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無念!大横綱 千代の富士の死

2016-08-01 10:56:05 | 日記
あの大横綱・千代の富士がお亡くなりになりました。まだ、61歳とのこと。この間、北の湖が亡くなったばかり。驚きました。大鵬さんも、若くして病に倒れてしまいましたし、やはり、横綱 それも長年 その座を守る大横綱というのは、そのストレスは、並大抵のものでは、ないのでしょう。亡くなるときまで、理事長の座に君臨していた北の湖に比べて、晩年の九重親方は理事の座からも遠ざかり、「国民栄誉賞」まで受賞した大横綱としては、さびしい思いを禁じえませんでした。
通算1000勝 幕内800勝 53連勝 優勝31回などの大記録は、「昭和の大横綱」の名にふさわしいものですし、とくに、横綱に一気に駆け上がるころの「ウルフフィーバー」は、いま、思いおこしても、すさまじいものでした。昨夜、いくつかの番組で、当時の北の湖戦などが流されていましたが、やはり、あの立ち合いのスピード 攻めの鋭さは、すごい!「無敵」を誇ったわけだと、改めて感心しました。
「昭和の大横綱」が、大鵬 北の湖 千代の富士であることは、異論のないところでしょうが、この中で、親方として大関を育てたのは、千代の富士だけというのも、忘れてはいけないことでしょう。これぐらいの大横綱になってしまうと、若くして協会の要職に就くケースが多く、なかなか弟子の育成まで、手が回らないケースが多い。「名選手必ずしもい、名監督ならず」ということもあるかもしれません。また、大鵬さんは、先述のとおり、病に倒れてしまったハンディもあったでしょう。それでも、九重親方だけが大関を育てることができたというのは、やはり、優れた指導力があったということだと思います。
いかにも早すぎる死でした。合掌!


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