ルポ 刑期なき収容―医療観察法という社会防衛体制 | |
浅野 詠子 | |
現代書館 |
図書館から借りてきていた『刑期なき収容』を読み終えた。夜寝床で読むもんだからちょうど一週間かかってしまった。自分自身の仕事も問われていると思った。
医療観察法の対象とされた人の中に自殺者が多い…と言うことは私も医療関係者からきいたことがあるが、この本の中でも同じことが書かれていた。出発点がどうだったのか…はもちろんだが、いまきちんとこの法制度の見直しがされないといけない時期だと思う。まずはその現場にいて「?」と思っている人たちが、その「?」を声に出していかないとアカンと思う。