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田切通信

旅行に写真に究極超人あ~るに飯田線田切駅

2006-06-06 22:15:00 | その他
 どうやら今週末あたりに本州も梅雨入りしそうな気配が濃厚なのだ。
本格的な夏を前に、じめじめして嫌な季節だ。
 「梅雨」と言えば何故か「梅」に「雨」なのだが、その通りに梅の実が出回り始めている。先日小田原で形の良い梅の実1㎏入りを市価の半額程度で買い求めた。そこは梅園が直接やっている出店みたいな所だった。梅の実はまだ熟していない青い奴で、そのままではさすがに食べられない。どうするかというと梅酒にするか梅干しを作る。もっとも梅干しはもう少し黄色っぽく熟したのを使うようだ。そのほかに「梅味噌」なるものを造るのだ。実はこれの作り方を僕は知らない。材料は青梅+味噌+砂糖の3種類のみで、これを絶妙の配合で、どうにかすると出来るらしい。家では僕の奥さんが作っているのだ。できあがると保存も利くし、ご飯のおかずになる。

 梅干しはその名の通り「干す」行為が大事なのだ。梅を只塩漬けにするだけでなく、盆の頃にざるに出して3日ほど天日干しする。そうするとシワシワのお馴染みの梅干しとなる。これをしないで只塩漬けにしたのは「梅漬け」と言うのだ。かりかりの小梅は干さないで漬けただけのものだ。梅干しの色を綺麗に赤く出すために、赤ジソの葉を一緒に漬けるが、これも梅を干すときに一緒に取りだして、同じようにざるに広げて乾燥させる。これを細かく粉砕したものが「ゆかり」と呼ばれるふりかけだ。残念ながら僕はシソの香りがちょっと苦手だ。