帰路の経路は往路と同じですが、途中この2つが異なります。
・復路は宮津~福知山が電車だった。
・京都市内で食事した。
昼頃、天橋立駅から1駅だけ京都丹後鉄道の普通列車に乗りまして、東舞鶴行きの単行気動車でした。せっかくの転換クロスシートですが1駅でお別れです。次の宮津駅到着前に福知山行きの普通列車の案内があり、待機している列車を見たら、緑色の113系電車でした。往路は架線下の気動車でしたが、復路は前述のとおり電車です。設計が古い車両なので、ポイント通過時には結構揺れました。最近の鉄道車両はほとんどが乗り心地の良い空気ばね台車ですが、113系は乗り心地の悪いコイルばね台車です。国鉄の通勤型や近郊型はこのコイルばね台車が主流でした。乗り心地が悪いとはいえ、今ではめっきり数を減らした車両に乗れたことは嬉しいです。
よく考えたら(よく考えなくても)、東舞鶴経由で特急「まいづる」号を使って京都駅まで行く方法もありました。
福知山~京都は山陰本線の特急「はしだて」号です。例によって綾部駅で「まいづる」号との連結作業があります。
京都では新幹線出発まで3時間ほどあったので、京都駅から15分ほど歩いた所にある「都野菜賀茂京都駅前店」(駅前って程近くはない)で、食べ放題の夕食でした。店舗は大宮通沿いにあり、この大宮通が国鉄線を跨ぐ所には、京都市電(1978年廃止)で使われていた架線柱が残っています。
都野菜賀茂は京都市内に数店舗あり、四条近くの店舗には何度か行ったことがあります。夜に行きましたが、駅から少し離れているためか、客は私を含めて6人ほどしかいませんでした。客が少ないということは、待たずにあれこれスムーズに取ることができます。私には嬉しい限りです。もしかしたら、私が出た後に多くの客が来たかもしれません。
新幹線は、東海道新幹線ではもうおなじみのN700系です。乗って一番感じるのは、昔の新幹線に比べると本当に速くなった気がします。実際に、加速度が通勤電車並みに引き上げられ、最高速度が「こだま」も含めて285km/hになりました。昔の新幹線も各車雰囲気が好きで動態保存してほしいと思うくらいですが、さらなる高速化によって爽快な走りを体感できること、所要時間の短縮は様々な恩恵を受けます。
ただ残念なのは、車内の文字ニュースがなくなったことです。企業の広告はどうでもいいので(無くてもいいので)、このニュースは残しておいて欲しかったです。