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田切通信

旅行に写真に究極超人あ~るに飯田線田切駅

総火演5

2006-06-29 20:26:43 | その他
 本日午前11時に例によって佐久間で33.6度の今年最高気温を記録したと昼のニュースで言っていた。さすがにと言うかここ何年も「日本一暑い!」タイトルを保持しているだけのことはある。
 さて、総火演ではもちろん写真を撮るわけだが、やはり火砲がずど~んと発射して砲口から火炎が出ているところをモノにしたい。天気が良くて光量が十分あり高速シャッターが切れれば、火だけでなく、飛び出した弾も写し込むことができるかも知れない。しかしそれは決してお手軽ではない、なにしろ砲口を飛び出す弾の速度は秒速で何百メートルの世界だ、だからコンパクトのデジカメなどでノンビリ構えていたら、まず写すことはできないだろう。最近はコンパクト機でも連射機能がそこそこ強化されているが、やはり高機能の一眼レフ機に物を言わせて高速連射してしまうのが賢明だろう。昔のフィルムカメラ時代は、モータドライブを付けて、あとは運を天に任せて発射直前からシャッターを押し続けた。なにしろ後で現像するまで結果が分からないから無駄が多かった。今は写した物をその場で確認できるので、無駄ゴマを即消去して次に備えることができる。いわば高速連射がお手軽になったわけだ。だから、かつては技を極めた玄人のものだった決定的瞬間映像が、実は素人にも結構高確率でモノにできるようになったのだ。(これを良い時代と言っていいのか?)

 もう一つ注意するべき点がある。実弾射撃は存外音が大きい。音が大きいのはまあ当たり前なのだが、衝撃波も発生して体感圧力がある。だから耳を保護するために「耳栓」を忘れずに持参しよう。細かく言うと90式戦車の主砲は音がやたらとでかく、無反動砲も後方に音が抜けるので音がでかい。その反面図体はでかくても大砲類は意外と音が小さい。もちろん小さいと言っても戦車と比較しての話だが。
 長時間装着するから、多少高くてもモノが良いのを選ぼう。スポンジのような材質の柔らかいモノがよい。ゴム製の堅いのは長時間装着すると耳の穴が痛くなる。耳栓をしないとカメラを構えていて、いざ発射となったときに頭では分かっていても、音の大きさに体が驚いて確実にカメラブレを起こす。

 あとレンズはなるべく望遠系を持って行こう、周囲に比較対象になる人工物がないので錯覚を起こすのだが、会場はそう見えている以上に広さ、距離がある。広角系の標準ズームでは豆粒くらいにしか映らないだろう。