@PAYASO

少しだけ更新再開してます(愚痴オンリー)

トイレットペーパーの値段

2022年06月30日 | Life

今日はボーナスの支給らしいですね。
ちっとも関係ありませんが。

今日は朝から作業していました。
パソコンでぱちぱちと。順調に作業してるつもりでも思うように進まない。そういう時はあるんですよ。なんの作業をしてるのかはここでは書きませんが、ものによって差があるというか、同じようなことをやっててもこっちは簡単、こっちは難しいみたいな。

それに加えてちょっと難しい話というか問題というか。
僕は直接的には関係ないのですが、ちょっとというか、かなりというか、重い話が僕の周辺であって、その話を少し考える時間があって、ぐっとダウンな感じになりました。

なんとなーく気付いてる方もいらっしゃると思いますが、僕はこれまで生きてた中で経験してこなったような鬱にあります。

あー、これまでのってファッション鬱だったんだな~って思うくらい、今は辛いです。

少しだけ心理学を学んでいるので自分の心の状態把握はある程度できてるのですが、自分ではどうにもならない事だったり、失ってしまったものだったり、過去10年に渡る長期的なものに関わる話だったり、色々有り過ぎてどうにもならないんですよね。

特にこの2年間の家族とのトラブルや愛犬と親父の他界は大きいです。
そしてもう1つ、こちらも喪失感的な内容のものなのですが、心にぽっかり穴が空くくらいならいいのに、なんていうのか空いた穴をぐいぐいと広げようとされたり、空いてしまって傷ついてる箇所をぐりぐりとえぐられるような思いに苛まれています。

 

と、ここまではいつものブログの前置き。

 

前置きが長いことはよくあるのですが重いことは珍しいかもですね。

 

先日の話です。

おおそよ11か月ぶりにトイレットペーパーを買いました。

僕は主に主夫をやっています。
結婚してなくて配偶者がいないのだから「主夫」とは認められないらしいのですが、やっていることは主夫です。19年前に実家に戻ってからは主に母のサポートだったのですが、家事をやることも多々ありました。母が闘病に入ってからは、食事を作ることもあったし、洗濯・掃除をすることもありました。それなりの頻度で。

しかし、母が他界した後は完全に主夫でした。

一緒に住んでる家族は兄貴と親父。
家の掃除から洗濯、炊事まで全て僕がやっていました。

なので、生活必需品の買い出しも僕の仕事になります。

トイレットペーパーもその買い出しの中に当然含まれるのですが、我が家は少しだけ一般的というか平均的な家庭と事情が違いました。

 

ここで質問なのですが、3~5人家族として月にトイレットペーパー何ロール使いますか?

 

我が家では母が他界した後は18ロール入りのトイレットペーパーパックを月に1パック確実に買っていました。多い時は2パック買ってました。

恐ろしいですよね。
僕が1人暮らししてた時は年に2パックも買ってなかったと思います。しかも12ロール入りだったような。僕の下宿先というか住んでたアパートはボロかったので、ウォッシュレットなんてものはありませんでした。だからまあまあ使うはずですよね。
今住んでる家はトイレが2つあるけど、当然ウォッシュレットがついており大きい方をしてもトイレットペーパーはワンカット分で済みます。それで間に合わなくてもそんなに使いませんよね。

しかし、昨年他界した親父がやばかったんです。

これはアルツハイマー型認知症の影響もあったのだと思うのですが、兎に角、大量に使うんです。大きい方もおしっこの時も。介助するときもあったので親父のトイレでの行動の一部始終を見たこともあるのですが、トイレに入ってまずかなり多めのトイレットペーパーを取り、畳んで手にもちます。用を足した後はその畳んだのの他に使い、手を洗って手を拭くためにまた使う(タオルあるのに)。その後、便座などの掃除をする・・・トイレットペーパーで。

トイレ掃除は最近は適当だけど、親父が居た頃はしっかりやってました。
親父にも、もし汚したら言ってね、掃除をするからって伝えてあったし。でも、ダメなんですよね~。じゃ、親父の後はトイレが綺麗になってるかというとそんなことはなくて、トイレットペーパーは強度的には弱いので、ペーパーカスがポロポロおちてしまうんですよね。だから、隙間にカスが入ってたりとかえって掃除が大変になるくらいで。

親父の介護はそこまで手がかかるものではありませんでした。
もちろん、母1人では難しいことがあったり、僕1人でも手に負えないことが多々あり、簡単に評価できな部分でありますが、これはまた別の話で。

手がかからないのだけど、ストレスは半端なくて、特に母が他界してからはヤバかったです。
で、そのストレスの5割以上はこのトイレットペーパーに関するものでした。1日1ロールを日課にしてるの?って思うくらいに、1日1ロールから2ロール使ってました。これは5年半1人で介護してる間に2度ほどしかありませんでしたが、3ロールってのもありました。

親父の介護がきつかったから、ショートステイに月に10日は行ってもらってたんですね。

そして、1階のトイレは親父が汚すので僕も兄貴もほぼ使ってませんでした。
なので親父1人で1ロール使いきったのもわかるし、月に確実に18ロール入りワンパックを使い切るってのも把握できてました。

お願いだからやめてくれ・・・

親父に土下座してお願いしたこともあります。
でもやめないんですよね。認知症なのでやむを得ないのですが。

母もこのトイレットペーパー問題には大いに頭を抱えてました。

トイレットペーパーは高いものではありませんので家計に大きく響くってことはないです。でも、全部トイレに流すわけじゃないので、トイレに設置したゴミ箱に毎日大量に捨てられるトイレットペーパーゴミを見てると頭がおかしくなっていきます。

母は困り切ってノイローゼっぽくなってたように感じました。

「今日、セールだからトイレットペーパー買いに連れて行って」

母に月に2回言われたセリフです。
近所のドラックストアで月に2回トイレットペーパーが安くなるのです。安くなるといっても40円程度なのですが、それでも大きいと。こういうセール品はお1人様1点までってしばりがあるじゃないですか、だから僕も1つ買って欲しいと。あとは大物商品になるので、車で運んで欲しいと。

毎月そんな感じで買っていたので、我が家にはトイレットペーパーをストックする場所に4パック、玄関に2パック、僕の車のトランクに2パック・・・みたいな感じで大量にストックされていました。

「お母さん、たくさんあるから買わなくていいんじゃない?」

って言ったことがありました。

「でもね、たくさん買っておかないと落ち着かないの。みるみる減っていくでしょ?たくさんあればある程度、気持ち的に落ち着くのよ」

と。母はこのトイレットペーパー大量買いの他にも、溜まったトイレットペーパーゴミをどう処理していいかわからなくなって、右往左往するなんてこともありました。

 

まー、大変でした。

 

なかなか共感してもらいにくい話だと思いますが、思い出しただけでも気が沈むくらいにきつかったです。

 

そして親父が他界して・・・というより、去年の2月半ばから家にいなかったんですね。病院と施設を行ったり来たりしてて。親父が家からいなくなって16ヵ月程経過したわけですが、そしたらトイレットペーパーが減らない減らない。ちょっと無駄遣いしたかなーって思っても減らないです。年に1パックで済むとまではいきませんが、2パックで確実に済みます。

週に2回ある可燃ゴミについても、親父が居た時は45リットルのゴミ袋が毎回パンパンになってました。多い時は2袋だすことも。それも今となってはゴミ袋半分以下です。週に1度で十分何じゃないかって量です。

それもそのはずで、トイレットペーパーだけじゃなくティッシュも大量に使っていたんですよね。
もちろん、親父のリハビリパンツなどのゴミもありましたしね。

 

で、約11か月ぶりにトイレットペーパーを買ったら、最後に買った時は税込み398円だったのに、同じものが税込み440円になってたんですよね・・・

 

って、これだけを話したいブログだったのに、何故か盛り上がってしまいました。
介護の苦労って実際にやった人じゃないとわからないし、ケースバイケースで各家庭、各要介護者によって違うので難しい問題ですよね。

僕は疲れ切ってしまいました。


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