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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

石丸幹二&花總まり 「シークレット•ガーデン」

2018-07-09 10:25:18 | 日記
シアタークリエで上演中の「シークレット•ガーデン」です。「秘密の花園」をミュージカル化した作品。石丸幹二 花總まりの主演ということで観に行ったのですが、むしろ 子供たちの方が目立ったミュージカル。その点は、予想と違いました。

メアリーという女の子。インドに住んでいますが、両親をコレラで亡くしてしまいます。彼女は、イギリスにいる伯父のアーチボルド(石丸)の屋敷に引き取られることになります。しかし、アーチボルドは、妻リリー(花總)を失ったショックから抜け切れず、失意の毎日を過ごしていて、実権を握っているのは、弟のネヴィル(石井一孝) 心に傷を負っているメアリーは、なかなかイギリスでの生活に馴染めません。
ある時、彼女は、屋敷のなかで コリンという男の子に出会います。彼は、アーチボルドの息子。が、難病に取り憑かれ、歩くこともままならない生活。イライラして、周りの人間に当たる毎日を過ごしています。メアリーは、彼を元気づけようと、屋敷の花園を再生しようとします。それは、リリーの死後10年にわたって放置されていたもの。花園の再生が、アーチボルド コリン そしてメアリー自身の再生に繋がっていくのです。

こう書くと、割とすっきりした作品のように見えるのですが、実際は、インドでの話が、ちょいちょい挟まれたりして、それが かえって話の腰を折るような部分もあります。楽曲的には、美しいメロディが多いのですが、特にメイドのマーサ役の昆夏美が歌う「出ていくのは、あなたじゃない」(原題は不明)というナンバーが、印象に残りました。