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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

やられた~「手紙は憶えている」

2016-11-12 12:36:02 | 日記
御年86歳のクリストファー・プラマーが主演の「手紙は憶えている」です。私、日比谷で観たのですが、この寒さにもかかわらず、お客さんは、それなりに入ってました。アウシュビッツで生き残った男が、当時の兵士に復讐に行くというお話。私、アウシュビッツとかナチスの話って、あまり好きではないのですが、「脚本がよくできている」という映画評読んで、観に行くことにしました。
プラマー演じるのは、80歳を過ぎた認知症の老人・グットマン。妻を亡くし、文字通り一人ぼっちになってしまったところへ、同じ収容所の生き残りだったマックスという男から、連絡があります。「我々の家族を殺したナチの兵士が偽名を使って、生き延びている」と。が、車椅子で生活しているマックスには、復讐の手立てがありません。そこで、失うもののないグットマンが、復讐の旅に出ることになります。容疑者は4人。果たして、グットマンは、無事に仇に出会い、復讐することができるのか? 
ポスターに「ラスト5分の衝撃ーすべての謎が解き明かされるとき、あなたの見ていた世界は一変する」とあります。で、観た感想 一変しました。ラスト ああ来るとは、予想しなかった。確かに、途中で「あれ、何で?」と引っかかるシーンは、ありました。しかし、ストーリーに引っ張られてしまい、結果的に見抜けなかった。で、後で、考えてみると、確かにうまく伏線張られているんですよね。お見事でした。映画観終わって、映画館の外にあるレビュー読むと、坂上忍が「途中で分かった」と書いていました。ご立派!騙されはしましたが、久しぶりにラストまで、気が抜けない映画観れて満足です。