@PAYASO

少しだけ更新再開してます(愚痴オンリー)

東京に住む理由。

2021年06月16日 | Life

田舎暮らしで困ることってあまりありません。
でも、靴を買うお店はギリあります。洋服を買うお店がないです。

みんなどこで買ってるのかな〜って聞くと、県外、ネット。

という感じです。
コロナ禍前は年1くらいで県外に買い物には行ってました。
ネットでってなるとサイズがいまいちわからないし、返品交換サービス利用するのめんどいし・・・ってなりますねw

なんでも揃うわけではないですが、概ね間に合ってます。

でも、僕は実家に戻る理由がなければ横浜に住み続けたかったし、住み続けたい理由もありました。

○○女子とか、昔なら○○系とか言われる人たちはそこに住む理由を作るためにわざわざネーミングしたんじゃないかってくらい、そこに住む理由をはたから見ると感じなかったりします。そこに住んでる私すげーっしょ?ってくらいにしか感じないっていうかw
と、いきなりディスりから始まりましたが、あくまでも、○○ですから名指しではないですよw

タイトルは東京に住む理由ですが、僕が住んでたのは横浜の片田舎でした。

色々やってたので、週に3回以上は確実に都内に出てたし、アパートから駅まで行くのは大変だったけど、駅から都内に出ることに関しては全く苦労に感じない程度の距離でした。
でも、服を買うときは都内にでなかったり、ご飯を食べる時も都内に出なかったり、飲み会の時も都内に出なかったりw

それじゃ東京に住む理由って変じゃんってなるわけですね。

 

僕が東京に住む、東京の近くに住むっていうことをこだわりたかった理由は写真です。

途中でやめちゃったわけなので、過去の話になりますが。


写真作品のモチーフはたくさんあります。
人間は世界中の至る所にいるし、風景はその場所場所全てですし、スタジオで撮影する人はスタジオさえあれば都道府県は関係ないし、動物ならむしろ都内よりは地方だし、お花もどこにでもあるわけです。

僕は東京にこだわりたかったです。

これは学生時代の所属ゼミなどにも関わってはくるのですが、東京独特の建物の込み入った感じや道路の複雑さ、人の多彩さ、美しさと汚さの混在・・・東京って面白いんですよ。

僕が田舎者で東京に憧れてたからかな〜っても当初は思っていたのですが、そういう個人的な感情っていうのはどんどんなくなっていって、純粋に構造・構築的なモチーフとしての東京を見ていました。
写真のジャンルにもクラシック的だったり、現代的だったりってあるのですが、どの写真にも共通することは、

「今、ここ」

過去に撮った写真を持ち出すことはできても、過去の写真を撮ることはできないんですよね。
日本における現在を見るときにもっともらしいのは、やはり東京だし、モチーフとして過去的なものを垣間見れるのも東京はとても豊富です。時代のエモーションを切り取るっていう言葉を誰かが残していましたが、まさに感情蠢く風景を切り取るには最高の場所なんですよね。
写真はやめてしまったし、東京に住むことも難しくなってしまいましたが、「東京○○」ってタイトルで作品を紡いでみたいな〜って希望は少しありますよ。

写真撮影・・・だけじゃないんですよ、写真に関わることで。

学校卒業間近にほんの少しだけ就職を考えた時期がありました(この辺が間違ってるけどw)。
地元の写真館でわりと高待遇で募集してたんです。あと、確か、失恋に近いことがあったんだっけかなwなんかこの辺にいるの嫌だな〜実家帰ろうかな〜って考えたタイミングでした。

仕事で写真をするということでは全国に職場はありますから東京にこだわる必要はないんですよね。素晴らしい仕事がたくさん地方にもあります!写真って生活に欠かせないみたいな部分ありますからね。

でも、就職しても作品作りは続けるつもりでした。

そうなると地方では被写体以外の問題も出てくるんだな〜ってことに気づきました。もちろん被写体も問題になるわけですが。

 

地方では東京の100分の1も個展、写真展、展覧会が見れない!!!!!

 

これ、すっごい問題になると当時感じました。
学生の身だからってのもあったとは思いますが、写真集や写真雑誌だけではインプットが全然足りないんですよ。
新作の写真展をしっかり見続けていかないと、僕程度の能力では作品作りの迷子になるって感じてました。模倣の時期はもちろんありますし、その時期じゃなくても写真は常に「今、ここ」なんです。だから潮流ってのもあるし、その潮流にのるも逆らうも「今」を見て感じることってとても重要なことでした。

地元に帰るとして、月に1度都内に展覧会を見に行くってのはかなり大変なことです。月に1度では足りないですしね。

写真だけじゃなくて、都内の美術館の企画展、常設展、こういうのもとても大事でした。自分の中身だけでイメージを構築できるのなら地方でゆったりと仕事をしながらってのも良かったのかもしれませんが、才能は1ミリもなかったので環境が大事になっていくわけですね。

 

と、何となく思い出して書きたくなったので書いてました。

夢の大東京は憧れだけじゃなくて、あらゆる活動の下地としてとても大切な場所なんですよね、きっと。


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