tokyo_mirage

東京在住・在勤、40代、男。
孤独に慣れ、馴れ、熟れながらも、まあまあ人生を楽しむの記。

人生初の人生ゲーム

2015-12-14 18:08:54 | 今日の出来事
冬といえばずっと、「ボードゲーム」が憧れだったような気がする。
「暖かいこたつを囲んで、冬の夜長に仲良く」という。
相手がいないと成立しないものだから、独り身が長い者としては、なおさら憧れていた。

それで、アマゾンで人生ゲームを買った。
馬鹿でかいセットが家にあっても邪魔になるので、
新書本を少し長く厚くした程度におさまるパッケージの「ポケット版」だ。
アマゾンで770円。なかなか安い。

(ところで、アマゾンにはファミリーマートで配送品を受け取れるシステムがあるが、
これはとても便利だ。
留守→不在通知を見て再配達日時を登録→再配達の時間帯に待機しておく
…という面倒な段取りがなくなる。
コンビニなので24時間いつでも好きな時に取りに行ける)

人生ゲーム、子供の頃にやったことがないから、多分生まれて初めてやることになる。
パッケージを開けると、
指先ほどの小さな紙幣がたくさん印刷されたシートが何枚かあり、
「職業」とか「お宝」などが書かれたカードもたくさん入っている。
まずはそれをミシン目でピリピリと千切ることから始めた。
ルールブックの冊子も入っているが、いきなり初めてみても大丈夫そうだ。

…で、2度ほど対戦した。
正直「運任せ」のゲームなんだな、と、ちょっとがっかりした。
もっと頭を使う駆け引きや心理戦、波乱万丈の大逆転劇などがあるのかと思った。
「サイコロの出た目次第」という点では、双六とさほど変わらないかな。
僕は2度とも負けたが、負けたからと言って、
自分が何か失敗をしたという反省材料が見つかるわけでもない。
まあ、それゆえにいちいち落ち込まずさっぱりとしていられるという意味で、
気軽なゲームなのかも知れないが…。

ボードゲームで思い出したのは、
子どものころやっていた「チャレンジ20000km」というゲームだ。
20000キロというのは、国鉄(当時)の全国の営業距離で、
その全路線乗車を目指すというものだった。
今ネットで調べると、エポック社とバンダイの2社から同名のゲームが出ていたようだが、
僕が持っていたのはエポック社のものだった。
ルーレットの出た目に従って進むのは、人生ゲームとも似ている。
「アクシデントカード」なるカードがあって、
(小学生の僕はそれで「アクシデント」という英単語を覚えた)
時折旅先で“トラブル”に見舞われることもあった。
小学生の頃は関東甲信越地方しか家族旅行をしたことがなかったが、
遠く北海道も九州も、全国各地の地名をこのゲームで覚えた。
…懐かしいな。あのゲーム復刻しないかな。
日本地理も学べるいいゲームだったと思う。
今なら、当時はなかった青函トンネルも瀬戸大橋もあり、
日本列島をどこへでも鉄道だけで行ける。
その一方で、地方ではローカル線が続々と廃止され、
さらに、当時は隆盛を誇っていた寝台特急もほとんどなくなってしまったが。

ボードゲームは冬によく似合う。
次は、ドイツ生まれの「カタンの開拓者たち」が気になりだしている。

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