ヤバイよ 人間だけではない ペットも受動喫煙でがんの恐れ

2011-02-15 16:46:41 | ペット
有害物質、床近く滞留 「危険3倍」調査も

 和歌山市の石丸動物病院に昨年6月、1匹の猫(オス、6歳)が運び込まれた。数日間エサをまったく食べないという。体からたばこのにおいがしたため、副院長の石丸昌子さん(56)が理由を聞くと、飼い主の自宅は美容院で、猫は灰皿を置いている待合室によく出入りしていたらしい。

 触診で腸のあたりに異物を感じたことから、石丸さんは飼い主の承諾を得て体を切開。腸に複数の腫瘍を見つけた。大きなもので1センチ。既に手の施しようがなかった。病理検査で悪性リンパ腫と判明した。

 猫は食欲が戻らないまま、数日後に衰弱死。検査では因果関係まで特定しなかったものの、石丸さんは「受動喫煙の影響が大きかったのではないか」とみている。飼い主は「たばこが動物にも悪いと知っていたら、待合室に入れなかったのに……」と肩を落とした。

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 たばこが人間の体に悪いということは今やほとんどの人が知っている。しかし、ペットの健康にも同じような影響を与えることについて、飼い主の関心は低い。

 ペットの受動喫煙に関する研究は米国でいくつかの発表事例がある。マサチューセッツ大が93~00年に実施した調査によると、家庭内で副流煙にさらされた猫が悪性リンパ腫になる危険性は、さらされていない猫の2・4倍。その環境が5年以上続くと、3・2倍に上がるとされる。

 また、コロラド大が92年に発表した研究では、喫煙者に飼われている犬ががんになるリスクは通常の1・6倍。特にダックスフントのような鼻先の長い犬種は鼻腔(びくう)がんの発症リスクが高まるとの結果が出た。

 これまでの研究によると、煙に含まれる有害物質の粒子は空気中で下降するので、体高の低いペットは人間より影響を受けやすい。ニコチンは血管を収縮させるため、特に心疾患のある小型犬は注意が必要だ。

 ただし、ペットの前でたばこを吸わなければ大丈夫、というわけでもなさそうだ。例えば猫の場合、毛繕い(グルーミング)をする際、室内に残った有害物質を無意識に口に入れてしまう。さらに喫煙者の呼気は一酸化炭素が多く、抱っこした飼い主の息がかかるうちに体調を崩すケースもあるという。

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 石丸さんは大阪コミュニケーションアート専門学校(大阪市西区)のゼミで動物看護師を目指す学生を指導する傍ら、飼い主に禁煙を促す活動を実施。学生と一緒に啓発のポスターやバッジを作っている。昨年11月に大阪市内であった動物臨床医学会では、受動喫煙がペットにもたらす弊害も発表している。

 世界保健機関(WHO)は06年に「すべての医療従事者による禁煙活動」というスローガンを打ち出した。石丸さんは日本の医師会や看護師会が賛同する一方で、動物医療関係団体の名前がないことに違和感を覚え、活動を始めたという。「家族の一員として暮らす動物たちを受動喫煙被害から守ることは、動物医療関係者の使命です」

 ゼミの学生は今春から動物病院で動物看護師として働き始める。小浦ひかりさん(20)は「喫煙とペットの健康を結びつけて考えられる飼い主はまだ少ない。言葉が話せない動物たちの気持ちをうまく代弁できるようになりたい」。岸上勝彦さん(20)は「ペットと暮らすことが禁煙のきっかけになるといい」と話す。【(<たばこ>人間だけではない ペットも受動喫煙でがんの恐れ (毎日新聞) - Yahoo!ニュース)

猫が犯人か ネコがストーブ倒す? 東京・赤羽で住宅火災

2010-12-20 14:13:49 | ペット
20日午前7時20分ごろ、東京都北区赤羽南の木造平屋住宅から出火、隣接する民家に燃え移り延べ約190平方メートルを焼いた。東京消防庁によると、出火元の男性(61)がのどに軽いやけどを負った。
 警視庁赤羽署などによると、男性は1人暮らし。「ネコを10匹ほど飼っているので、ネコが電気ストーブを倒したかもしれない」と話している。出火当時は電気ストーブをつけたまま別の部屋にいたという。同署が出火原因を詳しく調べる。
 火事では、周辺6棟の壁なども焦げた。(ネコがストーブ倒す? 東京・赤羽で住宅火災 - 47NEWS(よんななニュース))

魚を食べるコウモリ ほんとにいるんだ 凄い

2010-11-24 19:25:31 | ペット
ユビナガホオヒゲコウモリが魚を捕食することが確認された。魚を食べるコウモリが見つかったのはヨーロッパで初めてのことだ。

 体重約9グラム、体長4センチ強と極めて小さいユビナガホオヒゲコウモリは長い間、昆虫だけを捕食すると考えられてきたが、2003年に糞の中から魚の骨とウロコが発見され、研究者を驚かせた。このコウモリが実際に魚を獲るかどうかを調べるため、スペインのビルバオにあるバスク大学のホシェラ・アイアルツァ氏の研究チームは小型の無線追跡装置を使ってその摂食行動を観察していた。

 そして最近、ユビナガホオヒゲコウモリが生きた魚を捕える場面を録画することに成功した。「水面近くを飛び、水面で餌を食べるカダヤシなどの魚を爪で捕らえる」とアイアルツァ氏は説明する。

 魚を捕食するコウモリは、南アメリカのウオクイコウモリなど世界で数種類が確認されている。同氏の研究チームがヨーロッパで確認しているのはユビナガホオヒゲコウモリだけだという。

 漁の腕は確かなユビナガホオヒゲコウモリだが、普段は水生昆虫を捕食していると研究チームは話す。生息地の水域の水位が下がって多くの魚が水面近くにやってくると、捕まえやすくなった魚を捕食するようになるという。

 ユビナガホオヒゲコウモリは、湿地帯や、運河や貯水池などの水路で餌を獲っており、生息地はモロッコ、アルジェリア、ヨーロッパの地中海沿岸から、レバノン、ヨルダン、イランにまで広がっている。

 国際自然保護連合(IUCN)によると、このコウモリは水質汚染、ダム建設、湿地帯の縮小などの影響で危機に瀕している。「生息地の減少が大きな問題だ。スペインでは絶滅危惧種に指定されている」とアイアルツァ氏は懸念する。(魚を食べるコウモリ、欧州で初確認 (ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト) - Yahoo!ニュース)

桃ちゃん偉いな ガンバレ チワワの桃、警察犬に合格…来年1月から出動!

2010-11-19 13:13:36 | ペット
奈良県警の嘱託警察犬審査会で、同県桜井市の会社員松吉慶子さん(31)が飼育する雌のロングコートチワワ「桃」(7歳)が、合格し、県警が19日発表した。

 県警によると、チワワが嘱託警察犬になるのは極めてまれで、来年1月から災害現場などで活躍する。

 桃は体重3キロの小型犬で、12日に開かれた審査会の「捜索救助の部」に出場。遺留品のにおいを頼りに、5分以内に100メートル四方内にいる要救助者を捜す課題をクリアした。

 桃は訓練士の指導を受け始めた6年前から、機敏な動きで才能の片りんを見せていたといい、県警は「大型犬が入れない現場で活躍して」と期待している。 (チワワの桃、警察犬に合格…来年1月から出動! (読売新聞) - Yahoo!ニュース)