ダーティー・ハリーの唄うのは
石の背中の重たさだ
片目をつぶったまま年老いた
いつかの素敵な与太者のうた
その昔君にも
生きるだけで
せいいっぱいの時があったはず
あげるものも もらうものも
まるでないまま
自分の為だけに生きようとした
唄う僕は汚れた歯ぐき
ルームクーラーの湿った風をかじってる
夕べあの娘は最後の汽車で
南の町へ行ってしまった
夢はなかったけれど
時には泣きたい程優しかったよ
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地震の夢ばかり観る。
今日はこんな夢。
大津波で流された人や家が流れつく
不思議な島に僕は居た。
たくさんの瓦礫や
家ごと流されてきた疲れきった人々が
次々とやって来る。
みんな生きていたけど
疲れていた。
海岸沿いを
トボトボと歩いた。
次々と限なく漂流物がやってくる
何処か遠くで大変な事態が起こっていることを
僕はそこで思い出した。
そしてこの荒廃した土地で
何か人のために生きて . . . 本文を読む
今日のチャリティマッチは非常に有意義でした。
三つとも素晴らしいゴールだったし、選手たちの心も伝わりました。
そしてこの舞台で最高の声援を浴びてプレーしたカズが
最後に見事なゴールを決めるあたり
持っているというか
だからこそKINGと言われてきたのだなと
再確認させられました。
ゴールが決まった瞬間
もうボロボロと涙が出ました。
遠藤や本田や小野や中村俊輔や小笠原も素晴らしかったです。
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トゥルー・グリット を観た。
震災の影響でずっと映画館に行けずにいたので久々の映画観賞でした。
基本的に割引サービスでしか見ないので昼しかやってない今はしんどいです。
しかしコーエン兄弟作品はどうしても見逃せなかったので行きました。
流石のコーエン兄弟映画、名画だったのでわざわざ遠くまで観に行ったかいがありました。
キャスティングの絶妙さ、独特の作風、
相変わらず一級品でした。
僕の好きな . . . 本文を読む
この世はとにかく色々あって
一つ一つをとことん考えるのだが
とことん疲弊してしまう。
しかし何はともあれ今日も僕は生き延びている。
というわけで久々にスタジオに入りバンドをやる。
僕の場合それで全てが解決するような
そこに全ての答えがあるような錯覚がある。
日常ではあまり無い
爆音を発するという行為
思いっきり大声を出す行為。
それが無いと僕の場合は生きれない
生命維持のための行為です。 . . . 本文を読む
男とは実に情けない生き物です。
色々な人が言うように
過去の恋愛を非常に引きずります。
別れた女性の事をいつまでも意識して生きていきます。
下手したら一生その記憶を背負って生きるかもしれません。
そんな男という生き物は、
別れた恋人もいつまでも自分のことを想ってくれている。
何かしら意識しているだろうと錯覚している。
別れた恋人は僕以前も僕以後も何人かの男性と
付き合うでしょう、
そして . . . 本文を読む
頻繁に計画停電の対象になる僕の住む街。
今日は初めて夜のゴールデンタイムの停電だった。
駅を降りると駅の周りが無くなってしまったかのような異様な光景。
人々も非常にざわつく。
駅だけが煌々と光をともし、明かりを求めて来た人達が沢山溜まって避難所の様な光景だった。
駅から一歩出るともうほとんど光はない。
大通りは車のヘッドライトで多少明るいが、交差点を渡るのはかなり困難。
渡れない人と必 . . . 本文を読む
テレビでの地震の報道は減りつつあり、
通常の番組も増えつつある。
しかし復興はまだまだ先の話。
まだまだ不明者も沢山居ますし
被災者の暮らしも原発の危機も問題は何も解決していない。
そんな中、著名人の方々は大金を寄付したり
チャリティ活動をしたりと
世の中に分り易く伝わるように被災者を支えたり
復興を手助けしている。
自分には数千円を寄付できても
数億円を寄付できない。
僕が呼びかけても . . . 本文を読む
先日とんねるずのみなさんのおかげでしたで放送されたきたな美味い店。
以前は毎日のように行っていた行きつけの店だったのだが、結構ご無沙汰していた店に久々に行った。
かなり古い建物だし、小さい建物なので
先の大地震で崩れてしまったのでは?
と一抹の不安がありましたが無事に残ってました。
あちこちにとんねるずの痕跡が。
ペレもありました。
テレビに出たから暫く混んでいて迷惑かけますとあちこち . . . 本文を読む
親元を離れ始めて一人暮らししてかれこれ15年ほど。
食事というのは効率的なパターン化を完成させる。
仕事でだるくなってしまうので自炊は、自炊というほどじゃないのだが。
カップ麺や乾麺のパスタばかり。
基本的にパンは食べないし、最近はめったに米を食べない。
つまりカップ麺や乾麺のパスタは僕の生命維持をしてきた貴重なエネルギー源。
そのカップ麺や乾麺のパスタが近頃手に入れるのが非常に困難。
. . . 本文を読む
人間の価値って奴が何処で決まるのかはわからない。
よく自分が死んだら何人が悲しんでくれるか・・・。
なんて妄想があるが。
僕個人、友達や親類など人間関係は多めで人生を生きて来たつもりだが
大地震が起きたとき、僕を心配して連絡をよこしてきたのは父親ただ一人だった。
しかも大分経ってからだ。
電話が繋がりにくかったのもあるが、電話をしてみて色々話したが僕より前に兄や親戚と既にコンタクトは済んで . . . 本文を読む
こんな事態なので皆手をとりあって進むべきなので
決して憤らないように暮らしていたのだが。
原発の危機管理ってどの程度の物だったのだろうかと非常に疑問を抱く。
地震の規模が想定外なのはわかるが、それ以外でも万が一原発が機能しなくなる可能性はあるのでは無いだろうか。
今までも原発にまつわる事故はいくつもあったわけで
原発だって所詮人間が行っているものである。
このあまりに打つ手なしの状況が非 . . . 本文を読む
久々にリハビリへ。
ここ数日、寒い部屋でずっとじっとしていたせいか腰の調子はすこぶる悪い。
イタリアンのお店でオシャレにランチを食べて美容室へ。
大分髪が伸びていたのですっきりしたかった。
地震後ほぼ誰とも喋っていないので、美容師さんとの会話は体に滲み込むようで軽快だった。
相変わらずキュートな方で癒される。
新しいヘアースタイルで軽く近所を徘徊して帰る。
映画館が昼しか営業していない . . . 本文を読む
今日も風呂の蛇口からは濁ったお湯が出てきた
計画停電の時間帯
ただただ考え事しかしない
地震から一週間が経ったが
状況は悪いままだ
人は何事にも意味を持たせたい
一体この時間は僕にとって何なのだろうか?
映画ばかり見る僕は
いつもこんな事が自分に起きたらどうするだろうか?
などと妄想してみたりする
長い人生の中
いつか自分の身にも壮絶な事が訪れる
そんな覚悟はしている
しかしま . . . 本文を読む
計画停電がやってきて街はゴーストタウン化しています。
消えた街中の信号機
徐行する交差点の車たちと渡れない歩行者達
何処も営業していない駅の周り。
毎日が見たことの風景の連続です。
困難は続くのですがこんな時、音楽は非常に有効です。
小沢健二は僕の音楽人生でも最も崇拝するアーティストの一人です。
彼の「dogs」(「犬は吠えるがキャラバンは進む」)というアルバムに
「天使たちのシーン . . . 本文を読む