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プクプク日記 観劇 映画 落語 スポーツ観戦 読書の日々

今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

板東玉三郎「ふるあめりかに袖はぬらさじ」

2022-06-25 09:43:03 | 日記
歌舞伎座で上演中の「ふるあめりかに袖はぬらさじ」です。
有吉佐和子の原作。
玉三郎が主人公の芸者•お園を演じます。
以前「シネマ歌舞伎」で観たのですが、面白かったので
歌舞伎座へ、足を運びました。

舞台は、開港間もない横浜の遊郭•岩亀楼。
吉原から流れてきた芸者のお園。
吉原時代からの知り合い 遊女の亀遊の見舞いに来ています。
色事は免許皆伝のお園。
花魁と通訳の藤吉の仲が怪しいことに気付きます。
が、病の癒えた亀遊は、アメリカ人に身請けされそうになる。
絶望した亀遊は、自害してしまいます。
瓦版が、この一件を「攘夷女郎」という話に仕立て上げたので
物語は、思わね方向に•••
というお話。

今回は、新派の俳優さんも参加しての上演。
亀遊を河合雪之丞が演じ、彩りを添えています。
お園を演じた玉三郎。
三味線弾きながら、唄うところなど惚れ惚れします。
3時間の長丁場ですが、全く飽きない作品でした。




「相棒」

2022-06-24 09:15:30 | 日記
今日から暑くなるということ。
年取るたびに、暑さに弱くなっていると、ヒシヒシと感じる私。
気をつけないと^_^

さて、昨日は自宅勤務しながら、テレビを見てました。
大谷選手 凄すぎですね。
一昨日は、起死回生のホームラン!
昨日は、8回無失点で、連敗ストッパー!
9月のヒリヒリした闘いに向けて、大谷選手頑張ってほしい!

で、その後「相棒」再放送見ていたら、
犯人役が、なんとムロツヨシ。
こんな時代もあったんですね。
時の流れを感じます。

そして、「相棒」の新たなパートナーが発表。
亀山薫の復帰。
私、当時は「相棒」見ていなかった。
もちろん、再放送では見ていますが、息の合ったコンビ振りは、
歴代相棒のなかで、最高だと思います。
10月の放送が、今から楽しみ^_^

夕方、ちょっとお散歩に出たきりで、一日自宅で過ごしましたが
夜は、録画しておいた「さんまのまんま」見ました。
ドリフターズの懐かしい顔。
高木ブーさん 間もなく90歳。
とてもお元気そう。
太り気味の私としては、見習わなくては^_^

黒島結菜「ちむどんどん」

2022-06-23 09:45:30 | 日記
最近の私は、朝ドラ見てから会社行くのが日課となっております。
と言っても、週2回しか出社してないんですけどね^_^
他の日は朝ドラ見てから、自宅勤務しております。

基本、朝ドラ見る習慣無かった私。
「あまちゃん」が話題になった時、後半見ましたが、
前半を見ることはなかった。

では、なぜ、今回の朝ドラ見ることにしたのか。
話は、先月に遡ります。
「白鳥•三三の会」を観に行ったとき、
三三師が「最近は、午前中、朝ドラを見て、その展開に腹立てている」
と言っていたから。

で、そこから見始めた「ちむどんどん」
なにしろ、朝ドラ未体験なので、普段がどのレベルなのかは分からないのですが、
ドラマ自体は、いきなり何年か経ってしまうなど
雑っちゃー雑な部分もあるのですが、まずまず面白い。

15分の番組ですから、主人公の黒島結菜さんが可愛いなと思って見ていると
あっという間に終わってしまう。
原田美枝子演じるレストランのオーナーが、何度か暢子に
「出来なきゃクビよ!」というシーンがあったので、
WWEのマクマホンのような決め台詞にするのかと思ったら
このところ、鳴りを潜めている。

この後、どんな展開になるのか
私、クズのにーにのような人好きなので^_^
もう暫く見続けようと思います^_^

松尾スズキ「ドライブイン カリフォルニア」

2022-06-22 10:12:27 | 日記
本多劇場で上演中の「ドライブイン カリフォルニア」です。
松尾スズキの作品。
コロナ禍以来、エンタメ界はチケットの売れ行きが芳しくないのですが
この公演 1カ月の長丁場がソールドアウト。
さすがの人気です。

3演目となるこの作品。
18年ぶりの再演とのことです。
舞台には、ドライブイン「カリフォルニア」の店内が設えられています。
店主はアキオ(阿部サダヲ)
アキオは、妹マリエ(麻生久美子)に、兄妹愛という言葉では括れない感情を持っている。
マリエは、14年前、たまたま知り合った芸能マネージャーの若松(谷原章介)に誘われて
芸能界入り。その後、結婚したが、夫の死により、息子のユキヲと共に地元に戻っている。
そのユキヲが語り手となって物語は進んでいくのだが
実は、ユキヲは、この世のものではない。

さらに、腹違いの弟ケイスケ(小松和重) 兄妹の父親ショウゾウ(村杉蝉之介)
高校教師の大辻(皆川猿時)らが集う「ドライブイン カリフォルニア」
色々な出来事が、彼らを巻き込んでいく
というお話。

死んだユキヲが語り手だったり、ちょっと幻想的なシーンも交えての戯曲。
2時間ちょっと ノンストップ。
一瞬も気を許せない作品でした。



松浦理恵子「ヒカリ文集」

2022-06-21 09:09:43 | 日記
松浦理恵子さんの「ヒカリ文集」です。 賀集ヒカリという女性を巡るお話。 ヒカリと関係のあった男女6人が、彼女について語るというもの。 1人を除き、文字通り「関係」のあった人々。 彼らが語る「ヒカリ」の真実とは••• ヒカリについて語るのは、彼女が属していた「学生劇団NTR」の男女6人。 ヒカリは大学生 付き合う人々も、皆20代か学生。 つまり、若い人々のお話。 でも、彼らは、とても大人なんです。 大体、ヒカリという女性自体、魅力的な容姿だけでなく、他人を気遣う  とても素敵な女性。 残念ながら、私の学生時代には、こんな女性には巡り合わなかった^_^ が、それだけ素晴らしい女性ながら、なぜか長く交際することができない。 結果、別れを切り出された人は傷つき 疎遠になることでヒカリも傷つく。 彼らが見た そんなヒカリの「素顔」 劇団が舞台の話らしく、ヒカリが主演した「マノン•レスコー」などお芝居の 話も、幾つか登場し、演劇好きとしては、楽しめる1冊でした。