@PAYASO

少しだけ更新再開してます(愚痴オンリー)

新型コロナウィルスワクチンについて思うこと。

2021年08月07日 | Life

僕はまだ打てていません。
正直なところ、注射が大嫌いで打つのが怖いです。でも早く打ちたいし多くの人に打ってほしいというのが僕の考えです。

35歳の僕が20代30代の「反対派」に聞いてみた「ワクチン打ちたくない」の真意

昨日かな?Twitterで話題になっていた記事です。
若い世代がなんでワクチンを打ちたくないのか、ワクチンとはどういうものなのかについてわかりやすくまとめられています。打ちたい打ちたくないに関わらず読む価値があると思います。

とは言ってもワクチンについての専門的な知識・情報は見ても聞いてもチンプンカンプンだし、過去のワクチンにまつわる事件事故について見ても聞いても恐怖感を抱いてしまうし、何が正しくて何が間違ってるのかわからないっていうのが現状っていう人も多いんじゃないかって思います。
所謂、陰謀論・・・これも結構大きく現在の人類にのしかかっている判断基準を鈍らせる要因の1つになっていたり。まー、わからんことばっかりです。

ただ1つ言えるのは医学の進歩、化学の進歩抜きには現在の人類の繁栄ってのはないのですよね。

また大きな方向に話がいってしまいましたが、織田信長は人生は50年と唄ったことは有名な話ですが信長の死から439年になる現代においては日本人男性で81.64歳、女性は87.74歳になります。

しかし、信長は人生50年と唄っていますが、これはどうやら当時の平均寿命を現したものではなく仏教の言葉から来ているものらしいです。比較的良い暮らしをしていた武士達と比べて、農民は食うか食わずやの生活をしていたわけですから武士の平均寿命からはグッと下がるわけです。
詳しい数字は分かりませんが、さらりとググってみると武士の平均寿命が40歳くらい、庶民が30歳くらいと書いてあるブログを見つけました。そのブログによると幼くして亡くなる場合が多く、現代と同じく長寿な人はたくさんいたのだけど平均寿命を短くしてしまっていたのでしょうね。

・・・と、難しいことはわからないので約450年前の平均寿命が40歳くらいだったとして、そして現代は男女平均で84歳とすると、450年で44年も平均寿命が伸びたことになります。この寿命の伸びが医療の発展だけではないのはいうまでもないことです。戦争で亡くなった方達も多かったでしょうし、命の重さの違いもあります。経済の発展や流通の進化なんてのも大きな違いでしょう。
人間が長生きするには文化的かつ文明的な生き方をしなければ達成できないってことは歴史を見ていくとよくわかることです。生きるために戦争を繰り返してきたっていう部分は確実にあることで、それによって多くの死者を出してきたのも歴史の1つです。

「この時代のこの地域には麦が1作られました。でもこちらの地域には2作られていました。この違いだけで戦争を繰り返しました。このくらい人間にとって肥沃な土地っていうのは重要だったのです。それに対してこの時代のこの地域では麦が10作ることができました。ここまで肥沃な土地があると文明が起こるのです」

詳しく書けないのが僕の知識の情けない所なのですが通っていた予備校の世界史の先生のお話です。
いわゆる「肥沃な三日月地帯」の話だったと思います。メソポタミア文明、エジプト文明に関わる土地ですね。食料事情っていうのは人類にとってそれだけ大きな事だっていう話です。

どうして戦争をするのか?

それは豊かな土地を巡って・・・だったわけですね。
少し文明が発達すると肥沃な土地からそうじゃない土地に食料が流通されるようになります。経済の発展です。しかし愚かな人間はそれでも戦争を繰り返しました。どんなに経済が発展し文化が発達しても、イデオロギーの違いによっていがみあうわけです。宗教の違い、思想の違い、文化の違い、人種の違い・・・しょうもないことばかりです。生きる場所と環境が違うのだから当たり前に起こる違いで戦争をするわけです。

まだまだ紛争地域は多々ありますが、お互いを認めること、お互いを知ることと言った現代的な考え方、文明的な考え方によって昭和初期と比較すると戦争という手段を取ることが少なくなり、それによって命を落とす事もかなり減りました。

寿命が伸びた要因の1つ戦争が少なくなった事ですね。

流通や経済の発展・進歩、テクノロジーの進化によって人類はグッと長く生きられるようになりました。

そして医療の発展がそれらを大きく支えていったのはいうまでもないのです。

せっかく便利で平和な時代がきても、病気にはなかなか勝つことができない人類なんですよね。
ペストやスペイン風邪、他にも多くの感染病で人類はピンチを迎えています。HIVもそうでしょう。未知のウィルスとの戦いの歴史でもあるんですよね人類は。

今から6年前に母が乳癌であることがわかりました。

最初の診察で末期であること、そんなに長くない事がわかりました。僕は毎晩のように泣いてました。
でも母は前向きに治療を受けることを決断してくれました。母の状態にしては治療はうまく行き、最初の診察から約1年と3ヶ月後まで生きてくれました。もちろんもっと長生きして欲しかったし、なんなら完治して今でも生きてて欲しかったです。こんな言い方をしてはいけないけど、現代医療は母に人生のロスタイムを与えてくれたって僕は思っています。そしてそのロスタイムは母だけのものではなく、母が必要だった僕や家族のためのものであったとも思っています。

これは母が最初に入れた抗癌剤です。
こんな毒々しい色をしてるんですよ。いや毒ですよね。
母は幸いなことに抗癌剤を入れた日だけ少しだるくなる程度の副作用ですみました。でもこの薬剤を見ただけで僕はうわー僕はやりたくないな〜って思いました。

この毒と手術のおかげで僕は母と1年とちょっとのロスタイムを過ごすことができました。
まだまだ母の死を乗り越えたとは言えませんが、このロスタイムがなかったら間違いなく今でもメソメソと毎日泣いていたと思います。それどころか現状のあれこれを考えると後を追っていたと思います。

人類は癌を乗り越えることはできていません。
でも、日進月歩で癌治療は進歩しています。ほんの10年前だったら母は3ヶ月と持たなかったかもしれません。

感染症の話に戻すとHIVウィルスで亡くなった著名人だとフレディー・マーキュリーが有名ですが、彼はあと数ヶ月生きていれば現代でも使用されている薬が間に合って生きていられたかもしれないと言われています。
1990年初頭でしょうか。いわゆるエイズは必ず死に至る病と捉えられていました。いまだに怖い病気であり人類は乗り越えることはできていませんが、HIVウィルスとの付き合い方はできていて気をつけることが多々あれど、共に生きていくことはできるようになっています。

そんな中に現れたのが今回の新型コロナウィルス(COVID-19)です。

人類は何百年もかけて、文明、文化、テクノロジー、医療を進歩発展させて平均寿命を伸ばしてきたのですが、驚くことに2020年のアメリカ人の平均寿命は1.5歳も縮んでしまったんだそうです。これは間違いなく新型コロナウィルスによる影響です。これは第二次世界大戦の時なみの落ち込みで、平均寿命としては2003年年以来の水準となるそうです。

コロナはただの風邪、インフルエンザより怖くないって言ってる人たちがいますが本当にそうなのでしょうか?

現在の日本では重症化患者の割合や死者数は確かに減少してます。
これは僕は専門家でもなんでもないので言及するのは控えますが、この1年で医療体制が整ったのとコロナに対する処置が進んでいることによることが大きいように感じます。
変異種によって感染率が高くなっているのが大きいし、コロナ変異し続けることでしょう。そうなるとワクチンを打っただけでは対応できないのかもしれません。

現状でのワクチン接種は半年は持つと言われています。
また、変異種に対してもある程度は効果があり、万が一感染しても重症化を防げると考えられています。
しかし、変異は続くだろうし、現状のワクチンで対応できなくなることも考えられます。あとはワクチンの効果が切れる時期とかもあるわけで。

なので、これからの数年はウィルスの変異とワクチンの対応の一歩進んで二歩下がる的な戦いが続き、いつかインフルエンザと同じ程度に付き合うことができる日まで耐える・・・しかないのが今のコロナウィルスとの戦いなんだと思います。

僕が考えるワクチンを打つ理由は、自分の身を守るだけではなく、身近な人を守る、大切な人を守る、さらに大きくは人類を守るためだと考えます。新型コロナウィルスに人類が勝利するために・・・ってのは言い過ぎかもしれませんが、できるだけ早く新型コロナウィルスとの付き合い方を確立するために打つってことが必要なんじゃないかなって思います。
人類のことなんて知ったこっちゃない。自分の身を守るのが1番大切!そんな風に考えて打つ打たないの選択をするのも1つであって正しいことだと思います。僕的にも理由はこれだけではないです。後ほど書きますが。

 

ここまで書いてきて、ちゃんと考えはあるのだけど話があっちこっちに行き過ぎてわけわからなくなったなーって思いますが、一言で言うと、人類がここまで必死にあの手この手で伸ばしてきた平均寿命なのにアメリカでは1年で1.5歳も縮んでしまうくらいコロナは怖いんだよってことと、人類が何百年もかけて進歩させてきた医療と化学を信じようよってことですね。はい。ツイートできるくらいの内容に4000文字も使ってしまいましたw

 

さて、人類の新型コロナに対する最初の防御兵器であるワクチンですがこのワクチンは人類にも害をなすのではないか?ワクチンの中に人類滅亡のための毒が盛られているんではないか?などなどが驚くほどの勢いで拡散されていてびっくりしました。その中もでこれは悪質なのがいわゆる「陰謀論」です。

僕はオカルトとか陰謀論とか大好きです。大好物です。
でも、それはネタとして面白く見るだけだし、そういう可能性は模索することでちょっとした面白い知識の旅をすることが面白いだけです。僕は頭が良くないし、知識も全然ないです。そんな僕に提示される陰謀論なんてネタとしては最大級に面白いものなのですよw1つの可能性から事実関係を結んでいって、最終的にどんなことが起こるのか?最近は頭の衰えが著しいので旅をすることが億劫になってますが、自分が知らなかった知識をたくさん知ることができるんですよね。

でも、本気で信じてしまってはダメですよw

世の中にある陰謀論の「ほとんど」は嘘だし妄想です。おもしろおかしいネタです。
ただ、あくまでも「ほとんど」なんですよ。全てを否定することはできないです。アメリカでは一般人が出入りできない場所がたくさんあって、例えそこが陰謀論的にUFOに関する施設を政府が隠してるからだってわけではないのでしょうけど、何かしらはあるのかもしれないってことですね。
日本で言うと「プチエンジェル事件」なんてものがあったりするので陰謀論ってのは全部嘘っていうのは言い切れることではありません。しかしほとんどが嘘で出鱈目です。

僕も兄貴や友人からもたらされた情報だった鵜呑みにしてる可能性があります。
ただ、それも今となっては過去の話で今の僕なら確実のその情報源の正しさなどを検証をします。

どんな検証をするかっていうと、まずはその情報を信じてる人の数はどのくらいいるか?Twitterのいいね数などですね。次にその情報はどんな感じで拡散されているか。これは第一次情報がそのまま拡散されているのか、それとも第一次情報を聞いた人によってもたらされてる情報である第二次情報が拡散されているのかってことです。伝言ゲームをやってみるとわかりますが、どんどん情報はずれていくものです。

そして1番大切なその情報源である人間はどんな人なのか。

情報をもたらしてる人が過去にどんなことをやってきた人なのかってのはかなり重要です。インチキ臭いことが1つでもあったら疑うべきでしょう。信用できそうな人間であっても間違ってる可能性があるってことも頭に入れておきましょう。
統計学はデータが1番大切なのですが、たまたまとある専門家が打ち出した理論とデータが一致してしまってあたかもその理論が正しいっていう風になってしまう場合もあることも頭に入れておきましょう。多くの場合はデータの母数が少なくて怪しむことができるのですが、そうでないパターンも昨年あったので(もちろんその理論は大間違い)突飛な理論はどんなに信用してる人が打ち出しているものでも疑うことをしてバチは当たらないです。
普通の人間関係は信用信頼から始まりますが、こういう時の情報は疑うことからスタートして間違いないです。

とにかくこういう危機的状況下においては怪しい人たちが跋扈しますので、疑い過ぎて悪いことは何もないですよ。

ほんとこういう時の陰謀論は危険極まりないです。いろんなところに潜んでは自分の思想を拡散しようとしますから。もっともらしいデータや証拠だけを集めに集めて不安を煽って自分の理論を押し付けてきます。アホかって思うくらいに害毒です。

 

僕がワクチンを打つ理由は大事な人を守るためって書きましたがこれが1番の理由です。
自分が打つことによって回り回ってその人の安全のための0.1%・・・それ以下にでもなればいいとおもいうからです。僕だって打ちたくないですよ。注射怖いし、熱なんてこの20数年出てないし。でも1人でもワクチンを打つ人が増えればそれだけ新型コロナウィルスの脅威が減少すると信じています。
自分の家族だったら土下座してでも打ってくださいとお願いします。でも、ワクチン接種に関しては例え親友であっても絶対に打って!!お願いだから打って!!と言えないのが辛いところです。

これだけ陰謀論も含めてネガティブな情報が拡散されてしまうと、何かあった時に謝っても謝りきれないのですよね。

重症化のリスク、後遺症・・・これらを考えたら何がなんでもワクチンを打って欲しいと思います。
ワクチンに対するネガティブな話が現実的に起こることよりも、感染によるこれらの脅威の方がずっと上なんですよ。とてもとてももどかしいのですが、少しでもネガティブな情報が世の中を駆け巡ってる以上はワクチンを強制するようなことはできないです。

先ほども話したように陰謀論を100%否定することはできないし、万が一にでもワクチンによって大変なことになる可能性ってのも否定できないわけで。

だから医学的な見地によるワクチン危険論ならまだしも、陰謀論のようなクソみたいな情報を拡散している人たちが憎くてしょうがないです。

 

だから最後にまとめとして、

「僕はワクチンを信じて打ちます。それが自分のため、人類のため、そして何よりも大切な人のためにつながるからです。人類をここまでの存在にしてきた現代医学の進歩を信じます。そしてワクチンを打たないと選択した人が感染しないためにも自分は打ちます。」

ここまでしか言えません。あとは自己の判断で打つ打たないは決めてくださいねと。

でも実際の所、自己判断しかないと思います。
いつまで続くか先の見えないコロナ禍です。もう何もかもうんざりですね。

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。