踊る新聞屋さんのブログに宮城県警事件に関する記事がありました。
http://t2.txt-nifty.com/news/2005/06/post_7c38.html
元ネタを少し引用すると
【宮城県警の犯罪捜査報償費(県費)をめぐる浅野史郎知事と宮城県警の対立は24日、知事が予算執行の停止に踏み切ったことで新たな局面に入った。関連文書の開示と捜査員の聴取を求める知事に対し、「捜査上の支障」を盾に拒み続ける県警。浅野知事と東川一県警本部長は記者会見し、ともに正当性を訴えたが、従来通り平行線をたどった。知事と県警の長い争いは、前代未聞の軌跡を描き始めた。】http://www.kahoku.co.jp/news/2005/06/20050625t13027.htm
もともとの発端は、
【宮城県警の報償費をめぐっては、仙台市民オンブズマンが01年、99年度の報償費文書の開示を浅野知事に求めて提訴し、仙台高裁で係争中。被告の知事は昨年、県警に会計文書の閲覧と捜査員の聴取を要求し、県警はいったん文書閲覧を許したものの、知事の対応を不満としてその後は認めず、対立が続いていた。 】というものhttp://www.asahi.com/national/update/0624/TKY200506240129.htmlで、えっ、まだやってたんだって感じがした。
しかし、ことは重大である。
警察法38条は、次のように規定されている。
第38条1項 都道府県知事の所轄の下に、都道府県公安委員会を置く。
3項 都道府県公安委員会は、都道府県警察を管理する。
それにもかかわらず、県警は、
【県警幹部によると、カンパは警視正や警視、警部らに呼び掛ける方向で内部協議している。1人当たりの拠出額はまだ決まっていないが、停止される金額がかさんだ場合は、全職員に協力を要請するという。現時点ではOBには頼らず、現役で穴埋めする考えだ。】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050624-00000011-khk-toh という。
………知事に報告するくらいなら自分で調達した方がましだ……そんなに後ろめたいことしてんの?と勘ぐりたくなる。
東川県警本部長は、【報道陣から「知事には高い守秘義務があるのに、なぜ支出文書を見せないのか」と質問された時には、「知事に守秘義務はあるのですか」と硬い表情で問い返した。】http://www.kahoku.co.jp/news/2005/06/20050625t13027.htm
とにかく報告したくないっていうのが県警幹部の頭にあって、法律がどうなってるとか、実際に捜査に支障を来すような事態が発生するかどうかとか、そういうことは考えていないって言うのがばればれ?!
今後の動きに要注意ですね。
要注意といえば、浅野知事、階段を使うときは携帯を持たない方がいいですよ!!!