tokyo_mirage

東京在住・在勤、40代、男。
孤独に慣れ、馴れ、熟れながらも、まあまあ人生を楽しむの記。

20181123

2018-11-23 23:00:00 | 今日の出来事
3連休初日。電車を乗り継いで妻とHに新居を探しに行く。
正午にHに到着。気に入って今までに2度訪ねたことのある洋食店Tに入る。
800円で主菜2種類の定食が食べられるのが嬉しい。
Hは学生の多い街なので、本当はこうした店がもっとあってもいいと思うのだが。
Hの不動産屋を訪ねるのはこれで4軒目。これまでは大手チェーンだったが、
今回は地元に本社を置く、直営工務店も持つ不動産屋。
ソファーやデスク周りの雰囲気など、室内も「町の不動産屋」という感じがありありと出ている。
事務所内での無駄な待ち時間が少ないのがありがたく、
(大手はなぜか待たせる。来店した客本人を見てから裏で作戦会議でも始めるのだろうか?)
すぐに車で出発する。不動産屋の直営工務店が建てている物件をめぐる。
傾斜地が多いのがHの町の特徴で、断崖に要塞のように聳えている物件もある。
駐車場前におかしな「共同使用部分」のある都市型狭小住宅もある。
古家が建っていて事実上土地だけを売っている物件もある。
物件を外から眺めていると、近所のおばちゃんが出てきて、前の住人は車の出し入れで
この路地の奥の住人とトラブルになったのよ、とわざわざ教えてくれる。
その奥の家が所有する私道なのに無断で通り抜けたら、それはトラブルにもなるだろうと思う。
なぜそのような駐車場付けをしてしまったのか疑問だが、築40年以上になるらしい。
昔はこういう強引さがまかり通ったのか。
最後に回った1軒は高台に建ち眺めがいいが(富士山も見える)、
その分、駅からビル5,6階分くらいは坂道を登らなくてはならない。
僕は山登り好きなのだから「日頃のトレーニング」と思えばいいだけのことだが、
妻は息切れがしちゃう、足が張る、と言う。
不動産屋に戻り、購入に至った場合の段取りを聞いてから、店を後にする。
事前の不動産サイトの検索で、H駅から徒歩20分のところに分譲住宅があるのを見ていたので、
そこまで行ってみる。
秋も深まった夕暮れ、風が冷たい。
たどり着いた分譲住宅は、限られた敷地の中に6棟ほどが建つ、いかにもな「開発宅地」。
どの家にも庭はほとんどなく、地面はコンクリートに埋め尽くされて6棟がモザイク状につながる。
今時分のこの陽気のせいでもなかろうが、寒々しさをおぼえる。

夕飯は妻が豚の角煮を作った。