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なんとも豪勢な手話サークル定例学習会でした

2011-11-16 | 手話

  手話サークル・あすなろの手話入門講座も今日が終了式。

  隣の小さな部屋で、サークルの定例学習会も並行して開かれてきました。

  最近は手話を学ぶのも なんとかテストとかХХ試験とかを受けるのが目的化してしまって、それはもちろんこれまで手話学習を続けてきた私たちの責任ではあるんだと思うんですが、テキストやビデオで新しい手話単語をどれだけ勉強するのかに変わってしまってきているように思います。

  その中で、なんとも計画性がないのが手話サークルあすなろの定例会、時刻の自覚もなくダラダラと人が集まり人が散らばりなんだかてんでバラバラに話が進みます。

  本当はそんな中である意味コミュニケーションも進むのかなあと思う面もあります。(学習意欲に燃えている人には なんだか 勉強しているようには思えないでしょうね)

  先週は、宅配便の「不在通知」から話が始まりました。「不在」はどうする??「空っぽやろなあ」「そうか宅配は?」「トラックでどないやろ」「荷物が来んねんやろ」(こんなふうに関西弁で進むわけではもちろんありません。手話と広島弁混じりです。

  宅配便の中身が千葉の兄貴が送ってくれたピーナツだったもんですから「ピーナツはどう表すねん?」じゃあ、大豆とあずきは?? 枝豆と大豆は同じものやでえ…と話が広がってきます。正直なところ「ピーナツ」なんて手話わたしゃはじめて知りましてん、ヨカッタヨカッタ。

  サークルでは 講師と受講生といった上下の関係はありません。教室や講習会では講師は絶対ですが、定例会では教えたり教えてもらったり、学び合う中で聞こえる人・聞こえない人双方が変わっていき成長していくもんやと思うんです(偉そうに言ってますやろ)。

  そして先週の定例会は聞こえる人4人に聞こえない人11人…という手話を学ぶ聞こえるものにとってはなんとも豪勢なというか豪華な学習の場となりました。こんな場を逃す手はありませんで。

  (いやあ、これを豪勢とか豪華とか思うかどうかは あなた次第です。)

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