tokyo_mirage

東京在住・在勤、40代、男。
孤独に慣れ、馴れ、熟れながらも、まあまあ人生を楽しむの記。

20181222(土) 新宿・芝・六本木

2018-12-22 23:00:00 | 今日の出来事
昼前に妻と新宿に出る。髙島屋前の「老辺餃子館」で酸辣湯麺のランチセット。
最近、中華料理店で酸辣湯麺があると必ず試している。
酸辣湯麺は店によって個性がずいぶん違うのが面白い。ここのは僕好みとは言えなかった。
でも、蒸し餃子も杏仁豆腐もついて、新宿のこの立地でランチが1000円以下というのは素晴らしい。

髙島屋で財布を見る。
僕は店員に話しかけられるのが嫌いなのだが、夫婦二人連れで来ていると、
僕の発する「話しかけるな」オーラは、妻の発する、良く言えば「オープンな」、
悪く言えば「隙だらけな」オーラに負け、
店員にちょくちょく夫婦の会話に割り込まれて鬱陶しい。
店員の応対は妻に任せ、ひとりで商品を見る。
品数は多かったが決定打に欠けたので隣の東急ハンズへ。
これ以上自分の買い物に妻をつきあわせるのは悪い気がしたので、
妻を別の売り場に行かせ、ひとりで財布売り場へ。
東急ハンズならデパートとは違い店員に鬱陶しくまとわりつかれることはないだろうと思うも、
ちょっとでも時間をかけてある特定の商品を見ていると、
こちらがその商品に気があると思うのか、すかさず話しかけてくる店員がいる。
目も合わさずに「大丈夫です」と、わりと邪険に追い払っているつもりなのだが、
それでもしつこく食い下がって「他の色もありますので」云々と話しかけてくるのは、
もはや嫌がらせとしか思えなくなる。再び話しかけられたときには、黙ってその場を離れた。
商売人なら「押し」ばかりでなく「引き」の姿勢も学んでほしいものだ。
なんでも積極的にプッシュすりゃあいいってもんじゃない。
欲しい商品に目星をつけたところで、ちょうど妻もやってきたので
一緒に最終的な商品の吟味を行い、売り場の隅に控えめに立つ店員を呼んで、
(ぐいぐい来る店員は決して呼ばない)商品を出してもらう。
ちょっとした辞書のような厚みのあった先代ではなく、10数年愛用した先々代に近いものに落ち着いた。
・二つ折り
・ジーンズの尻ポケットに無理なくおさまる厚み
・小銭入れが2つに分かれている(100円玉以上と50円玉以下を仕分けするため)
・小銭入れはファスナーではなくボタン止め(ファスナーは先代で懲りた)
「表面にミシン目が見えない」というこの財布の特徴も気に入った。
先々代も使い込むうちにミシン目からほつれてきたので。
皮の経年変化も楽しめるというから面白そうだ。
誕生日のプレゼントとして妻に買ってもらう。

地下鉄で六本木へ移動し、雨の中を歩いて東京タワーの足元にある東京プリンスホテルへ。
ラウンジのカフェ「ピカケ」のケーキセット券が我が家にあった。
ただし1枚しかないので、これもまた誕生日の特典として僕の分は妻にごちそうになる。
窓外の赤く色づいた木々と、ロビーのクリスマスっぽいしつらえを見ながら休憩。

東京タワーへ。ショッピングフロアに昔からいるのが似顔絵師。
夫婦の似顔絵を描いてもらおうと思ったが、見本の作風でこの人と決めた絵師が今日はもう店じまいらしくて断念。

六本木へ。
イルミネーションイベント「スターライトガーデン」を見ようとミッドタウンへ行くと、
目的の庭にたどり着くまで、ミッドタウンの敷地内・建物内に定められたコースを長々と歩くことになる。
混雑を見越してなかなか周到な「迂回経路」が組まれているようだ。
建物内のホールには何列も折り返しができる待機場所までできていた。
クリスマスイブともなるとこれらがフル稼働するのかも知れない。
メインのイルミネーション会場に着くと、スマホで動画を撮っている人が実に多い。
撮ったものを後で見返そうと思うかな?小さいスマホの画面で。
それよりも、目の前で起きていることをしっかり自分の目で見ておく方が貴重なんじゃないかと思う。

六本木ヒルズ・けやき坂のイルミネーションも見て、商店街から麻布十番駅に出てゴール。