Poncoの ぴろ~・ぶっく 

枕元においたノートに
日々の生活で感じたことを
好き勝手に綴りたい・・・・。

久しぶりに、付け下げを着た

2009年03月07日 | Weblog
次女の高校の卒業式。
朝、早くに目が醒めた。
どうしようかな・・。
今日は、お天気がいいらしい。
次女の学校は、近いし
今日、着なかったら、いつ着るか?
わからないぞ・・・。

というわけで、先日、母に送ってもらった
訪問着を着た。
心配は、この着物を最後にきたのは、
長女の宮参りだったような気がすること。
お太鼓に自分で帯を締めたのは20年くらい前だったような・・・。

娘も、真剣に心配している。

きれいに着付けられなかったが、まあ、なんとか・・。
道行もきるので、格好がついた。
髪も、アップをあきらめていたのに、
カーラーをはずしているうちに、自然に、
逆毛を立てて、それなりのセットをした。
娘に手伝ってもらったが、どういうわけか、
私の中で、美容院にいった経験、着物をきた経験が
頭の中で、生き返り、それなりになった。
飾りは、とっさにいろんなものを出したが、
結局、櫛におちついた。
娘が成人式につかったものだ。
いいのかな?とおもいつつ・・・。

ああ、柔かい着物はいい。
帰宅して、着物ハンガーにかけた。

ああ、この絵柄だったのね。
着物をみると、自然にこの花を
探していたわけがわかった。
若いときは、地味だと思っていた。
今回は、この色をきたら派手じゃないか?と思った。
心配だったのは、私の横幅が、増えたことだったが、
着てみたら、問題は、横幅より、おはしょりが長くなり、
「どうしてだろう?こんなに長かったかな?」と疑問に思った。

私の着物は、親戚のおばあさん(大叔母にあたる)
が仕立ててくれていたが、いつも、長めだった。
いつぞや母とその老婆を訪ね、母が、「この間の襦袢が、ちょっと長かった」といったら、
大叔母さんは、「○○ちゃん、これから背がのびるやろ」といった。
そのとき、すでに、身長は、とまっている年齢だった。
この着物も大叔母さんの仕立てだったのかな?
もう、何十年も昔のことである。

私は、太ったが、手の長さが変わったわけではない。
今日、着物をきて、一番気持ちがよかったのは
袖丈が、私にあっていたところかもしれない。
既製品の洋服の袖が、いつも長く感じている。
欧米のシャツなんて、うっとおしいくらいなのだ。

久しぶりに、付け下げ訪問着をきて
やわらかい気持ちになった。







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