橋下代表、取材拒否を撤回

2012-10-20 18:48:58 | 橋下徹

朝日新聞の女の記者が橋下徹大阪市長にやっつけられたのがほったんじゃないのか?

日本維新の会代表の橋下徹大阪市長は20日、「週刊朝日」が自身の出自に関する記事の連載中止を決めたことを受け、17日から拒否していた朝日新聞の取材に応じる意向を表明した。遊説先の熊本市で、記者団の質問に答えた。
  橋下氏は「どういうプロセスであの企画が通ったのか」と週刊朝日をあらためて批判した。
  その上で「今後どんな説明をしてくるのかは分からない。その説明が不十分なら言論でまた戦う」と述べ、週刊朝日側に対し、掲載経緯の説明責任を果たすよう求めた。
  記事はノンフィクション作家佐野眞一氏と取材班による「ハシシタ 奴の本性」。


利根川の洪水氾濫図「捏造」 「八ツ場」推進 狙いか

2012-10-20 07:58:45 | 報道

 八ッ場(やんば)ダム(群馬県長野原町)の建設をめぐり、国土交通省関東地方整備局が高崎市周辺の利根川上流域の浸水状況を説明するために作った氾濫図に、大きな欠陥があることが明るみに出た。氾濫地域とされる山間部や高台で、氾濫の形跡は見当たらない。本体着工を急ぎたい国交省の思惑も透けて見える。「捏造(ねつぞう)」の現場を歩いた。 (荒井六貴)

八ツ場予定地下流域 47年洪水の氾濫図「捏造」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/images/PK2012101902100055_size0.jpg
今回の「氾濫図」では、手前の烏川の洪水が道路奥に走る上信電鉄を越え、山の頂上付近まで上がっていたことになる=群馬県高崎市で(野呂法夫撮影)

建設の是非が問われている八ッ場(やんば)ダム(群馬県長野原町)をめぐり、
国土交通省関東地方整備局が、一九四七年九月のカスリーン台風の洪水により同県高崎市など利根川上流域で発生した水害の氾濫地域を過大に示した図を
作成していたことが分かった。 
この氾濫図は昨年六月、国交省が日本学術会議分科会の資料として作成し、ダム本体着工の条件である「利根川・江戸川河川整備計画」の策定に向けた有識者会議にも示された。
一部の委員から「捏造(ねつぞう)した氾濫図」として撤回を求める意見が出ている。ダム建設の根拠となる治水の必要性の議論に影響を与えそうだ。
氾濫図で示された上流域は、烏川や鏑川(かぶらがわ)が流れる高崎市、鮎川の藤岡市、利根川右岸の玉村町など。
実地調査した有識者委員の大熊孝新潟大名誉教授によると、氾濫図にある氾濫地域(青色)のうち、烏川左岸の高崎市役所や高崎駅がある市街地部分は
川から十メートルを超える高台で、鏑川左岸の上信電鉄の西側は標高約二百メートルの山間部だった。
さらに鮎川や烏川と鏑川が合流する辺りの右岸の一部を除き周辺のいずれも浸水していなかった。玉村町のほとんどが氾濫したことになっているが、
半分以下しか浸水していなかったという。
整備局は有識者会議で氾濫図について「群馬県発行の『水害被害図』と『カスリン颱風(たいふう)の研究』に記録された浸水の深さを基に、見取り図的なひずみを現在の地図の
正確な位置で補正して作った」と説明。現地での地形確認や聞き取り調査は行っていなかった。
建設省(現国交省)は一九七〇年、カスリーン台風の利根川上流域における洪水被害の実態をまとめ、氾濫図を作成した。
今回新たに作成された氾濫図では氾濫地域が大幅に拡大している。

(略)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012101902000134.html

 


石原慎太郎知事が朝日を批判「中傷卑劣」

2012-10-20 07:08:07 | 橋下徹

東京都の石原慎太郎知事(80)は19日の会見で、週刊朝日に掲載された橋下市長の出自についての連載に関して、「友人だから腹に据えかねてあえて申し上げる」とした上で「中傷、誹謗(ひぼう)の域を出ない。卑劣だ」と批判した。
 
 石原氏は会見の冒頭自ら切り出し「出自とか、職業をあげつらって、橋下君のDNAに受け継がれてああいう性格のとんでもない人間をつくったという。家族までおとしめる物書きは許せない」と激高。発行元の朝日新聞出版が朝日新聞の100%子会社であることから「朝日グループ全体の責任」との考えを示し、「アサヒは飲むもので、読むものじゃない」と常とう句で非難。
 
 また、記事の執筆者の佐野氏に対しても怒りが収まらない様子。同氏は石原氏についての著作もあるが、取材方法に疑問を呈し、過去に数件の盗作問題を起こしたと指摘。「卑しい」「インチキ野郎」「同和問題に強い偏見がある」と言いたい放題だった。

朝日新聞出版の週刊誌「週刊朝日」が、新党「日本維新の会」代表の橋下徹大阪市長の出自などに関する記事を掲載したことについて、東京都の石原慎太郎知事は19日の定例記者会見で、「中傷誹謗(ひぼう)の域を出ない。本当に卑劣だと思う」と厳しく批判した。

 

 同社は週刊朝日10月26日号(16日発売)で連載記事「ハシシタ 奴の本性」をスタートさせたが、橋下市長からの反発を受け、18日に謝罪コメントを発表した。石原知事は、「(橋下市長は)友人だから、腹に据えかねている」と切り出し、「彼(橋下市長)の子供たちにも影響する。文筆を借りて他人の家族までおとしめるのは、本当に許せない」と憤った。