松浦理恵子さんの「ヒカリ文集」です。
賀集ヒカリという女性を巡るお話。
ヒカリと関係のあった男女6人が、彼女について語るというもの。
1人を除き、文字通り「関係」のあった人々。
彼らが語る「ヒカリ」の真実とは•••
ヒカリについて語るのは、彼女が属していた「学生劇団NTR」の男女6人。
ヒカリは大学生 付き合う人々も、皆20代か学生。
つまり、若い人々のお話。
でも、彼らは、とても大人なんです。
大体、ヒカリという女性自体、魅力的な容姿だけでなく、他人を気遣う
とても素敵な女性。
残念ながら、私の学生時代には、こんな女性には巡り合わなかった^_^
が、それだけ素晴らしい女性ながら、なぜか長く交際することができない。
結果、別れを切り出された人は傷つき
疎遠になることでヒカリも傷つく。
彼らが見た そんなヒカリの「素顔」
劇団が舞台の話らしく、ヒカリが主演した「マノン•レスコー」などお芝居の
話も、幾つか登場し、演劇好きとしては、楽しめる1冊でした。
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