数十年間放射能を垂れ流すだけだな 出口見えない福島原発危機

2011-03-31 19:32:32 | 報道
日本の水産業は壊滅 自民党は毎年電力会社から献金もらってたよな。責任は感じないのか?

米原子力規制委員会(NRC)の元委員長で、現在はカーネギー研究所の所長を務めるリチャード・メザーブ氏は、ロイターの取材に「核燃料を冷やすために注水は継続しなくてはならないが、一部で水は漏出しており、建物内の汚染が広がっているため作業員が中に入るのは難しくなっている」と述べた。
 放射性物質で汚染された水を原子炉内にとどめておくことは、周辺環境への汚染拡大を食い止めるためには死活問題。国際原子力機関(IAEA)は30日、福島第1原発から40キロの村で、避難基準を超える放射性物質が観測されたことを明らかにした。また、同原発ではこの日、近くの海水からこれまでで最も高い濃度の放射性物質が検出された。
 第1原発1─3号機では、タービン建屋外の「トレンチ」と呼ばれるトンネル状の構造物からも放射能を帯びた水が見つかっている。
 東京電力はトレンチに貯まった水を復水器と呼ばれる設備に移す計画だが、そのためには復水器に入っている水を空にしなくてはならない。もし汚染水を貯めて処理することがうまくできなければ、海に流れ出てしまう危険がある。
 <海水から高濃度の放射性物質>
 汚染水が太平洋に流れ出ることは誰も望んでいないが、福島第一原発周辺の海水からはすでに、国の基準の3000倍を超える放射性物質が検出されている。
 ただ専門家の多くは、現在原発周辺で濃度が高まっている放射性物質は、少なくとも海水で希釈されるとの見方で一致している。フランス原子力安全当局(ASN)のアンドレ・クロード・ラコステ会長は、汚染水処理の別の選択肢として、新たな格納方法を見つけるか、「海に廃棄する」ことも可能性として挙げている。
 福島第1原発は大地震と津波に襲われてから約3週間が経ち、一部で電気の供給が回復するなど光も見え始めたが、修復作業の進展を邪魔する放射能汚染を封じ込める有効な手立てにはまだたどり着いていない。(焦点:出口見えない福島原発危機、解決には数十年か | Reuters)

安全基準の50倍以上国が隠蔽 IAEAの避難基準上回る放射性物質、福島の飯館村で

2011-03-31 13:47:48 | 報道
国の測定結果は信用できない。

東京(CNN) 東日本大震災による東京電力の福島第一原子力発電所事故で、国際原子力機関(IAEA)は30日、日本政府による避難指示地区外にある地点でIAEAの避難基準を上回る放射性物質を検出したと発表した。

IAEAはこれを受け日本政府に対し状況を注意深く見極めるよう助言したとしている。

同機関が放射性物質の独自調査を実施したのは第一原発から北西や約40キロ離れた福島県飯館村。検出した量には触れなかったが、国際環境保護団体グリーンピースは先に、安全基準の50倍以上に達したと主張していた。直接の健康被害をもたらす量ではないが、長期的に見た場合、がんを発病する恐れがあるとも指摘した。

日本政府は第一原発から半径20キロ内の住民に避難を指示している(CNN.co.jp:IAEAの避難基準上回る放射性物質、福島の飯館村で)

海外に逃げた方がいい 小沢氏「原発は発表より悪い事態のようだ」

2011-03-31 10:17:55 | 報道
金を持ってる人は海外に早く逃げるべきなのか。

民主党の小沢一郎元代表は30日夜、東京都内の自宅で自らに近い若手の衆参両院議員十数人と懇談した。
 出席者によると、元代表は福島第一原発の事故に関し、「自分なりに情報収集しているが、政府や東電が発表するよりも悪い事態になっているようだ」と語った。そのうえで、「政治は、最悪の事態を想定して対応を考えなければいけないのに、危機感を共有しきれていない」と述べ、菅政権の危機管理能力に疑問を呈した。(小沢氏「原発は発表より悪い事態のようだ」 : 福島原発 : 特集 : YOMIURI ONLINE(読売新聞))

少なすぎだもっとカットしろよ公務員給与5%カット検討東日本大震災の復興財源

2011-03-31 09:57:36 | 報道
東日本大震災の復旧・復興財源をめぐり民主党内で、国家公務員の給与を5%カットする案が浮上していることが29日、分かった。2011年度で約1500億円を捻出する。人事院勧告に基づかない給与引き下げは極めて異例だが、全体で10兆円を超えるとされる震災復興費用の財源確保のためにはやむを得ないと判断した。
 同日成立した11年度予算に計上されている国家公務員の給与費総額は3兆7642億円。民主党案では、月給などを特例的に5%削減する給与法改正案を通常国会へ提出。6月以降に引き下げた場合、約1500億円が捻出できる見通しで、がれき撤去などの災害支援策を盛り込む11年度第1次補正予算案の財源に充てる。(2011/03/29-20:30)(時事ドットコム:公務員給与5%カット検討=東日本大震災の復興財源-民主)

台風直撃 汚染拡大 福島第1原発事故 汚染水、配管往来か

2011-03-30 16:52:14 | 報道
台風が来る季節までに解決できるんですか?
何事もずっと考えて何もしないのがお家芸だからね。

東京電力福島第1原発の1~3号機で、タービン建屋外の「トレンチ」と呼ばれるトンネル状の構造物から放射能を帯びた水(計約1万3000トン)が見つかった問題で、東電は30日、2、3号機については地下1階のタービン建屋とトレンチをつなぐ配管で、水が行き来することが可能な状態であることを明らかにした。2号機については原子炉圧力容器が何らかの損傷を受けているとみられることから、炉内の汚染水がタービン建屋を経由し、トレンチに達している可能性が極めて高くなった。
 3号機については、がれきのためトレンチにたまった水の放射線量を測定できていないが、構造が2号機とほぼ同じため、タービン建屋地下の汚染水(通常運転時の冷却水の約1万倍)と同じ汚染水の可能性がある。
 1号機のトレンチは、汚染水がある地下1階ではなく、地上でつながっていることも判明。東電の測定によると、トレンチの水からはヨウ素131が国が定める濃度限度の135倍、セシウム137が8・77倍と、高濃度の放射性物質が検出された南放水口付近の海水よりも低い値だった。東電は「(高い放射線量が検出された)タービン建屋の汚染水から出てきた可能性は低い。津波が流れこんでたまったのではないか」としている。
 東電は3号機のトレンチの水についても30日に核種分析を行う予定だが、高い放射線量が検出された2号機についてはめどが立っていない。
 一方、経済産業省原子力安全・保安院は、1号機のトレンチ内の汚染水を同日中に1メートル下げるのを目標に移動させる方針を示した。【江口一、酒造唯、足立旬子】(東日本大震災:福島第1原発事故 汚染水、配管往来か 2号機建屋とつながる - 毎日jp(毎日新聞))