@PAYASO

少しだけ更新再開してます(愚痴オンリー)

ずーずー弁

2020年04月30日 | Life
この生活ももうちょっとで3週間になろうとしてるのだけど、そろそろ終わりそうです。

今週末に兄が退院することになりました。
もちろん病気が病気なので退院後もしばらくはリハビリ生活になるだろうし、職場に復帰しても食事制限は続く。なんなら一生続くのです。
兄貴が結婚して・・・っていう話は無理なので僕が面倒みなくちゃならない部分がかなり出てくるだろう。

28歳で実家に戻り、10数年経過し、親父の面倒はあと10年以上。兄貴の面倒はあとどのくらい続くのか・・・自分の人生ってのはいったいなんなんだろう・・・とか考えちゃうよね。


さてさて。
明言はしませんが、私の地元と大いに関係があるNHKの朝ドラ「エール」ですが、見ていらっしゃるでしょうか?

朝ドラはシリアス路線とコメディ路線があって、昔はどちらかというとシリアスな雰囲気なものが多かったように思います。最近はコメディ色がしっかりと入りつつもシリアスだったり、コメディにほんの少しシリアスを混ぜ込むような。もちろんシリアスと言っても緊張感が続くようなものではないし、コメディと言っても喜劇とまではいかないくらい。そのバランス感覚が面白いといつも思って見ているのです。

今回の「エール」はどうやらコメディ色が強いもの。

音楽がテーマのドラマっていうのもあるけど、少し胸が躍るような幸せ感があるようなそんな気持ち見てると強く感じます。
キャロル&チューズデイもそうですが、音楽が主題の物語は好きですね。

エールの中で主人公は「ずぐだれ」と呼ばれています。
「ずぐだれ」ってのは方言で「いくじなし」とか「根性なし」とかそんなニュアンスで使われます。これが一般的な地元の言葉なのかって?ってことで多少議論になっていますが、僕は小さい頃に母から似たような言葉をぶつけられていました。「ずぐなし」とw

「ずぐなし」と「ずぐだれ」って違う言葉なのかなーって思って、調べて見たら同じ言葉でした。

ま、そんな風に母から呼ばれるような子供だったので当時も今も納得してます。
ドラマの中で少し違いがあっても、なかなかに懐かしい思いが溢れました。方言が嫌な時期ももちろんありましたが、今は方言を使わないようにするなんてことはほぼほぼなくて、ナチュラルに話そうって思いの方が強いです。

「エール」の中で唐沢寿明さんなんかが訛りを使っていると、面白いし、馴染む感じもあってとても楽しいです。
方言の使い方に一部違いがあるなーって感じることももちろんありますが、それ以上に僕の住む地域への愛みたいなのを感じますね。


ですが。

ですがですよ。「エール」での方言も良いのですが、7時15分からのBSプレミアの枠でやっている朝ドラ再放送の「はね駒」の樹木希林さんですよ!!

パーフェクトですw

方言がパーフェクトな上に、ボソボソっと話す感じが素晴らしいです。それだけでも見る価値のある「はね駒」だと思います。
あと、音楽がZガンダムですねw

早朝散髪

2020年04月29日 | Life
昨日から親父がショートステイへ。

今回のショートステイは4月分と5月分を使っていて、ケアマネさんが気を利かせてくれたのかゴールデンウィーク中ずっと施設に行っててくれるって感じで、少し楽しみにしていた。
もちろん、当初からどこかに出かける予定はなかったし、そのための資金もなければやることもなかったから、家の掃除と片付けかな〜って思っていたのだけど、このコロナウイルスに加えて、兄貴が入院するっていう事態になっていて、親父が出かける頃にはゴールデンウィークっていう存在自体を忘れるに至っていたりする。

お犬様の面倒を見なくちゃならないし、そろそろ退院する兄貴の生活の基盤をなんとなしなくちゃならないし、片付けなんてできるわけがない。

で、久々の長期間のショートステイとか言ってたのに、兄貴の手術の翌々日に帰宅予定だった前回のショートステイはそれどころじゃないと、延長してもらい過去最大級に長期間なものになっていて、今回のショートステイの長さが霞んでしまったっていう。

そんな親父は親父で、昨日の朝8時少し前に突然、

「髪の毛切ってくれねーか?」

と。

昨日のショートステイは10時過ぎに迎えがくることになっていたので、時間がないことはない。
でも、80過ぎの親父なので、早朝に散髪して、散髪後に風呂に入れて、湯冷めして・・・ってな感じで簡単に体調を崩してしまうなーってのが不安要素。そもそも、僕も朝は少し慌ただしいしショートステイへの出発が迫ってる。なのでそれは無理と断ったのだけど、いつまでも髪の毛を気にしてるので、じゃ、やったろかいな!!と。

湯冷め対策に父の部屋を暖めて、散髪をする風呂場と脱衣所にヒーターを持ってきて暖めて。お風呂を沸かして・・・

ショートステイ出発までにはかなり余裕を持って終わらせることができたのだけど、今度は施設のお迎えの方が20分も早く来るっていう暴挙に・・・10分前後早くなったり遅くなったりは常に想定して準備してるけど、流石に20分前は早すぎましたw

親父を送り出したところで、どっと疲労感がきて、夕方には少し離れた兄貴の病院に行かなくてはならなし、お昼を食べ終えたタイミングで少し昼寝をしたかったのだけど、お犬様に邪魔されたり・・・



散髪は流石にイレギュラー過ぎましたが、最近はこんな生活をしております。


何か楽しみを見つけないと。
そんな風に過ごしたこの1年間でしたが、この年齢になると楽しみっていうのもなかなか見つからず、一度好きになったものをそう簡単に飽きることもないけど、生きることがなかなかに難しいな〜って感じることばかり増えてます。
過去に仲良しだった人たちに、お元気ですか?と聞いて回って思い出話をしたいような、そんな気持ちになった今日この頃です。

元気で笑顔でいたいものです。

生きるために欠かせないもの

2020年04月27日 | Life
今日はうちのお犬様より少し早く起きました。
なので久々に5時過ぎまで寝れた。6時間しっかりと睡眠を取らないとダメな人なのでまだまだ足りませんが。

睡眠時間といえば、いつぐらいだったかなー。
昨年の6月くらいかな。そのくらいからぐっすりとしっかり眠ることが出来なくなってしまいました。
入眠はするのですが、1時間、2時間おきくらいに目が覚めてしまいます。

2時間の間隔が長く感じることもあれば短く感じることもあるし、1時間で目が覚めた次に30分で目が覚めたり。

時々、1時間ぐっすり眠ってしまうこともありますが、僕の場合はお昼の後片付けが終わった後に20分ほど昼寝ができるのでそれでなんとかもつ感じ。


ブログではなるべく明るくを思って書いてきましたが、まあまあ病んでますねw

音楽の知識はさっぱりだけど、歌を聞くのが好きでした。
この数年は定期的にライブに行ったりもしました。ま、馴染めないというか、常に場違い感もあったし引きこもりは家でCDがあってるんだろうな〜とか思いつつも、CDじゃ味わえない音楽体験ができるのも間違いなくて、それを楽しみにライブに行っていたわけですね。

それが昨年の5月に体調を崩したり、その時期にどうしても行きたかったライブの抽選に外れてしまったり。

それがトリガーになったわけではないと思うのですが、その後、どんどん病んでいきました。心の問題です。


それからは積極的に音楽を聞かなくなりました。

ラジオやアニメ、テレビから流れてくるものは耳に入るし、自然と耳を傾けることがあったのですが、車に乗ってもiPhoneではなくラジオを流すだけだったし、CDを買っても開封もせずにそのまま。YouTubeでもMVなどを開くことはなかったです。


自分のこういった変化は何によるものなのか?

なんとなくはわかってますが、言葉にしたくなかったり。


ま、それでも時間はたくさんあったので、Netflixでアニメを見まくってました。
OPとEDは初回だけ見て、あとはスキップ。なのであまり音楽は耳に入ってきませんでしたね。


ただ、1つだけ違うのがありました。

キャロル&チューズデイ!


このアニメにはなんか救われました。
2年前かな、そのくらい前のアニメですが今年に入りやっと見ることができました。
あー、いいな、これ。いいなー、もっと聞きたいな。
そんな風に2人の、2人だけじゃなく他のキャラクター達の曲も聞きたくなりました。

一連の関連CDを買おうとも思ってましたが、金欠気味だったので少し先に伸ばしていたら、コロナだったり家で色々あったりでいまだに買えていませんが。


中学生くらいからボンジョビを聞いたり、ロックも好きだったです。いや、今でも好きです。ロックに限らず激し目の曲も全然聴きたい派です。

でも、ピアノとボーカル、この組み合わせが最高だなって思いました。改めて。

キャロル&チューズデイのようにさらにギターが入り、デュオでもいいです。最高です。
でも、ピアノ弾き語りが自分には一番しっくりくるのがわかります。ポップスでも、クラシカルでも、はねるような曲でも、バラードでも。。。


我が家が元通りになるのはもう少し先。

でも、元通りになり、僕自身も心的に健康になったらまたたくさん音楽が聴きたいなと思うのでした。

今時珍しいドラマ

2020年04月26日 | Life
昨夜、なんとなくTwitterを見てると、

「M 愛すべき人がいて」

が無茶苦茶面白いっていうツイートを見かけた。

なんやそれ?

しばらく考えて、あ、浜崎あゆみの自伝的小説の・・・と思い出す。
家のことがあれこれやってテレビなんて見てる余裕がなかったので、完全に忘れてる。
でもこのご時世なのでどこかしらのネットサービスで見れるはずだろうと少し探してみると、AbemaTVで見れることがわかりとりあえず第1話の触りだけでも・・・と思って視聴する。

いやいや、一気に全部見てしまったw

なんだろう、あの雰囲気は?

昔の大映テレビ制作の雰囲気に似てる?

主にTRFの当時流行っていた曲が多用されてるんだけど、ベルファーレのシーンはあれとして、あの曲をバーテンダーがギターの弾き語りで歌うか?みたいな、違和感っていうよりはちょっと面白い、興味深い演出がなされてる。

浜崎あゆみの自伝(らしきもの)が元になっているので、あの日本最大級のエンターテイメント企業をモデルにしているであろう企業が堂々と出てくるし、これはあの人をモデルにしてるんだろうなーって人が続々と出てくる。そのネーミングセンスが微妙だったりととにかく面白い。

あゆ役の子は可愛らしくスタイルもよく、スター性を感じるけど学芸会レベルの久々に見るボー演技・・・でも可愛い。

あゆ役なので歌唱シーンもあるわけだけど、これも微妙・・・でも、可愛いし、この子はそもそもボーカリストとしてavexよりデビューしてる。

ちょっと気になったので調べてみたら、数年前にひと昔前のギャル風の風貌でデビューっていうので話題になった子だった。ネットでかなり話題になったので僕も覚えていたけど、その後の活動までは追えていなかった。
なので、その子の歌声は聞いていない。ボーカリストとしてデビューしているので、ボーカリストデビューする前のあゆを演じているわけだから、わざと下手くそに歌ってるのかなと思った。演技がボーなのも、役者デビューしていたけどイマイチ売れてなかったあゆを演じるのだからボーを演じてるはずって思った。・・・もしかすると大映ドラマ的なわざとらしい、現実味がない、ヘンテコな演出も今とは違う一昔前の日本を表現するためにわざとやってるんだ!!!と、思った。

田中みな実さんの眼帯は、スチュワーデス物語の片平なぎささんの手袋のオマージュなんだよ、あれ!!!


このドラマでの浜崎あゆみはどの時代なのかピンとこないけど、ドラマの端役っていうと、野島伸司さんの「未成年」の時くらいなのかな〜って思った。

「未成年」でのあゆの役所は、深窓の令嬢的な感じだったかと。

バレーを習うお嬢様的な役所で、絶対的な美少女として出てくるわけだけど、実は妊娠していて・・・

そんな感じだったかな。
当時のドラマって面白かったなー。現代の人たちって、最初から完成していて演技も上手だし、演出や撮影技術も成熟しきっているから違和感のあるドラマって少ない。でも、魅力的なものも少ない。20〜30年前のドラマは未成熟だったけど、面白かったなーって振り返ることが多いように思います。もちろん、それは僕の思い出補正と老害っぷりによるものが多分に含まれているものだと思うけど。

なんとなく昔に戻りたいとノスタルジーに囚われながら、眠りについた夜でした。


お金の話。

2020年04月25日 | Life
アクセスありがとうございます。

もう誰も見てないよなーって思って書いているのに、40ほどのアクセスがあり驚いています。
昔見ていた方がまだブックマークに入れててくれてるのかなとかそんな風に思います。

このブログを復活させた時に書いたように現在、兄貴が大病を患って入院中です。
ですが、ほとんど病院に行ってません。前回行ったのは水曜日かな。
病院が遠方ということと、何よりも新型コロナウイルスのせいで基本面会謝絶となっていて、用事がある場合しか面会できない。しかも面会は病棟の入り口までで、本人には会えず、看護師さんに着替えや必需品を渡すのみとなっているんです。その時に着替えがあれば看護師さんに聞いてきてもらって受け取る形に。
兄貴の場合はいつも「着替えはない」で終わります。多分、まだ下着などはつけられない状態なんだろうなと思います。ま、今は退院が決まっているので下着もしっかりとつけていると思われますが。

水曜日に行ってきたのは兄貴からこんなメールがきたからです。

「通帳と印鑑とが入ってるポーチが部屋にあるから持ってきて!すぐに!!
 じゃないと今月の支払いが100万余裕でこえる!!すぐ持ってきて!!」

その日は兄貴の病院に行く予定なんてありませんでした。

前日の夕方に親父が施設から戻ってきて、午前中は月に1度の通院にいかなくちゃならなかったし、晩ご飯を準備しなくちゃならなかったし、そもそも、親父を3時間程度留守番させるわけにはいかないし(実際、留守番中に少しやらかしてたし)。

ま、それでも急遽行くことになりました。

経験がある方は想像できると思いますが、高額医療の申請のために必要だったのでしょう。
高額医療の申請は早くやってしまった方がいいです。詳しいことは忘れてしまいましたが、支払いの前に申請しておけば支払額そのものが減ります。支払いの後に申請すると、とりあえず支払いをした後に手続きして返金される形になります。現在は前者がほとんどになってるはずです。

母が乳がんになった時は、抗癌剤治療をしても、放射線治療をしても、高額な検査をしても12000円の支払いで済んだと思います。
手術に伴う入院と、亡くなるまでの1ヶ月の入院の時はそれプラスしていくらか払いましたが。特に最後の入院は意識を失ってからの3週間は個室に写してもらったので、その分もありましたね。

とある有名人が日本の高額医療制度は優秀だから任意保険に加入する必要なんてないと言っていましたが(誰だか忘れたのでとある有名人としましたw)、その通りだと思います。

でも、それはあくまでも医療費だけのことであって、病気を患うこと、病院にかかること、治療をすること、そして病気になってなおその後生活していくこととなると話は別です。

入院に関しては保険に入っていれば1日いくらとお金が出るし、癌保険に入っていて、癌になると、癌と診断された時点で一時金がもらえます。

入院にはお金がかかります。

着替え、日用品、それらが必要になります。

日用品に関しては今は、寝巻き、洗顔・歯磨きセット、タオル、ティッシュなどなど、生活に必要な消耗品などは1日数百円で支給してもらえるサービスがあります。下着以外はこれでほとんど間に合うでしょう。
でも、例えば、下着類は新品にしたいとなるし、今回の兄貴の場合は、下着上下全部新調。しかもコロナの影響であまり病院にいけないから枚数が欲しい。さらには、いつもピチピチの着てたから、それは治療中はよくないから1サイズ上のやつを・・・となったら、XXLは売ってなくて、売ってたとこはアホのように高くて・・・

話はそれましたが、色々と物入りではあるんです。兄貴の場合はあとはシューズでしたね。リハビリの時に履くやつ。


そういうのを考慮しても、もしかしたら任意保険はいらないかもしれないです。
でも、不安を払拭してくれるのも保険だったりします。だから、考え方1つ、経済状況1つでそれぞれに必要か不必要かになると思います。

逆に言えば、お金がないからと、病気かもしれないと不安な毎日を過ごしたり、手遅れになって命を落とすことになったりするよりは、とりあえず病院に行ってしまった方がなんとかなってしまうものだと思います。高額医療の他にも色々あるはずです。保険に入ってなくても生きる術はいくらでもあります。命あってのものだねです。


と、言いつつ、僕は病院が大っ嫌いでこの15年、歯医者以外はかかってないんですけどねw

それなのに、親父、母、兄貴と、この18年くらいでどんだけ病院に連れて行ったことかwそういうもんだよね、と。


現在の新型コロナウイルスによりあれこれも、お金があれば不安も激減するって感じています。

何度も書きますが、私は無職です。
お金なんてありません。家族に支えてもらっています。

それでも考えます。

お金がもう少し潤沢にあったら、いくらでも楽できるなーと。
買い物に行く頻度も小池都知事が言う前から減らしています(東京住みじゃないですが)。なので、食材が足りなくなり不安になることもあるし、疲れ果てて食事の支度をしたくない日もあるけど、ウーバーイーツみたいな割高なものは頼めないし(そもそも身近にそんな便利なものはないw)、コンビニ弁当などですら高価に感じてしまって、手を出せなかったり。

あー!!!もう少しでいいからお金に余裕があったらなーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

と、なるわけです。
お金が解決してくれること、ほんとたくさんあるんですよ・・・


それでも、母が亡くなって、母がお金で苦労したの知ってて、だから家のあれこれを見直して、食事なども少し工夫して・・・

自分と家族に与えられたお金の中でなんとかできるように努力しました。
自分が抱えていた借金も与えられた生活費を節約して、もう少しで完済出来そうです。

昨年は3月に京都旅行なんぞをしたけど、その後は親父のことであれこれあったし、自分自身に余裕がなくて家でじっとしてたら幾らかの貯金も出来ました。

ま、その貯金は洗濯機の故障と兄貴の入院により全て消えたのですけどねw


お金はなんとかなる、ほんと、そう思います。

お金がある程度の物事解決してしまう、ほんと、そう思います。

でも、お金が全てではない、本気でそう思います。


綺麗事だけで生きていければどんなに幸せかなーって思います。
世の中、綺麗事では何も解決しませんもんね。これは8割方事実だと思います。


僕はこれから少なくとも10年は親父の面倒を見て生活することになると思います。
だから少なくとも10年はお金に縁のない生活をすると思うし、そのさきはもっとお金に縁がないと思う。だから、綺麗事にすがりたいなーっておも思うのですw


さて。

政府の英断で給付金が配られることになりました。
コロナによる生活の変化を支えるため、アフターコロナの日本経済を支えるためなのですが、


我が家の場合は買い換えた洗濯機に当てたいと思います。兄貴からいくら取れるか、それに僕の将来はかかっているw

慣れてきたところで

2020年04月24日 | Life
昨日の夕方、兄が入院する病院より電話。

「あの・・・担当の先生から・・・」

たまたまそんな話かたをする看護師さんだったのか、バイアスがかかって僕にはそんな風に聞こえたのか、あ、兄貴、ヤバイのかな・・・と一瞬感じたところで。

「来週中に退院できる見通しとのことです!」

とまあ、良きニュースでした。
予定では3週間以上か4週間かと言われていたので少し早くなったようです。術後の経過が良いと思われるので一安心です。

ま、僕の場合はようやくお犬様との夜の生活に慣れてきたところだったので、兄貴が帰ってきてからどうなるのかなーと悩むところではあります。兄貴の寝る部屋とか食事とか色々あるので。


さて。

やはり昨日の夕方に女優の岡江久美子さんの訃報がありました。
志村けんさんに続き、国民の6割〜8割は名前と顔が一致するんではないかっていう超有名人です。国内でコロナウィルスで亡くなった方は確か321人。そのうち2人がそんな超有名人っていうことにびっくりしています。著名人の感染率が高いのは、プロパガンダ的に国民にウィルスの怖さを知らしめる役割があって優先的だったり症状があまりなくても検査を受けてるのかなーと思ったりもしましたが、流石に死亡となると話は別ですね。もちろん、著名人が優先的に検査を受けられるっていうのも、森三中の黒沢さんが陽性と診断される前に、なかなか検査を受けさせてもらえなかったという話があるので、僕の勝手な思い込みでありますが。

志村けんさんが亡くなった時は数日間途方に暮れました。
岡江久美子さん、はなまるマーケットや昼ドラなんかでずっと大好きな人だったという記憶しかないです。優しくて明るいお母さんっていうイメージで、世の中に欠かせない人ですよね。

新型コロナウィルス、得体の知れない怖さをやはり感じます。


昨日のブログで少し触れた日テレのアナウンサーの水卜麻美さんのインスタライブ、昨日のお昼にもありましたね!

僕はちょうど用事が重なってQ&Aコーナーからしか見れませんでしたが、それでもかなりの癒しでした。
水卜さんはお茶の間で見てるイメージのまんまの人なのかなーって思っています。美味しそうに比較的ガッツリ系のご飯をしっかり食べて、言葉遣いは丁寧で。昨日は何を食べたのかわかりませんでしたが、初回はとんかつ(2枚)、2回目は羽つき餃子と水卜さんお気に入りのTKGでした。
うちの兄貴みたいに不摂生がたたって病気になるパターンもあるので一概には言えなくなってしまいましたが、ダイエットのことばかり気にしてご飯を残したりする人よりはしっかりと美味しそうにご飯を食べる人が好きです。食事は人間の根本であると思うのですよね。なので苦痛や悩みを伴うものよりは楽しく美味しくがベストって思うんです。

水卜さんに限らず、Twitterやインスタで○○リレーが流行っていたり、インスタライブやYouTubeLiveでこれまで生放送をしてこなかった著名人が毎晩のように生放送をしたり。

その他にもダウンタウンの松本さんがTwitterで写真で大喜利のお題を出して著名人が答えたり。

これまでSNSを放置していたような人がしっかりと利用するようになったり、新型コロナウィルスで変化したことがあります。


一般人の僕からしたら嬉しかったり、楽しかったり、そういうことも多くなったのが今の自粛生活です。


これ、2、3年ごにウイルスが落ち着いたらパタリとなくなって元に戻ってしまうのかな〜と考えたりします。そうなると少し寂しいなとも。

一昨年くらいから芸能人のYouTube進出が顕著になり出して、昨年、今年と本格化したわけですが、長年ずっと肖像権などの権利問題などによってできなかったことだと思うんですよね。それが少しずつ解禁されて、さらには今の自粛生活の中で権利問題なんかを言ってる場合ではないとなって、一気に変化して。

ネットと既存メディアの融合など、ずーっと言われてることですが、ここにきて一気に変わった感じはあります。

このことだけに関わらず、買い物や移動、人との接し方、働き方・・・あらゆる面での変化を求められ、一部を除いては変化に至っています。

これら全てがコロナ収束で元に戻ってしまうことなのか、それともそのまま変化することなのか?


一部で言われてる世界情勢なども含めて、さらにはコロナ以前から言われていたシンギュラリティなども含めて、もしかしたら日本に関わらず人類のパラダイムシフトの時がきているのかも知れません。従来の、旧世代の人間のように戦争にいたるかもしれないし、それを超えた何かしらで世界が変わるかも知れない。アフターコロナと言われてる時代に入った時に、しっかりと自分の身の振り方や、価値観の変化などについていけるようにしなくちゃなのでしょうね。

3代目の我が家のお犬様

2020年04月23日 | Life
兄貴が入院してからは4時半起床が続いています。

っていうのも、うちのお犬様が1人では寝れない子なのです。
ダメだよー、クセになると後々大変になるよーってずっと言っていたのですが、亡くなった母がずっと一緒に寝ていたのですね。
で、案の定、一人では眠れない子になって、母が亡くなってからは兄が引き継いで一緒に寝ていた。

ま、兄の場合、一緒に寝てるっていうよりは近くに寝てるだけであって、犬がいようがいまいが普通に気にせず眠れる人だったわけです。

僕の場合はそうもいかず、夜、いつまでも眠らずウロウロしていればそれに付き合うし、朝、ふんふんふんふんと目を覚ませば一緒に目を覚ましてしまう。

なので、1時、2時に寝て4時に起きた日もあったし0時に寝て2時半に起きてしまったなんて日もありました。


兄貴が入院して10日くらいになりますが、連続で4時間眠れたのは3日くらいしかないです。

昨日は朝から色々用足し(主に病院に行くこと)があったので、流石に疲れて23時50分くらいに寝てしまって、4時に起こされた感じですね。まあまあ眠れました。


以前、しっかりとこのブログをやってた時に書いたことがありましたが、改めて我が家のお犬様について。


うちのお犬様は今年の7月で17歳になります。


※数年前にブログに1度のせた写真です

17年前の8月に母が膝の複雑骨折をして入院しました。
当時僕は横浜で一人暮らしをしていたのですが、家に呼び戻されてました。
仕事はしていたものの知り合いの写真館でのアルバイトで融通がきいたのです。それと通信制大学で勉強していたので、8月といえばスクーリングの真っ只中ではあったのですが、たまたまその年は通常は3週間通うところを2週間でスケジュールを立てていたので、仕事はお休み中だったし母の骨折から数日後には実家に戻ることができました。

当時実家には親父と母、そして先日入院した兄貴が住んでいたのですが、親父と兄貴は家のことが何もできないのです。

母の手術が無事に終わっても、家の中はなんとなーく暗い感じ。

そんな時に持ち上がったのが犬を飼おうかって話。立案は兄貴。

早速兄貴とペットショップに見に行きました(当時は直でブリーダーの所に行くとか、保護犬を・・・というのはなかなか難しかった感じでした)。

兄貴は中型犬がほしかったようなのですが、僕が一目惚れしたのが今のお犬様でした。



子犬の時の写真がブログに登録されてなかったのでこれですんません。

ケンネルカフの状態で家にきたので、家に来てからはしばらく毎日通院したり手のかかる子だったし、その後、親父が倒れて親父と母につきっきりになってしまって、しっかりと躾をしたりたくさん遊んであげなきゃならない時期に一緒に居てあげられませんでした。そんなこともあって余計に愛着が湧いて甘やかしまくってしまったというのはありますね。

母は犬が来てからもしばらくは入院中でした。早く見たいというので病院の駐車場まで連れて行って見せたりしていました。

母が退院した後は、ちゃんとケージで眠らせていたのですが、母が布団に入った後に、僕を呼んで、

「ね、ちょっとだけケージから出していいかな?少しだけ抱っこしたい」

ケージから出すと、トコトコと真っ直ぐ母の布団の中に入っていって、そのまま眠ってしまったのです。
そんなんだから、可愛くてたまらなかったのでしょうね、母的には。なし崩し的に母と一緒に眠るようになりました。で、そのまま癖がついてしまったのです。

どうして犬と一緒に眠ってダメか?

躾の本などには必ず書かれていることです。
一緒に眠るのが日常になってしまうと、一緒に眠っていた人が先に亡くなってしまった場合、犬が眠れなくなってしまうからです。うちはまさにそうなってしまったわけですね。

母が亡くなって、一連の葬儀に関するあれこれで家を10何時間と留守にする日が続きました。

その間、家で留守番することになったお犬様なのですが、待てど暮らせど帰ってこない家族。帰ってきたはいいけど、一番大好きな母が帰ってこない日々・・・分離不安みたいな状態になってしまって、加齢のこともあって、ほんの少し以前より手がかかるようになってしまったわけです。でも、大事な家族だしこんなにも長生きしてくれたのでしっかりと人生(犬生?)をまっとうして欲しいと願ってるのです。



こちらも以前このブログにのせた写真です。
何をしているのかというと、以前住んでいた家なのですが(10年前に建て替えました)このサッシ窓の向こうには駐輪場があって、パートから帰宅した母が自転車をとめる所なのです。
母が帰ってくるとまずここに来ると知ったお犬様はこの椅子に乗って母の事を迎え入れていたのです。で、それが続いたある時、僕がふいに、

「お母さん、帰ってくるよ!」

と言ったら、尻尾をふって走っていって椅子に登ってこの姿で母が来るのを待つようになったのでした。
今は足腰が弱ってしまってできないのですが、ちょうだいちょうだいが得意技だったのでこのスタイルがやたらと落ち着くお犬様でしたwま、ダックスは腰を悪くするからあまり変な体勢を取らせてはダメなのですけどね。うちのお犬様の場合は胴が短めだったので、この体勢になる事でヘルニアになることはありませんでした。でも、12歳くらいの時に、ソファへの乗り降りで軽度のヘルニアになってしまいました。手術などには至らずにすぐに治ってくれたのですが、飼い主が気をつけてあげないとダメなことですね。現在患ってる歯周病と合わせて、飼い主の責任だなと申し訳なく思っていることです。


さてさて、本日は兄の所に行くこともなく、家のことをあれこれやらなくてはならないものの久しぶりにゆっくりできそうです。
自粛の中で最近楽しみにしているのは、日テレのアナウンサー水卜麻美さんのランチライブです。まだ2回だけなのですが、なんとも癒されます。

このことについてもそのうち書きますね。

トラブルは続くもの?

2020年04月21日 | Life
昨日のお昼のことです。

天気が悪かったので、洗濯は乾燥までしっかりやるコースに。
普段は乾燥はせずに一度干してある程度乾かしてから乾燥にかけるか、もう少し干して自然乾燥させるかにしています。
季節的に自然乾燥のみでいける時期にはなってきましたね。

・・・話を戻して、そろそろ乾燥が終わる頃だなーと洗濯機を見に行ったんです。
そしたら洗濯機を置いてある洗面所の床がビチャビチャに。過去にも2度ほど水漏れがあって、その時は排水フィルターのパッキンがずれていたりと原因がすぐにわかるものだったし、当然、自分ですぐに直すことができた。
またそれだろうと水漏れの箇所を見てみると全然違う。ちょっとした緩やかな滝の如く水が流れていて、直感的に、

「あ、これ、アカンやつだ」

となりました。
水をペットシートやバスタオルなどで吸い取りながら、洗濯槽の排水操作などをし様子を見るけどダメ。もちろん排水フィルターは正常・・・

自分の貯金とカードのショッピングローンの限度額などに思いを馳せつつ、

・洗濯機は長く使うもの
・水道代が全国の中でもトップレベルで高い我が町なので節水が優秀
・家庭の事情で家を中々空けられないのでコインランドリーなどに頻繁にはいけないから乾燥機能はありで
・どう考えても今はパナソニックか日立だよなー
・最上位機種はいらない
・型落ちなら安いはず・・・

などと、家電の中でもトップクラスの必需品である洗濯機なのでこりゃヤバイ、早急な決断の元で買い換えなければ!!と、電気屋さんに走ったのでした。

電気屋さんで洗濯機を見ると、どうも様子がおかしい。ほぼ全ての機種に黄色い紙が貼られている。

「こちらの商品の納期は5月末以降になります」

一番早いものでもGW明け、遅いものは6月末・・・


「あ、コロナか」


洗濯機の多くは国内製造になっている。しかし部品は海外から供給されるのである。

箇条書きで書いた項目を満たすどころか選択肢がない。
我が家の洗濯機は壊れているのだ。洗えないのだ。ついでに明日(本日21日)は親父がショートステイより大量の洗濯物を抱えて帰宅する。
今週はもう一人の兄貴家族に先日入院した兄貴の着替えの洗濯などはお願いしているものの、来週になれば僕がやらなければならない。

どうすんだ、これ。

多分、よっぽど悩んでいるように見えたのだろう、電気屋さんの店員さんが声をかけてくれた。


「これってコロナの影響ですよね?どれか早く入荷するものとかはありますか?」

「洗濯機に限らずなのですが欠品や入荷が遅くなってるものがたくさんありまして・・・洗濯機はドラム型をお探しですよね?」

「はい、できればパナソニックか日立ので・・・」

「シャープや東芝もありますが状況はどのメーカーでも変わりません。ドラム式でなくても同じなんですよ。我が社の流通センターの在庫を確認してみますね」

「よろしくお願いします」

しばらくして店員さんが戻ってくる。

「お待たせしました。近くの流通センターにこちらが1台、こちらも1台。少し離れた流通センターにこちらが1台、在庫がありました。お客様の希望だと右開きですよね?こちらは左開きのみになりますので、こちらと、こちらだけになりますね。他は早くても5月半ばすぎか、6月か。こちらの商品に至っっては6月末になってます。どう致しますか?」

その後もしばらく店員さんとやりとりをしつつ、値引き交渉などもしつつ・・・

コインランドリーで乾燥はなしで洗濯のみで6月末までもたせたとしても下手したら数万円飛ぶよなーとか、

今の洗濯機を修理するか!修理は数日でなんとかなるだろうけど、10年選手なのでまたいつか壊れるよなー。そもそも修理に数万かかったらどうしようか。見積もりだけでもとってみるか・・・


などなど考えました。


で、結論。


来年の車検のためにとっておいたお金を頭金にして、残りをカードでショッピングローン(24回払い)・・・
こんな時な上に兄貴が入院したりと大変な時期なので現金って大事だよなーと思うのだけど、それ以上に気軽に洗濯をできないのは辛いなーとなり、購入しました。

最上位機種は乾燥機能が優れてたり、操作系がタッチパネルになっていたりってだけで節水・節電はほぼ変わらないので、在庫があった最上位じゃないやつにしました。それでも十分に高くて、最上位より5万くらい安い程度。まー、しゃーないっす。一応、考えていたものにほぼほぼ合致したので良い買い物だったと思います。配送も翌日オッケーだったので、洗濯物が溜まっていやーな感じになることも回避できました。


コロナの影響っていろんな所にでてるなーって改めて感じました。

基本的に家電量販店の店員さんを信じるようにしているのですが、もしかしたら他の家電量販店ならもっと在庫があったかもしれない、価格ドットコムの最安値の倉庫だけ・通販のみのようなお店にも在庫があったかもしれない・・・色々思うところはありますが、緊急時だからこそ即決しなければならないっても思うのです。もし、一度家に戻ってあれこれ調べているうちに購入機会を失ってしまい余計にお金がかかる可能性もあるわけで。


今の洗濯機、かなりのお気に入りでした。
10年間、ほんと頑張ってくれた。

色々なタイミングや状況でトラブルが致命的になってしまうこともありますが、幸にして珍しく少しばかりお金を貯めていたりもしていたので、なんとかなったかなーって思います。

もちろん、これからどうなるかはわからなくて、他のことに緊急にお金が必要になる場合もあるかもしれないけど、それはそれでポジティブに考えていこうと思います。



いやー、貯金、大事だな。

我が家の事情とコロナと何か。

2020年04月20日 | Life
大変ご無沙汰しております。
と言っても、当時このブログを読んでいた下さっていた方々に届くのかどうかわかりませんが。いや、届かないでしょうね。

先ほど、久しぶりにログインしてみたらブログ開設から「5569日」という数字がありました。
ブログブームには少し乗り遅れて開始したのですが、それでもそんな月日が流れてしまっていたんだなーと。当時は通信教育、写真専門学校、漫画、映画、サッカー。その他には若輩者の私が思うことをつらつらと書いてるだけのブログだったと思います。

アクセス数は頑張っても1日300〜400。友人には、

「無駄に時間使ってこんなことを一般素人がやって何になるの?」

なんて言われたこともありましたが、とある漫画(現在公開してる記事を見ればわかると思います)のレビューというか感想というか、今読み返してみると内容はすっからかんですが、それがかる〜くバズって最大3000PVなども記録したりしました。その後もつらつらと続けてはいたのですが、諸事情により休止という形をとって現在に至ります。この後書こうとしてる内容とは矛盾しますがとりあえず、

私は元気です。


今回、久しぶりにキーボードを叩こうと思ったのは新型コロナウィルス「COVID-19」(以降、コロナウィルス、コロナ、新型コロナ)についてです。

先に言っておくべきこととして、現在、私及び家族は感染していません。
むしろ、非感染者であるからこその不安など、そういうことについて書こうと思っています。かなり長くなる(このブログはいつもそうでしたがw)ので、読むのめんどくせーって方は、あ、あいつ、生きてたんだwとだけでも伝われば幸いだと思うので、ここまで読んでいただければ十分にありがたいことだと本気で思ってます。昔のお友達などに届いていたら、いつか、また、会える日が来るといいなって思っています。


さて。

話は数年前に遡ります。
2015年の1月半ば過ぎのことです。母が病気になりました。
最初の検査でステージ4の末期の乳癌でした。1年少し闘病をしたのですが2016年の4月にこの世を去りました。

我が家は親父と兄貴と僕の3人暮らしになりました。少し離れたところにもう一人の兄貴家族が住んではいますが、この3人です。

僕は母に代わって主夫となりました。結婚もしてないのに(あらゆる書類の職業欄で微妙な立場となります)。

ま、このブログを始めた少し前に実家に戻り、その頃から働かずに家の手伝いをしていたわけですが。

というのも親父が障害を持っているのです。当初は記憶障害と両足の麻痺程度だったのですが、記憶障害が徐々にアルツハイマーに代わっていき、現在は介護保険を受けながらの介護生活になっているからです。父の症状は母が亡くなる少し前から少しずつ悪くなっていき、オムツが必要になり、我が儘を言うようになり、頑固さが増し・・・定期的に施設にショートステイでお世話になりながら、4年ほど頑張ってきました。

なので、僕は家の中で母的な役割をすることが多いのです。

兄貴は家の現状を職場に伝えているからなのか、この3年は家から通える場所が勤務先となっていて、週末などは少し家のことを手伝ってもらえているので、ほんの少しではありますが僕にも兄のおかげで休めるような日がもらえています。
でも、昨年1年はどうにもうまくいかず、5月くらいから体調を崩し、それがよくなっても6月くらいから精神的に参ってしまい、8月には親父とのトラブルもあって完全にどうにもならないくらいにまで精神的にダメダメになってしまいました。

それでも主夫としてやることは毎日あるわけで、自分が家事のあれこれを滞らせてしまうと家が回らないし親父の世話をやる人がいなくなってしまうのでなんとか踏ん張りました。気がつけば、昨年の8月からつい先日まで髪の毛を切っておらずボサボサになっていたり。

・・・少し話が脱線してますが。

僕の生活はそんな感じです。


話は変わって、この間の月曜日のことです。

この日は親父がショートステイで施設に行っていたので、いつもよりほんの少し遅い6時40分に起きて、間も無く出勤のための準備に向かう兄貴と話をしていました。
兄貴がソファから立ち上がろうとしたのか、体勢を変えようとしたのか、少し動いたところで、

「あ、ヤバイ。」

と。僕がどうしたの?と聞くと、

「いや、痛みが走ったんだけど、これまで味わったことないというか、変な感じだった」

大丈夫?どこが痛いのなどなど質問すると、

「胸の辺りなんだけど、あ、今は落ち着いた。でも、変な違和感があるなー」

と。胸を抑えて蹲るような体勢をとったり、深呼吸したりしていました。

「じゃ、いつもの病院に僕が送っていくから、もう少ししたら準備して家をでよう」

兄貴は素直にしたがって、かかりつけのクリニックに向かいました。クリニックに着いて、兄の様子が落ち着いていて、職場にも遅刻の連絡を自分で入れていたので、これは大丈夫かな〜と僕は車で待つことにしました。
ところが。診察が開始して10分くらい経過したところで、クリニックの看護師さんが僕の車のところまで走ってきました。

「先生から話があるので、急いできてください!!!」

先生は、

「うーん・・・狭心症か、心筋梗塞か。ここではわからないけど、間違いなく大事になってるから、今すぐ救急車で緊急搬送するので救急車に乗って着いていってください」

そのクリニックから、先生が指定した総合病院までは300メートル程度しかなかったので、

「あ、僕の車でではダメですか?」

と。

「ダメっ!その間に何かあるかもしれない!救急車を手配したから到着まで待ってて」

間も無く救急車が到着し、5分とかからず総合病院に到着しました。
カテーテル検査がすぐに準備された。そのまま入院になるからと僕は説明を聞き、色々な書類にサインをしていった。そしたら医者や看護師が少し慌ただしくなり、僕が診察室に呼ばれる。

「心臓には何もなかったんです。でも、明らかに症状が出てるので他の検査をしてみた結果、わかりました。大動脈解離という病気です。この病院では、内科ではどうにもならないので心臓外科、血管外科のある病院に緊急搬送となります。今から病院を探すので少しお待ちください。お兄様はしっかり意識はありますから、大丈夫ですよ」

それからしばらく待たされて、再度、呼ばれた。

「搬送先の病院なのですが、この辺だと○○医科大学になるのですが、現在、COVID-19の影響で受け入れが拒否されました。医大がダメとなると、近場にはなくて、少し遠いですが○○にある○○総合病院か、○○病院になるのですが、○○総合病院で受け入れの許可が出ました。本来ならばドクターヘリでの搬送の案件になるのですが、本日は天候不良なので救急車での搬送となります。病院に到着したら緊急手術になると思います。もちろん、向こうの医者の判断の後になりますが。私と看護師が着いていくので安心してください」

と、とても安心できないような情報がたくさんもたらされた。
伏字ばかりで申し訳ないのですが、兄貴が搬送されることになった総合病院は高速道路を使って1時間かかるかどうかの場所。それ程遠くはないのだけど、ヘリで運ばなくちゃならないような所に1時間もかけて・・・しかも到着後緊急手術なわけで、安心なんてできるわけがなかった。

救急車でおおよそ45分で到着した。

僕は控室で待機させられ、またしても書類にサインをしまくっていた。そして医者に呼ばれ病気の説明を受けることに。

「まず、お兄さんの病気は大動脈解離で間違いありません。血管のかなりの部分が解離してます。この病気は・・・」

2017年だったかな。ドラゴンボールのブルマ役の声優さんである、鶴ひろみさん(奇しくも僕が小学生の頃から好きな声優さんであった)が亡くなったのと同じ病気であると説明を受けた。きっとこの先生はアニメとか好きなんだろうなと思いつつ、この病気は症状が出て48時間以内に処置しなかった場合30%死亡すると伝えられた。また、じっくりと検査をしないでの緊急手術になるので、何が起こるかわからないということも理解してくださいと、理解できないようなことを伝えられる。
鶴ひろみさんが亡くなった時の様子を知ると、怖い病気だっていうことが理解できる。鶴さんは、首都高の路側帯に停車しているところを発見され、病院に搬送されるが間も無く亡くなられている。多分、運転中に兄貴と同じように痛みが走り車を横に停めたのだろう。

その後、もう1人の兄貴と合流し、手術室に入る前の兄貴に会うことができ(意識もしっかりしていた)、平均手術時間5時間。長くても7時間かかるという手術が終わるのを家族控室にて待つことになった。

5時間経っても出てこない・・・
7時間経っても出てこない。足音すら聞こえなくなった。

10時間!いい加減に不安しか無くなって、廊下に出てうろうろしていたところに看護師さんが手術の無事終了を伝えにきた。

手術自体は6時間半で終わったのだけど、出血が止まらず再度確認したりでこの時間になったとのこと。時計はすでに深夜の1時30分を回っていた。

兄貴は大動脈解離のこの病院でやる手術では一番大きな手術を受けたとのことだった。


兄貴が症状を訴えたときに、普段通りに親父が家にいたら僕は朝食を作ってる時間だったし、家に親父を置いて病院に行く事は難しかっただろうし、兄貴もそういう事情は当然理解してるし、最初の痛みの後は症状も落ち着いていたので、そのまま出勤して帰りに病院に寄るっていう選択肢を選んでいただろうし。

もし、兄貴の症状が出る時間が30分遅くて出勤途中だったら?
もし、病院嫌いの僕が病院に連れていくのを渋ったら?
もし、僕が後20分寝坊していたら?

他にもいくらでもパターンはある。ほんの少しタイミングがずれていたら兄貴は助からなかっただろう。九死に一生を得るとは少し違うけど、まさにそんな気分になった。

兄貴の手術準備中や手術中にあちらこちらに連絡をとり、とりあえず親父のショートステイの延期をお願いしたので翌日、親父がいる施設に着替えと薬を持って訪問した。施設には事前に連絡をして聞いてはいたけど、

「あのー、COVID-19の影響で利用者様とのご面会は一切できないのですよ。ここで電話を繋ぐのでお話をしてください」

医療関係者や介護施設関係者はちゃんとCOVID-19と言う。正直、新型コロナと言ってくれた方が馴染みがある。
親父に兄貴のことを伝えるとしっかりと理解してくれた。これは安心だったのだけど、こんな緊急時でもほんの少しの面会もダメなんだなーとちょっとした不安を覚えた。

と言うのも、手術をした兄貴にも会えそうにもないのです。

もちろんしばらくはICUに入るので面会は無理なのはわかるけど、着替えの受け渡しなどの用事がない限りはどの病棟も面会謝絶だと言う説明を受けた。なので、着替えの必要がない(着替えどころじゃない)翌日は兄貴の病院に行くことができないのだ。その翌日に着替えを持って行っても、受付で検温し熱のないことを確認した上で、手の消毒をしてから病棟に向かえる感じ。当然、マスクの着用がない場合も中に入ることができない。
兄貴の着替えを看護師に渡すと、リハビリ担当の方から現状と今後の説明を受けて帰宅。これが水曜日のこと。今後のリハビリに靴(シューズ。僕が持っていったクロックスではダメ)が必要だからと、翌日の木曜日に行くが靴を預けてすぐに帰宅。携帯と財布も持っていったのだが、まだICUにいるからと受け取ってもらえず。

で、金曜日の午後2時ごろに一般病棟に移ったと連絡を受けたので、すぐに用意して携帯と財布を置いてきた。

これでようやく兄貴と連絡が取れるようになる。兄貴からはいくつかのお願いメールが来ていたが、すぐに必要なことじゃないので、昨日と今日は病院に行かずに家で待機。


ここまでが前置きw

兄貴の病気がトリガーにはなったのだけど、新型コロナの不安についてってのが本題です。なので、ここからが本題。


とにかく、新型コロナの影響で兄貴にも親父にも会うことができません。親父はともかくとして、兄貴はあれほどの大手術をしたのに会うことができないのです。
1時間かけて病院に行っても会えないだけでなく、看護師さん等に荷物を渡して帰宅。病状の説明は最初にお見舞いに行ったときに説明があっただけで、その後はほぼわからず。立ち上がって歩いてリハビリしてます、一般病棟に移りました、順調です・・・これだけ。ま、これだけ知れれば十分でもあるのだけど、なんとも不安です。

不安なのは兄貴の病状だけではなく、全国的に緊急事態宣言が出ている中での外出、しかもクラスターになりかねない病院・・・

どこに出かけるのでもマスクが必須なのは当然だし、アルコール消毒が置いてある場所では必ず消毒。完全な自動ドアならいいのだけど、「押してください」方式のドアでは肘を使ったりしてドアを開けたり・・・

幸いなことに2、3箇所でクラスターが発生してるものの僕が住んでるとこはまだまだ感染者は少ない。だから少し余裕があるのだけど、その余裕が怖いというのがあったりもする。僕の行動にも問題があって、家に戻ってからの余裕があまりないことや、一人暮らしが続いていることもあって牛丼屋さんなんかを病院帰りに利用する・・・

このお箸、消毒されてたとしても、お客さんが席をあけるたびにはされてないよな〜、つか、テーブルすらセルフで服だけだから消毒されてないよな・・・

こんな風に神経質になってしまいます。


新型コロナ問題が本格的になって、トイレットペーパーの買い占め、不要不急の外出を控えるように要請された東京の週末には食料品の買い溜めが横行し、品不足に・・・

流石にトイレットペーパーはうちも後2日欠品が続いたらヤバイ状態まで追い込まれたけど、これらの不安からくる行動ってその人の置かれた立場によって違うんじゃないかって思い始めている。
トイレットペーパーなんかは品不足になるのはデマだって言う情報が一般的になったあとですら買い占めが続いたので、本気でアホかとキレそうにもなってたけど、もし、自分の置かれてる立場が違っていたらどんなに最新の情報を得ていても、同じようにトイレットペーパーや食料品の買い占めをしていたかもなーと。


兄貴に会えない、親父に会えない・・・これらの不安も大きいです。
気をつけていても、ウィルス感染のリスクが高いところに行かなければならない・・・これもかなりの不安です。

でも一番は、もし、自分がコロナに感染して自宅待機になった場合、重症化して入院隔離となった場合、現状、我が家は大変なことになることが想像できます。これが一番の不安です。


兄貴の事は病院と病院の近くに住んでるもう一人の兄貴家族に任せれば大丈夫でしょう。
親父の事は金銭的な負担が半端なくなるけど、なんとか施設にお世話になれば良いでしょう。

一緒に住んでいる犬はどうなるのだろう?
あと3ヶ月くらいで17歳になる高齢犬です。母とずっと一緒にいたので、母が亡くなった時の葬儀で数日間長時間の留守番を強いられた愛犬は、それ以降、分離不安の症状が出ていて、1人での留守番はかなり難しいです。誰かに預けるとなっても、間違いなく、ずっと、それこそ眠らずに過ごしかねないのです。間違いなく寿命を縮めることになるでしょう。

犬のことがなんとかなったとしても、家のあれこれができるのは僕だけです。
重症化して2週間ほどで回復したとしても、退院して休養が必要な兄貴を面倒みる人がいません。兄貴の入院を伸ばすことはそれこそ新型コロナの影響で難しくなる可能性があります。

で、タイミングが悪いことにこの数日、体調を崩していたんです、僕が。

どう考えても疲労と睡眠不足なのですが、微熱が続き、頭が重く・・・1時間に何度も熱を計り、加湿器を1つ増やしたり、栄養を取ったり。

熱は37℃を越えることはなかったので大丈夫だったのですが、もし、コロナだったら?これが物凄く、プレッシャーになり、恐怖になり、不安になり・・・この新型コロナ最大の怖さはこれだなって感じたのです。

うちの犬は自分の命と同じくらい大事なのですが、僕があげた、もし自分がコロナに感染したら?っていうやつ、なんとかなるものばかりです。他の家族なり、親戚なり、御近所さん、他にも親父のことなら施設とか色々なんとでもなることばかり。
でも、家を預かる身となると、不安がエスカレートして、思考停止からの、ダメダメ状態に突入していくのですよ。情けないことに。

東日本大震災を経験したからこそ、緊急時に強くなるっていうのはホントのようでウソだなってすら思います。

震災の時、食糧や水不足に加え、電気水道ガスのライフラインがいつまでも戻らず、どうにもならない不安を経験してるからこそ、それを回避しようとして無駄な買い溜め・買い占め行動につながってしまうように思います。

そして、先にのべた、立場です。

僕は家族の要にいつの間にかなってたんです。無職だし、迷惑ばかりかけていても、家のあれこれを全てできるのは僕だけになっていたんですね。

うちには小さい子供がいないので、アホみたいな買い占め行動には繋がりませんでしたが、家族にひもじい思いはさせたくない、もしかしたら週末だけじゃなくて、週明けも家から出られないんでは?そんな思いが買い占めに繋がるんだなって、想像することができました。誰も怒れない、誰も責められない、そんな風にすら感じます。でも、買い占めはダメです。

うちの場合は兄貴のまさかの大病と入院ってのがあるから、不安ってのが余計に僕に発生して、それがこういう考えに至っただけなのかもなので、気分を害した方がいらっしゃったら謝ります。


とにかく、コロナは怖いです。致死率が低い(とも言えなくなってきましたが)からと甘く見てしまってはヤバイと思います。

僕の地元でもコロナが東京や大阪のような状態になっていたら、兄貴の搬送先が見つからないまま、大事に繋がった可能性もあるでしょうし。


正直、ど田舎に住んでる自分はコロナが収束から終息に至っても、対岸の火事を見ているような気分のまま終わると思っていました。
1月の早い段階で、兄貴や親父に、この感染症はヤバイ!!!と騒ぎまくっていた僕ですらそんな風に思っていて、兄貴の病気っていうトリガーがなければ不安すら感じなかったでしょうね。それが今となっては完全にビビりまくっていて、元々家に10枚程度あったストックプラス、昨年末に兄貴が仕事関係の方からもらった50枚のマスクがいつ無くなるのかハラハラしている状態です。

兄貴の入院は4週間(通常は1週間〜3週間なんだそうです)ほどかかる見通しで、あと10回は病院に行かねばならないと思うのですが、その間、ずっと見えないコロナにビビってるんだろうな〜って想像できます。



色々書きたいことがあったのですが、取り止めのないもの、しかも役立つ情報ではなくて、僕が不安だから付き合ってよー的な内容になって申し訳ありませんでした。

ブログ更新が停止してから随分経過しますが、その間にいろんなことがありました。
楽しいことで満たされたような時期もありました。でも、どうやら今しばらくはそういうことも味わうことはできそうにないです。まずは家のこと、家族のこと、犬のこと。しっかりやらなければならないです。特に兄貴はこれからリハビリ、食事制限、行動制限とコロナどころではない大変な日々を長期間(一生)頑張らねばならないでしょう。僕はその手伝いもしなくてはならなくなります。

冒頭にこのブログが無意味なものだという友人の言葉に当時僕はこんな風に返していました。

「僕のことなんて興味ないだろうし、駄文ばかりでしょうもないけど、続ければ本になるよ。それが僕の表現の1つだよ」

と。才能がないなりにいろんなことを模索して、その中でこのブログを始めたわけですが、いつの間にかそんな情熱もなくなり、将来を悲観してばかりになってしまいました。
でも、それでも、そんな僕でも生きた証がほんの少しここに残ってるなーと感じます。何年後になるかわかりませんがコロナが収束して、世界が落ち着いた頃に、価値観や物の見方ががらりを変わってしまっているような気がします。その時に10年、20年前に自分がどんなことを考えていたのか、どんな風に表現しようとしていたのか振り返られたらいいなって思います。

久々の長文ブログお付き合いありがとうございました。


※大動脈解離が大動脈乖離になっていたので訂正しました。老眼で文字がまともに見えてないとかそういう問題ではないはずです。