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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

松尾スズキ「ドライブイン カリフォルニア」

2022-06-22 10:12:27 | 日記
本多劇場で上演中の「ドライブイン カリフォルニア」です。
松尾スズキの作品。
コロナ禍以来、エンタメ界はチケットの売れ行きが芳しくないのですが
この公演 1カ月の長丁場がソールドアウト。
さすがの人気です。

3演目となるこの作品。
18年ぶりの再演とのことです。
舞台には、ドライブイン「カリフォルニア」の店内が設えられています。
店主はアキオ(阿部サダヲ)
アキオは、妹マリエ(麻生久美子)に、兄妹愛という言葉では括れない感情を持っている。
マリエは、14年前、たまたま知り合った芸能マネージャーの若松(谷原章介)に誘われて
芸能界入り。その後、結婚したが、夫の死により、息子のユキヲと共に地元に戻っている。
そのユキヲが語り手となって物語は進んでいくのだが
実は、ユキヲは、この世のものではない。

さらに、腹違いの弟ケイスケ(小松和重) 兄妹の父親ショウゾウ(村杉蝉之介)
高校教師の大辻(皆川猿時)らが集う「ドライブイン カリフォルニア」
色々な出来事が、彼らを巻き込んでいく
というお話。

死んだユキヲが語り手だったり、ちょっと幻想的なシーンも交えての戯曲。
2時間ちょっと ノンストップ。
一瞬も気を許せない作品でした。




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