情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

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鳥取県弁護士会、委員派遣拒否を臨時総会で正式決定 ~「人権擁護」条例

2005-12-27 05:34:09 | 人権擁護法案(原則必要派)
やや旧聞の部類になりますが,【鳥取県弁護士会(松本光寿会長)は二十三日、鳥取市内で臨時総会を開き、同県人権侵害救済条例の施行規則検討委員会への委員派遣を拒否すると同時に、同条例の改廃を求める決議をした。決議文は同日、鳥取県知事や議長に送付した。同弁護士会は検討委員会への派遣拒否を先月、常議員会で決定。片山善博知事に松本会長が直接伝えていたが、臨時総会で正式に決定した。
決議文では「違憲の疑いがある現状の条例の存続を前提とする限り、いかなる協力もなしえない」としている。】ということです(山陰中央新報)。

独立性の担保のない機関が迅速な手続を旨とする人権救済手続をすることは避けるべきだと思う。また,メディア規制も問題あり,ということで,鳥取県弁護士会は従前からこの条例案には反対していたが,今回委員の派遣拒否まで決議した。この決断は今後大きい意味を持ってくると思う。

話は変わるが,日弁連も刑事手続きの改悪などに対しては,きっぱりとした姿勢を示してほしいところだ。地方がきちんと注文をつけることができるのに中央はダメダメっていうのは,マスコミと同じ図のように見えるなぁ。もちろん,日弁連も分野によっては頑張っている部分もあるし,執行部に反対して(あるいは執行部内で)頑張っている人もいるので,こういう単純な切り口ができるものではないとは思うが,鹿児島の国選拒否なんかのきっぱりした態度を見ると,日弁連ももっと頑張れって気になってしまう…。

参照:第159回国会 法務委員会議事録(平成16年6月2日)

【さらに、鹿児島新聞の二〇〇三年の七月十二日付の報道によれば、検察庁、鹿児島地検が国選弁護人の解任請求を行って、それを鹿児島地裁が解任を認めるという、そのような事実が存在しております。
 その理由は何なのかというと、報道によれば、弁護士が接見禁止中の被疑者と接見したときに、親族の手紙、お父さん頑張ってねとか、あなた頑張ってねというような手紙を、メッセージをガラス越しに見せた。被告人を励ますために、被疑者を励ますために、証拠隠滅のおそれなど全くないような、そのようなメッセージを見せた。このことを理由に、国選の解任請求を鹿児島地検が行って、それを鹿児島地裁が決定する、認めるというようなことをしておる。
 これは、鹿児島弁護士会はこれに対して抗議声明を出して、その後の二カ月間、国選弁護の推薦手続について拒否している、裁判所、検察庁のやり方が極めて違法であるということで拒否しております。このような事案、事例も生じています。
 そして、この問題については、志布志町の有志の人たちを中心に、住民の人権を考える会ということが組織されて、一万人近い署名を集めて、公安委員会やいろいろなところで訴えておられます。】
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「情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士」というサイトで教えていただいた国会の議事録から。報道によれば、弁護士が接見禁止中の被疑者と接見したときに、親族の手紙、お父さん頑張ってねとか、あなた頑張ってねというような手紙を、メッセージをガラス越しに見せた。被告人