@PAYASO

少しだけ更新再開してます(愚痴オンリー)

フラッシュバッカー

2021年07月27日 | Life

オリンピックが熱いですね。
色々ありましたが、開催されてよかったです。
僕は大反対してましたしやるなら無観客で!!って言ってました。でも、大のスポーツイベント好きとしては始まってしまったら最高ってなってしまいますね。

さてさて。

オリンピックやW杯みたいな楽しくも熱い感動的な思い出を思い出すのは良いのですが、世の中そんなに良い事ばかりではないですね。

フラッシュバックってやつです。

トラウマ的なものや嫌な記憶、アル中の人のお酒を飲む体験などを急に鮮明に思い出してしまうっていうアレです。
これ、かなり厄介で解決した問題だったり乗り越えた事柄だったり、もう忘れたつもりの事であっても突然なんの前触れもなく鮮明に思い出してしまうのです。

人間の忘れるっていう現象は心を守る防衛機制です。

嫌なことや悲しいことを忘れることができるから人間は心を平静に保って前向きに生きることができるのです。

僕はこの忘れるってことが苦手です。
以前も話したことがありますが、英単語とか勉強に関わることは全然覚えられないしすぐに忘れてしまうのに、人と人の関わりみたいなのはなかなか忘れることができません。なので小学校や中学校の同級生と久しぶりにあって思い出話をすると、「そんなこと覚えてないな〜。よく覚えてるね〜」となるだけで話が弾みません。なんなら僕だけが取り残された気分になるだけ。

「そんな余計なことよく覚えてるね」

家族や友人によく言われた言葉ですね。
最近は加齢で随分と忘れてしまうようになりましたが、それでも人より記憶が残っているように思います。

 

良い思い出なら少し寂しい思いをすれば終わりだし、たまにはそういう誰も覚えてない懐かしいことを喜ばれたりもします。

でも、嫌な思い出もしっかりと残っていますし、フラッシュバック的に唐突に思い出されることもしっかりとあります。

僕の場合は○年前のあの人とのトラブル、1○年前のあの人の嘘・・・

これらが強くフラッシュバックします。
忘れよう、考えないようにしよう。。。そんなふうにしててもことあるごとに思い出されて不安になり、未来が見えなくなり、全てが嫌になり何もかも投げ出したくなることもあります。

どうしたらなくなるのか?

これはとても難しいと思います。
僕の場合は慣れっこになりつつあります。記憶を消去しにくいのでさっきあげた2つだけじゃなく色んなことを突然思い出してしまうので。それでもなかなか厳しいのがさっきの2つであるわけで。

まずはその問題などを解決する。

これが第一歩だと思います。対人でのトラブルなら互いにわだかまりがないように解決するってのが理想ですがなかなか難しいです。なのでこれ以上トラブルが拡大しないように解決という形をとり、その人と縁を完全に切ることが必要だと思います。僕の場合1つは自然と関係が切れました。でも恋愛に関することや基本的な人間関係に関することで裏切られた感じがあったので、生きていく中の人間関係のベースとしてどうしても思い出してしまいます。もう1つはほぼ関係を切っているのですが、どうしても切れない部分があってこれがとてもきつくて、トラブル当時のことやその人との嫌な思い出をフラッシュバックしてしまいます。

解決が無理だったら対処療法!

風邪をひいたら熱を冷まそうとするし、咳や鼻水などを止めようとしますよね。それと同じです。嫌な思いを緩和しようと、飲み込まれないようにしようってする行為・行動を取ることです。例えば楽しいことをするのですが何をやっても楽しくないってなるので、何かに集中するってのが良いかもしれません。漢字の書き取りとか塗り絵とか単純なことを必死にやる。眠れない時に羊を数えるのに似てるかもしれませんね。
もう1つは誰か信頼できる人にフラッシュバックの内容を話して「聞いてもらう」。この場合の「聞いてもらう」のは全てを受け入れてもらうということです。いちいち反論したり自論を展開する人に話してはいけません。それは討論や議論であって「聞いてもらう」行為とは違うからです。
フラッシュバックみたいなものは良いも悪いも、正しいことも間違ったこともないのです。ただただそれが嫌なのです。だから嫌なんだってことを理解して受け止めてくれる人に話して吐き出してしまうっていう行為なんですね。受け止めずに自論を展開されたらトラウマはより深くなります。その考えが正しい正しくない関係ないです。それはその人の考えであって、「私」の考えではないからです。
なので1度でも信頼関係を壊すような発言をする人に聞いてもらうのは難しいかもしれません。

「あー、そう言うと思ったよ」

そんな風に感じてしまってがっかりするからです。

話を「聞いてもらった」ら、ハグをしてもらう。

受け入れる、受け止めるってのはこういうことかなって思います。
大丈夫だよとハグをしてもらったり、頭を撫でてもらったり。簡単なことですがなかなかできることじゃないし、そういう風にしてくれる人もなかなかいません。もちろんここでも、ただ単純にハグをすれば良いわけじゃないです。心から信頼できる人、互いの人間関係の中で疑われたことがない人ですね。

 

ちなみにこれは僕の感覚的なことで、心理学的な話はほぼ含まれてませんのでご了承ください。

 

でも、話を聞いてくれる人がとても大切です。逆に肝心な所で信頼を壊すような事をする人言う人はよろしくないです。受け止めてくれない人自論を展開してその人を認めず自分が常に正しいという態度の人とかもよろしくないですね。

 

人の記憶は面白いです。
ただただ良い思い出だけを蓄積していければ良いのですが、そうじゃないから面白いのです。
すいも甘いも受け止めろ!って神様が与えたものなのかもしれません。悪い記憶は次に失敗しないために生かされますもんね。そうやって人間は少しずつ成長して上手に生きることができるのかもしれません。

でも、フラッシュバックはそれとは違います。

確実に心を蝕んでいきます。
僕はハグをしてくれる人も話を聞いてくれる人もいません。だから自分1人で戦ってなんとか乗り越えようとずっと挑戦してますが、なかなかにうまくいきませんw
だから、なんとかハグをしてくれる人を探し当ててください。それが難しかったら話を聞いてくれる人を探してください。それでもダメだったらもっともっと楽しい記憶を積み重ねてください。

生きることは大変だけど必ず何かしら解決の糸口はあるはずです。意地を張らずに心穏やかに生きてください。自分だけじゃなく相手のトラウマやフラッシュバックを受け止める余裕を持って生きてください。


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