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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

板東玉三郎「ふるあめりかに袖はぬらさじ」

2022-06-25 09:43:03 | 日記
歌舞伎座で上演中の「ふるあめりかに袖はぬらさじ」です。
有吉佐和子の原作。
玉三郎が主人公の芸者•お園を演じます。
以前「シネマ歌舞伎」で観たのですが、面白かったので
歌舞伎座へ、足を運びました。

舞台は、開港間もない横浜の遊郭•岩亀楼。
吉原から流れてきた芸者のお園。
吉原時代からの知り合い 遊女の亀遊の見舞いに来ています。
色事は免許皆伝のお園。
花魁と通訳の藤吉の仲が怪しいことに気付きます。
が、病の癒えた亀遊は、アメリカ人に身請けされそうになる。
絶望した亀遊は、自害してしまいます。
瓦版が、この一件を「攘夷女郎」という話に仕立て上げたので
物語は、思わね方向に•••
というお話。

今回は、新派の俳優さんも参加しての上演。
亀遊を河合雪之丞が演じ、彩りを添えています。
お園を演じた玉三郎。
三味線弾きながら、唄うところなど惚れ惚れします。
3時間の長丁場ですが、全く飽きない作品でした。