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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

生きるのが下手な人々のお話「ナポリの隣人」

2019-03-18 10:35:03 | 日記
岩波ホールで上映中の「ナポリの隣人」です。
共に問題を抱える2つの家族を描いた作品。

主人公は、ロレンツォ。引退した弁護士。
いわゆる 悪徳弁護士。
妻を亡くし 2人の子供 娘と息子には、見捨てられた様子で 一人住まい。
娘は、シングルマザー。法廷通訳をしている。
男の子がいるが、こちらも母子関係は、上手くいってない。
ロレンツォは、時折 この息子と会っているが、娘は それを黙認している。
息子は、クラブ経営者だが、父の所に来るのは 金をせびる時だけ。

もう一つの家族。
ロレンツォの真向かいに越してきた 2人の子供を持つ ファビオとミケーラ
一見 幸せそうに見えるが、ファビオは 子供の頃から 友達が出来たことがなく、友情を金で買おうとしたという。
ミケーラは、孤児。家族の愛を知らない。
ロレンツォと夫婦との お付き合いが始まるが、ファビオの衝撃的な行動によって幕を閉じる。

またも八方塞がりのロレンツォ。
何日か 行方をくらます。
そして•••

どうにも憂鬱な映画でした。
ロレンツォ親子の 心が再び繋がる日が来るのかどうか?
私は、来ると信じたいですがね。