tokyo_mirage

東京在住・在勤、40代、男。
孤独に慣れ、馴れ、熟れながらも、まあまあ人生を楽しむの記。

R-1ぐらんぷり2016の感想

2016-03-09 15:17:28 | 今日の出来事
今さらだけど、R-1ぐらんぷり2016の感想。時間が経ってからの方が、整理できていいのかも。
「何を上から目線で」という書きぶりは承知の上で。
ちなみに、1回戦だけで「もういいや」と思えてしまい、ファイナルステージは見ていない。

<「ワザあり」と感じた人>
・エハラマサヒロ
 この人に優勝して欲しかった。一番芸達者だったと思うのだけど。
 この人を無冠のまま埋もれさせてしまうようなことがあってはもったいない。

・横澤夏子
 うまいなあ。でも、もう充分売れてるんじゃないかな?
 そういう意味では下のカテゴリーにも入る。

<あなたはもういいでしょう、充分売れてるでしょう…という人>
・小島よしお
 誰もが知るあの海パン芸から脱していないのなら、こういう場には出てこなくていいんじゃないかな。
 「過去のヒット芸の利息」で笑いを取っているだけのように見えてしまう。

・厚切りジェイソン
 賞のお墨付きを今からもらわなくても、その芸はもう充分認知されていると思う。
 頭は良さそうな人だし、活躍の場もすでに充分広がっていると思う。

・とにかく明るい安村
 一世を風靡した裸芸を封印したのには気概を感じるけれど、その代わりの芸としてはパンチが弱い。

<いいね!という人>
・シャンプーハットこいで
 面白いんだけど、また見たいんだけど、
 「こういう芸、どこかで見たことあるような…」という感じが拭えない。

・ルシファー吉岡
・おいでやす小田
・マツモトクラブ
 面白いと思う。ただ、きれいに整い過ぎている気がするので、
 ネタの中に何かもっと「意表を突くもの」「裏切るもの」がまぶしてあると、化ける気がする。
 オチももっとパワフルに。

<うーん…?という人>まあ好みの問題だな。
・サンシャイン池崎
・ハリウッドザコシショウ
・ゆりやんレトリィバァ
勢いだけで押してる感じがする。
それをもって「技巧がない」などと言い募るつもりはないし、
これも笑いの取り方のひとつであることは認めるけど。
ただ、「R-1」の「R」が「落語」の頭文字であると聞くと、違和感はなおさら。
優勝したハリウッドザコシショウは、会場を味方につけたのがうまかったんだろうと思う。
(審査員も案外その場のそういう「空気」に流されがちなものなのかも)
しかしお茶の間では、チャンネルを変えたくなるくらい白けてた人も多かったのでは?

「R-1」の歴代優勝者は
・だいたひかる
・浅越ゴエ
・ほっしゃん。
・博多華丸
・なだぎ武(2回)
・中山功太
・あべこうじ
・佐久間一行
・COWCOW 多田
・三浦マイルド
・やまもとまさみ
・じゅんいちダビッドソン
か…。もともと名のあったベテラン以外、
特に「人気の起爆剤」としては機能していないみたいだな…