プクプク日記 観劇 映画 落語 スポーツ観戦 読書の日々

今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

ラスト どう捉えるのか? 「告白小説、その結末」

2018-07-01 11:46:56 | 日記
ヒューマントラストシネマ有楽町で上映中の「告白小説、その結末」観てきました。
人気ベストセラー作家と熱狂的ファンの物語。 作家のデルフィーヌをエマニュエル•セニエ ファンのエルをエヴァ•グリーンが演じています。

自殺した母親のことを書いた私小説がベストセラーとなったデルフィーヌ。今日もサイン会です。多忙な日々に疲れているデルフィーヌですが、サイン会の後も、業界のパーティが。そこでエルと名乗る女性に出会います。「エル」とは、フランス語で「彼女」という意味です。
新作の執筆も進まず、また、匿名の嫌がらせの手紙に悩まされるなど、問題山積みのデルフィーヌ。そんな彼女の心の隙間に、エルはどんどん入っていき、いつしか、彼女はデルフィーヌのマネージャー的存在になります。
普段は優しい彼女ですが、自分の思い通りにならないと、エキセントリックになったり、デルフィーヌを困らせることもあります。デルフィーヌの知らぬ間に 彼女の友達に連絡して「執筆の邪魔になるから、デルフィーヌに連絡しないでくれ」と言ったりします。
エルはライターで、セレブの自伝などを書くゴーストライターを仕事にしていました。2人は、仕事に専念するため、山荘で過ごすことにします。これがデルフィーヌにとって地獄の始まりでした。段々本性を現すエル。デルフィーヌは、窮地に追い込まれます。この辺りの展開は「ミザリー」を思い出させます。
ようやく、エルの魔の手から逃れたデルフィーヌ。そして•••

この映画 サイン会の場面に始まり サイン会の場面で終わります。ラストのサイン会の場面を どう観るか? それによって、この映画の印象は変わると思います。