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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

松浦理恵子「ヒカリ文集」

2022-06-21 09:09:43 | 日記
松浦理恵子さんの「ヒカリ文集」です。 賀集ヒカリという女性を巡るお話。 ヒカリと関係のあった男女6人が、彼女について語るというもの。 1人を除き、文字通り「関係」のあった人々。 彼らが語る「ヒカリ」の真実とは••• ヒカリについて語るのは、彼女が属していた「学生劇団NTR」の男女6人。 ヒカリは大学生 付き合う人々も、皆20代か学生。 つまり、若い人々のお話。 でも、彼らは、とても大人なんです。 大体、ヒカリという女性自体、魅力的な容姿だけでなく、他人を気遣う  とても素敵な女性。 残念ながら、私の学生時代には、こんな女性には巡り合わなかった^_^ が、それだけ素晴らしい女性ながら、なぜか長く交際することができない。 結果、別れを切り出された人は傷つき 疎遠になることでヒカリも傷つく。 彼らが見た そんなヒカリの「素顔」 劇団が舞台の話らしく、ヒカリが主演した「マノン•レスコー」などお芝居の 話も、幾つか登場し、演劇好きとしては、楽しめる1冊でした。


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