@PAYASO

少しだけ更新再開してます(愚痴オンリー)

どんどん人というか人間を信用しなくなっていくよなーって話。

2022年02月21日 | Life

2月はいつも調子悪いようにも思うのだけど、今年はいつもよりもちょいひどめ。
ひどいと言っても熱が出たわけでもないし、ずーっと寝込まないとならないわけでもない。なんだかんだで普段通りに家事をこなしてるし、自分のことも少しずつ進めてるし。なんとなーく、年末年始が終わって気が抜けてしまうんでしょうね。冬の終わりも見えてくる頃だし。やれやれです。

やれやれといえば車売却の話です。

一昨年は僕にとっては大変な年でした。
兄の大病に続き、父のコロナ感染疑惑(当時はPCR検査もすぐにしてくれなかったので陰性確認できるまで家の中で病気療養中の兄と親父の隔離生活などなどいろいろありました)、愛犬の死、親父の謎の病気での入院。そして、僕の車の崩壊。

ずっと介護生活をしていたので、車にお金をかけることはできませんでした。中古車でできる限り楽しそうなやつ好みのやつを頑張って買う感じ。いつも予算は50万円程度。でも、そういう車はすぐに壊れちゃう場合があります。できるだけ長く乗りたいそんな思いでいつもの倍の予算で探した車を気に入って乗っていました。今度は10年乗るぞーって。

その車が1つ不具合が出たのをきっかけにあちらこちらに不具合発生。

最初は修理代に30万以上かかるなーどうしよう・・・だったのが、これを直すにはさらに20万、今度はこっちに不具合が出たから元に戻せるかどうか怪しい、今度はこっちにも不具合が出たかー。直せるとは思うけど買った時の値段くらいかかるかも・・・で、やはり元には戻らずいつまた同じ不具合が出るかわからないよー

ってな状態になったわけです。

当初はお世話になってるお店に置いてあった10万円の軽自動車でしのいでいましたが、高速道路にも乗れない、ブレーキの効きが甘い、タバコ臭い・・・などなどの問題を抱えてる車にずーっと乗るのはきついってことで、車を買うことに。

 

ちょうど、親父が退院して兄貴も病気療養を終えて出社できるようになったタイミングでもありました。

僕は疲れ切ってました。

ストレスからか体が思うように動かない日々が続いていたので、普段だったしない選択をしたようにも思います。

 

その1つが車種選び。
免許を取る前(30年くらい前)から憧れだったSUVにしよう!!

2つ目が車探し。
いつもはじっくりと時間をかけて探すのですがお世話になってる車屋さんに置いてあった車を衝動的にこれにしますって決めてしまったこと。

3つ目が車のスペックを確認しなかった。
これ、2つ目と同じ話なんですけど、エンジンの大きさ、燃費、維持費、年式など何も確認しなかったのです。

 

車種選びに関しては親父を病院に連れて行かねばならないので、車高の高い車、車高の低い車はずっとNGだったのです。足の不自由な親父が乗り降りしやすい車、車椅子や歩行器を積める車ってのが最低条件での車選びでした。でも、何かもが嫌になってた僕はその不自由な車選びに嫌気がさしていたのです。車のスペック的なことや技術的なことはわからないし、運転も上手とはいえないのだけど、車くらいしか楽しみがなかった18年だったわけで、そのくらい自由にさせろやーーってなったのですよ。
10万で買った軽自動車を残す(2台所有ってこと。これも間違いの始まり)ってことで自由に選ばせろやー、好きな車に乗らせろやーって。

でも、予算はあまりないのです。
親父の治療費に加え、兄貴がこれまでと全く違う生活になったので食費など家計が大爆発。その場しのぎってのはあったにしても、これまでの3倍以上に月の生活費が膨らんでしまっていたのです。
だから、好きな車買わせろやーって言っても限りがあるんです。崩壊した車にお金をかけていたってこともありますしね。それでもなんとかかき集めたお金と、車屋さんが残金は後払いでもいいよってことにしてくれたので、おおよそ80万円くらいまでの車ならいけるって感じになってました。

この後に語る本題にも結びつく話なのですが、80万円でSUVを買うっていうのがそもそも無理がありました。

で、たまたまお店が買い取っていたかっこいいSUV(輸入車)が予算内で収まるってことがわかって、即決してしまったのですよ。

 

「これがいい」だったのか「これでいい」だったのか、今の僕にはもうわかりません。

でも、今でも言えます。

「この車は運転していて楽しい!見た目もかっこいい!」

方法手段は間違っていましたが、選択は正しいと思っていました。買ってよかったーそんなふうに思いました。

 

でも、車っていうのは身分相応でなければならないし、無理なく維持できるものでなければなりません。地方では贅沢品ではなく生活に根ざしたものなわけですから。色々調べずに買ったのが悪いのですが、買うって決めて整備に入ってもらったとこで冷静になって大変なことに気づきました。

まずは自動車税が高額です。
80万円(車検、諸経費込み)で買えるSUVです、古い車ですよ。初年度登録から13年経つと自動車税が15%上がるんです。そもそも3200ccという大排気量の車です。58000円になります、自動車税。さらに15%増税されるので66700円・・・これがきついです。

次に燃費。
僕は燃費の悪い車ばかり乗ってたのであまり気にならないだろうな〜って思っていたのですが、リッター5〜8キロしか走りません。しかもハイオク。ま、これは想定内ではありましたけどね。

でっかい車なので車検時にかかる重量税も少し高いです。

それに加えてお金がないのに無理に買ってるのでローンも残ります。

これ、維持できるのか?

すぐに不安になりました。
でも、納車されたこの車はものすごく気に入ったのです・・・なんとかしないとなー、維持しないとなー、頑張らないとなーってなりました。兄貴にも身分不相応な車を買ってどうするんだ?って言われ続けたのだけどね。

 

でも、そんな時に僕に奇跡が起こりました!

宝クジの当選です。
ロトだったかナンバーズだったかそれについては伏せておきます。
残りのローンを支払って、2年分の自動車税と2年後にくる車検分の予算が残りました。1度車検を通して4年乗れば満足できるだろうし、この車を維持する分の予算はできた!!

そんな風に思いましたし、実際、ピッタリくらいのお金が手元に残りました。

 

・・・ま、そんなにうまい話はないのですよねw

しかも僕はどうにも運が悪いですし。そうです、父が再び体調を崩すのです。
父の病状は前回に引き続きよくわからないものでした。原因が不明なのです。今思えばこれが老衰というやつなんだろうなっては思いますが。最初は手に負えない感じで、入院してくれてホッとしました。でも、原因不明が続き入院が長引き、追加で新たな病状が出てきてさらに入院が長引きました。
病院の方でもこれ以上は何もできないし、病状が安定したので退院してくださいってなりました。訪問看護などのサービス強化でなんとか家に迎え入れるっても思ったのですが、それも少し厳しいと。僕の手におえる感じではなかったので、まずはリハビリ専用病院に移動してもらいました。次は老健施設が受け入れ準備OKになったので、そちらへ。

兄にもたくさん手伝ってもらいましたが、保険が効かない部分も大きく、僕の貯金(宝くじ分)はどんどんなくなっていきました。

他にも新しく仕事をするためにパソコンを買ったり、僕が忙しくなったせいで節約が甘くなり生活費の高騰が再び起こったなんてことも手伝って、親父が帰宅する予定のひと月前には僕の宝クジ分以外の貯金も底をついてしまいました。

 

そして、親父は家に帰ることがないまま旅立ってしまいました。

正直、僕の貯金なんてどうでもよくなりました。
それが去年の10月のことですね。親父が家に帰ってきて、今でも元気でいてくれるのが1番なのですが、体の状態は元に戻ることはなかったので、訪問看護や通院なども増えて大変だったと思います。もちろん、金銭的にも。それでも生きててほしかったです。お酒が原因で体を壊した親父ですが、ほんの少し飲ませてあげたかったなーって今でも後悔しています。

18年にわたる僕の介護生活は終わりました。

さて、車の話に戻りますが、維持費を失ったのでどんなに気に入っていても手放すという選択肢しかありませんでした。このSUVを手放しても、兄貴がボロい軽自動車の代わりの車を買ってくれていたのでそれに乗ることができます。お金にならなくてもいいから手放そう、手放さなければならい・・・となったわけです。

そしたら、親父の葬儀の来ていた親戚がちょうどSUVが欲しいってことで、

「俺が買い取るよー。いくらだい?」

って。お店を通さずに個人間取引をすればこのくらいだよなーって額よりも安めの額を提示しました。

「それでいいの?じゃ、俺が買うから売らずに取っておいてね」

親戚は了承してくれました。
これが去年の10月の半ばくらいの話です。

 

この親戚は僕よりずっと年上です。僕が小学校1年の時にこの親戚の結婚式に参列したので、今は還暦くらいになってるんじゃないかなーって感じ。だから、あ、お金がなくなった僕を助けてくれる意味もあるのかなーって思いました。

っていうのも、この親戚ではなくてもう少し年上の親戚が親父の葬儀の後に僕に対してこんな風に声をかけてくれたからです。

「な、これまで頑張ったろ、お前は。で、これから大変になると思う。困ったことがあったらどんなことでもいいから、必ず俺に声をかけてくれ。相談を持ちかけてくれ、遠慮したら怒るからな!」

と。僕は頼るつもりはないけど、ものすごく嬉しかった思いがありました。
僕が長年親父の介護で身動きが取れずにいたことは親戚の間でも話になってたんだなーって思ったし。だから、車を買い取ってくれると申し出てくれた親戚にも同じものを感じたんですよね。

 

ところが!

 

この親戚からは一向に連絡が来ませんでした。こちらから連絡をすべきだったのですが、11月は少し僕が忙しかったし、親父の49日まではやることがたくさんあり、その後も遺品や部屋の片付けで年内は手一杯でした。片付けなどは今でも終わってませんしね。

2月に入り、そろそろ手放さないと次の自動車税が来てしまうので、親戚に連絡をしました。いつごろ買い取ってもらえますか?って。

「今すぐは無理だなー。嫁に聞いてみないと」

と、返事が返ってくました。
それから2週間ちょっとたった先日の話です、親戚から連絡が来ました。

「あの車の車種は?グレードは?」

と。それに対して答えていくと、親戚は新たに質問をしてきました。

「燃費はどのくらい?」

正直に燃費を答えると、鼻で笑うのが聞こえてきました。そして、

「あのね、俺が買うんじゃなくて欲しい人がいてね、その人の希望がハイブリットなんだよー。だからその燃費じゃ買えない。今回は無かったことにしてねー」

って。

 

ちゃんと連絡を密に取らなかった僕が悪いって思います。
でも、よくよく考えてみるとおかしなことばかり。

まずその親戚は僕なんかより車に詳しい人です。うちに来た時、乗り込むことはしなかったけど車をしっかりと見ていきました。その上で、これ買うから取っておいてねーって。

SUVは燃費が悪い車です。
僕ですらそれを覚悟して買っています。そしてこの車の年式の時代にハイブリットのSUVは数えるほどしか存在していません。そしてそれらのハイブリット車はほんの少し燃費が向上している程度で、燃費5〜8のこの車よりはずっと走るけど今のハイブリットSUVよりはずっと見劣ります。
このことは車に詳しくなくても知っている話だと思います。

そして、初年度登録から13年以上経っていたとしても、ハイブリットのSUVは高額です。とても僕が言った値段では買えるものではありません。まして、近年の燃費が向上したハイブリットSUVは中古市場でもアホみたいに高いです。僕の車は本格SUVなので、似たようなのをハイブリットで買おうとすると数十万円で買えるものは事故車でも難しいんじゃないでしょうか・・・

 

燃費の良い車が欲しいのならSUVは選択しません。
安い車が欲しいのなら、ハイブリットや人気のSUVを選択しません。
パッと見で10年以上前の車であること、SUVであること、大きな車であることから僕の車を買うっていう選択肢は無かったはず。

 

なーんか、がっかりしたというか呆れてしまいました。

僕も簡単に親戚を信じてしまったことが悪かったと思います、そして連絡を取らなかったことが悪かったと思います。
でも、大人のやることじゃないよなーって思いました。しっかりとした職業についていて(とある施設を2つ持っているオーナーです)、収入も僕と比べたら普通にある人です。

僕は親父が死んですぐに車の売却を決めているので、この親戚の買取話がなければすぐに個人売買なり、オークション出品なりで出来るだけ高く売る方法で売却に動いていたはずです。
なんとか来年度の自動車税を払わないようにしなければならないので、売却の期限はもうすぐそこまで迫ってしまってます。

この車を買った車屋さんにはいつもお世話になっているので、迷惑もかけたくないです。
でも、これから焦って売却しても良いことがないので、車屋さんには廃車でもいいのでなんとか自動車税を払うことになる前に手放したいですと連絡しました。

 

母が死んでから色々あったし、一昨年の騒動から家族とも色々ありました。友人関係でも・・・
なんとなくですが、人を信じるってことに嫌気がさしてきました。疑うってことがまず嫌だったので、詐欺的な話以外はまずは信じるところから始めるってのが僕のスタンスでした。もちろん、これまでにも嫌な思いはたくさんしているし、近年で言えば人を信じたことで手痛いしっぺ返しを喰らってしまって、戒めのためにお酒をやめたりもしています。もう8年以上飲んでないです。
それでも人を信じるのが当たり前に思っていたし、そうすることが大事なことって思ってました。でも、もううんざりかなー。まずは疑うことから始めるようにするか、もう最小限の人としか付き合わないようにするか。
親父がいなくなったので、この親戚とも付き合う必要はないですしね。

もちろん、今回は僕の落ち度もかなりあります。

車を買う時に失敗していますし、売却の手続きをしっかりと僕主導で進めなかったのも悪いですね。

 

あの車には思い入れもたくさんあるんです。
やっと買えた本格SUVだったこと、親父の入院などが落ち着いて、また貯金が貯まったらこの車で北海道1周旅行も計画していました。折りたたみ自転車やカメラなど荷物をたくさん積んで、無計画な旅行したかったのです。どうせするな好きな車、お気に入りの車で。衝動買いではあったけど、あの車をパッと見た時にここまでのイメージはしっかりと湧きました。

とにかく今は自分で稼げる手段を早急に作ること、それまでの生活費をできる限り減らすこと・・・

が大事なのですが、パソコンのトラブル発生で新たにデスクトップを作ったりしたんですよねー、アホなことに(この話はできたらまたここで書きたいと思います)。将来性を考えつつ、できる限り低予算で作ったのですが、多少はこの車の売却のお金を見込んでのことでした。見通しの甘さを反省しないとです。

なので、もう売却のお金はいらないので、自動車税を取られる前に手放すことが急務になりました。
車屋さんとは今週か来週中に予定を合わせて話をすることになっています。なんとか来月末までに手放すことができれば良いのですが・・・


もううんざりなのです。

2022年02月11日 | Life

オリンピック見てますか?
連日、日本人選手だけではなく世界の素晴らしい演技や競技を目の当たりにできて幸せな感じがします。

・・・と、前向きに書き始めたブログですがここまでで限界でした。
オリンピック、ワールドカップ。大型スポーツイベントが大好きです。親の介護のために横浜から地元に戻って18年、もう少しで丸19年になりますが、この19年間の数少ない楽しみの1つが定期的に訪れるこれらの大型スポーツイベントを見ることでした。夏季オリンピックがあると翌年は何もない年としていました。冬季オリンピックとワールドカップがあった翌年も何もない年・・・そんな風に過ごしていたらあっという間に19年です。びっくりしますよね。

僕は頭が良くないしスポーツもできない、手先も器用じゃないのですが好奇心だけは小さい時から人一倍ありました。

だからいつも何かしら目標か目的があってそれを目指して頑張っていました。
でも、根性がないからすぐにへこたれてしまうのです。こんなんではダメだ!!なんて強い気持ちこそなかったですが、写真学校で学んだことによってあちらこちらバラバラに向かいがちだった好奇心が、なんとなーく1つにまとまっていきました。

センスがなくて作家としても職業写真家としても生きていくのが難しいと感じた時に、もっと頭を良くしよう、もっと理論的になろう、もっと自分の中に1つ芯を作ってそれに基づいて考えることにしよう・・・そんな風に思いました。そこで始めたのが心理学を学ことです。心理学については浅くしか学びませんでしたが、物事をどんなふうに考えればいいか、どんな風に整理していけばいいか、そんなものができたように思います。

普通の人よりも行動などが遅くはありましたが、自分の生きる道が見つかったように思いました。

作家になれなくても、写真で稼ぐことができなくても自分なりの作品を作って、しっかりとした理論や思想の元に写真を地道に発表していけばいい、そんな風に思ったものです。

 

そんな時に実家に戻ることになりました。

自暴自棄な感じになった時期もあったし、好き勝手やって親に迷惑かけた時期もありましたが、僕なりに頑張ったなーって思います。
やりたいことや将来の不安をグッと飲み込んで家のことをやってきました。母が闘病生活に入った時は母を失うという不安を飲み込んで明るく1年頑張りました。母がいなくなって親父を1人で面倒見るようになってからは、何度も喧嘩したし投げ出しそうにもなったけど、それでも5年頑張りました。
親父が去年の10月に死んで4ヶ月になりますが、忙しい時期もあったし、気を紛らわせるために家の片付けに没頭した時期もありました。好き勝手にゲームやったりアニメ見たり映画見たりで時間を潰したこともありました。

気がつけば、これからの目標って何かな?生きる目的って何かな?って考えるようになりました。


それでも自分が生きる分だけ稼がなければ!!って、あれこれ考えて行動に移したりもするのだけど、自分にそれができるのか不安になるし、そんなことに時間を潰してしまって虚しくなったりもします。

あ、自分は写真がやりたかったんだって思い出しても、いつか写真作品を作りたい、個展をやりたいって思いはどこかにいってしまったし、19年もの間離れてしまった写真をまたやるっていう気力はもう無くなってしまいました。方法もわからない、そもそもカメラもないしね。

 

哲学じゃないのですよ、現実問題なんですよ。

自分が生きる理由って何?

って。

生きるために生きるってわけわからなくないですか?

それでも生きなきゃならないんだよ、働かなきゃならないんだよ、前向きにならなきゃいけないんだよって言われるのかもしれませんが、実際、今の自分の立場になってみるとなーんもわからなくなる人ってたくさんいると思います。

欲しいものを買うために稼ぐ、ご飯を食べるために稼ぐ、生きるために稼ぐ?好きな人と一緒になるために稼ぐ、誰かのために生きる・・・

 

自分にはなーんもないですよ。

さて。

お腹が空いてないけど、兄貴はご飯を食べなきゃならないからご飯を作りますよ。