元々海外の知識も無いし、毎日情報量が多くてやることが多い。
大変なのは次の街探し、その街の調査、そしてその街での宿探し。
なるべく早めに済ませたいと思いつつも毎回チェックアウト前日夜遅くまで次の行き先を悩む。
もっと南を目指そうか?アマルフィに行こうか?ソレントに行こうか?冒険してアテネまで行こうか?など色々な選択肢に悩む。
そんなノープランであてのない旅程。
時間も限られているので第一候補だった . . . 本文を読む
今日もテラスでのケーキバイキングからスタート。
気合を入れて市内の観光名所を早足で巡る。
そして天気も良かったしかなりの勇気を使ってカプリ島行きの船のチケットを買える場所を探す。
チケットカウンターのおっさんはむっさ無愛想で無説明で値段とか仕組みとかさっぱり分からないが、
CAPRIって文字が見えたから値段もわからず勢いでチケットを買う。
なんだか凄い達成感。
そして水上バス的な船の出港を待つ間 . . . 本文を読む
ホテルは安いくせに屋上テラスで朝食を出してくれる。
何故かケーキバイキング的な朝食。
僕はケーキも朝食も苦手だが、サービスとしてはコストパフォーマンス良いなと感心する。
街へ出るが相変わらず辟易する空気感。
何処へ行っても人が多くて雑多で汚くて。
二日目にして二度と来ないと心に刻み込む。
ちょっと観光名所を巡るが少しでも市街地から離れたくてポンペイを目指すことに。
本当はカプリ島に行きたかった . . . 本文を読む
ローマを去る。
泊まったホテルは家族経営なのでチェックアウト時、おばあさんと二人のスタッフでフレンドリーに送り出してくれた。
まるで息子を送り出すかのように背中をさすってくれて「このホテルはどうだった?また来てね」と言っていた。
テルミニ駅までのバスでの楽な行き方も教えてくれた。
しかし僕はこの3日間、不安でバスや地下鉄に乗っていなかった。
ローマの地下鉄はちょっと治安が悪いというので。
しかし . . . 本文を読む
風邪をこじらせているので今日もスローペースに。
相変わらずスッキリしない天気。
ちっとも見つけられなかった真実の口は昨日通っていたのにすっかり見落としていた。
ただ記念写真を撮るだけなのにディズニーランドのような行列ができていたので僕は外から拝見するだけ。
一人旅ものがそんな行列に並んで写真撮ってても気色悪いからね。
パラティーノの丘、フォロ・ロマーノ、コロッセオを観光。
コロッセオではお約束の . . . 本文を読む
風邪気味だからホテルで休んでから遅めの出発。
雨の降る中ポポロ広場からスタート。
そこからスペイン広場、トレビの泉などの観光名所を一日かけて巡る。
とにかくローマを歩いて歩いて歩き回る。
そしてコロッセオへ、時間が遅くなったので外観だけ拝見。
ローマは見どころは非常に多いがコンパクトに狭い範囲に収まっているので徒歩でも一日で廻れる。
ローマは一日にして観光可能ということを学ぶ。
だから人気の観光 . . . 本文を読む
非常に好みだったフィレンツェを去る。
ホテルのチェックアウト時、片言同士の英語で女性フロントの方とやり取り。
「次はローマに行くのか?」「ハイ」「ローマから日本に帰るのか?」「いやいや、ローマからナポリに行こうと思います、日本はまだまだずっと先」
「オー、ロングジャーニー!!」「イエス!!」のやり取りに何かよくわからないけど、ああ長旅がこの先も続くのだな・・・と思って泣けて来た。
ロングジャーニー . . . 本文を読む
二日目もフィレンツェ。
この旅始まって以来の雨、冷たい雨が時々降ってはやむ。
一日フィレンツェを見て回る。
腰がまだ危険な感じ、前日の階段は大分こたえている。
なのにフィレンツェは高台の上に名所があったりして、僕はタクシーとか使えるほど裕福では無いので歩く歩く。
ホント高低差ありすぎて耳キーンなるわ!なフィレンツェ。
疲れながらも非常に僕好みな程よく静かで程よく都会でこじんまりとした街。
疲 . . . 本文を読む
初のホテル、朝食は何時からか?前日何も食べていないので逃すわけにはいかない、という不安でほぼ眠れず。
無事朝食にありつくが、おそらくイギリス人と思われる大量の若者集団に囲まれ酷いアウェイ感の中での朝食。
しかもビュッフェスタイルなので常に若者たちの最後尾に並ぶ。
たいして美味くもないが、食えるうちに食っておこうの精神で頑張って食べる。
そうして荷造りをしてヴェネツィア・サンタ・ルチア駅を目指す。 . . . 本文を読む
放浪開始。
遂にヨーロッパ独りぼっち。
ぼんやりと友人宅を朝出たら乗る予定の電車ギリギリ。
チケットのやり方戸惑ってたら駆け込み乗車に。
重いスーツケースを持って走ってくる僕を電車がちょっと待ってくれました。
ホント幸運なスタートだった。
そうしてボルツァーノへ。
乗り換えの待ち時間が1時間以上あったのでブラブラとしながら待つ。
何をしててもドキドキが止まらない。
そして電車で次の目的地ヴェ . . . 本文を読む
友人に連れられアルト・アディジェ州の州都ボルツァーノへ。
州都だけあって流石にメラーノよりは都会。
より大きい市街地、人も多く賑わいがあり栄えている。
しかしその分喧騒感が強く、可愛らしさと清潔さと美しさにはちょっと欠ける。
チロル地方なテイストだが実用性と商売性が強い感じの街でした。
そこで自家製ビールを出す店でビールとお肉を頂く。
ビールは独特で穀物感が強くて美味しかった。
お肉も海外らし . . . 本文を読む
居候先の近所をぶらりしてばかりの日々。
まあ腰痛のリハビリ。
メラーノの川沿いを蒸溜まで。
散歩道の行き止まり、ちょいとした滝まで。
そこからちょいと小高い丘の上にあるドルフチロルを目指す。
腰に不安があるので上の散歩道まで辿り着いた所でそれ以上先はやめておく。
ベンチに座りそこから見える風景をしみじみ見渡す。
はあ、なんで俺は今こんな場所に?感を一々感じてしまう。
一人旅って何かいい響き . . . 本文を読む
36年日本で生きてみたが、何かとどん詰ってしまった。
人より多くを望んだが、望んだことは何も成し遂げられなかったし
この先を生きていく希望も抱けない。
駄目だったという結論を出すには十分な時間は過ごした。
そんなことがあり自分の思考パターンを変えたくなり、
自分探しと自分の居場所探しの為に日本を離れてみた。
なぜ自分が日本人なのか?自分ってなんなのか?
なぜ苦しみ、なぜ生きなければならないの . . . 本文を読む
3日も同じ町に居ると徐々に小慣れてくる。
一人でかなり長いこと歩きまわった。
駅を見てみたり。
イタリアはなぜか電車の乗り方がややこしくてハードルが高い。
見知らぬ住宅街を見てみたり。
住宅街にも教会やバールはある。
初めてiPodを聞きながら散歩してみた。
自分の音楽はこの街にも負けてないな・・・なんて思ったりして。
一人で洋服屋や本屋や薬局やスーパーに入ってみる、が買い物は難しい。
一 . . . 本文を読む
旅立って以降地味に体調は悪い。
ヘルニアは相変わらずだが、便秘気味で肌荒れは人生でもピーク。
時差の恐ろしさか。
この日も近所を散歩。
友人に連れられ徐々に行動範囲を広げていく。
地元ならではというお店で買い物してみたり
スーパーで買い物してみたり
初めて一人で屋台のソーセージを買ってみる。
メニューは選べないので写真を見て指で指す程度。
金額はレジのところに出てたので分かった。
たったそ . . . 本文を読む