現です。
エロくて、バカバカしくて、激情的。
やはり魂揺さぶる演出が凄い。
石崎ひゅーいのエンディングテーマも半端ない。
色んな意味でテレビドラマの枠を越えてて、リアルタイムで観ながら
「ああ、コレは伝説的なドラマになるな・・・」
. . . 本文を読む
サンゴレンジャー を観た。
2013年夏の石垣島。町長選を控え、島では美しいサンゴ礁を破壊する大規模な【橋の建設計画】をめぐり、賛成派と反対派の対立が日ごとに激しさを増していた。
ある日、環境省の自然保護官で、正義感溢れる熱血漢・矢島(青柳翔)が石垣事務所に赴任してくる。
「オレは橋の建設に絶対反対です!この美しいサンゴ礁を守る《サンゴ防衛レンジャー》になります!」と宣言し、赴任先の同僚たちを . . . 本文を読む
ワインを飲んだ奴が
「あ・・・結構飲みやすいワイン!」
っていうのをよく聞く。
日本酒を飲んだ奴が
「あ・・・とっても飲みやすい!」
ってのも聞く。
ワインは大抵飲みやすいんだよ!
日本酒も大抵飲みやすいんだよ!
新しい感想言えよ!
遠回しに美味しくはない!って言ってるようなもんだぜ。
褒めるならまず
「あっ!美味しい!」
が最初だろ!
スウィーツとかを食ったあと
「甘さ控えめで・・・」 . . . 本文を読む
近頃酸味のあるものがちょいちょい好きである。
子供の頃は嫌いだった酸味のあるもの。
年々僕の味覚ワールドに侵入してくる。
子供の頃嫌いだったお酢を使った料理も最近では体が欲する。
何か大人の味がわかるようになってきた気分。
嫌いになるものは無いので、
食の幅は広がってく一方である。
こういう新しい好きな味を発見する度に
「ああ、歳をとるのも悪くないね!」
って心底思う。 . . . 本文を読む
旅において最も重要な要素。
旅の色合い、意味、思い出、感動、空気、目的、得るもの全て。
それらを決定する大きなポイント。
それは・・・一人か?一人じゃないか?
である。
旅の最中で出会いがあり、時には複数で行動したこともあった。
それは楽しくとてもいいものだった。
一人は一人で本当に得るものが多かった。
本当に誰にも、何にも頼れない。
不安はとてつもなく大きいものだったが、乗り越えた時 . . . 本文を読む
学ばない探偵たちの学園 を読んだ。
鯉ヶ窪学園2年生の赤坂通は望まざるも探偵部といういかがわしい部活の部員になってしまう。
3年部長の多摩川流司と同じく3年謎の関西人八ツ橋京介といつも通り馬鹿馬鹿しい推理議論を繰り広げたとある日の放課後。
用務員と放課後の見回りをしてかえろうとした時、保健室で起きた密室殺人に出くわす。
それはやがて連続殺人へと発展していく。
あてにならない警察、探偵部顧問等とと . . . 本文を読む
俺はまだ本気出してないだけ を観た。
大黒シズオ(堤真一)、42歳、バツイチで子持ち。
「本当の自分を探す」と勢いで会社を辞めるも朝からゲームばかり。
父親(石橋蓮司)には毎日怒鳴られ、高校生の娘静子(橋本愛)に借金し、バイト先ではミス連発。
そんなある日、突然「俺、マンガ家になるわ」と宣言。
根拠のない自信をもとに出版社に持ち込みを続け、編集者に励まされつつ雑誌掲載を目指す日々。
描くことが . . . 本文を読む
インポッシブル を観た。
2004年12月、マリア(ナオミ・ワッツ)とヘンリー(ユアン・マクレガー)夫婦は3人の息子を連れてタイへバカンスへ来た。
楽しいバカンスになるはずが突然の大災害、大津波に襲われる。
急な濁流に飲み込まれる人々、マリアたちも波に飲まれる。
流されてる最中に長男ルーカス(トム・ホランド)は偶然見つけたマリアと必死に合流しようとする。
恐怖に怯え泣くルーカスだがマリアが大怪 . . . 本文を読む
華麗なるギャツビー を観た。
宮殿のような豪邸に暮らす、謎めいた男がいる。
彼の名は、ジェイ・ギャツビー(レオナルド・ディカプリオ)。
どこから来たのか? どうやって大富豪になったのか? 仕事は何をしているのか? いったい何のために、毎夜のように豪華絢爛なパーティーを開くのか? 誰一人その答えを知らない。
「真実を話そう」と、ギャツビーは隣人のニック(トビー・マグワイア)に、自らの生い立ちを打 . . . 本文を読む