Poncoの ぴろ~・ぶっく 

枕元においたノートに
日々の生活で感じたことを
好き勝手に綴りたい・・・・。

レジの恐怖

2010年10月15日 | Weblog
私は、レジの行列が大嫌いだ。

閉所恐怖症だから、
発作を起こしていた時期もあって
大船のレジに並ぶなんて
あのころを考えると奇跡のようだ。

今だって、いつもいくダイエーや近所のドラッグストアの
レジは、大嫌い。
殺気だってくる。
自分もだし、周りも殺気だっている。

****

いつだったか?
実家で、親戚が集まっていたとき
叔母がいった。
「イカリスーパーにいつも買い物にいくけど
前の人が遅いと、後ろで、財布をコンコンしたんねん」

この叔母は、自慢屋である。
私は、この話、なにを自慢したいのかなあ?
と思った。
高級スーパーのイカリスーパーの常連さんであることが
自慢なのか?
後ろで、えらそうに、財布で、プレッシャーをかける自分が
自慢なのか?

私も、レジでイライラすることがよくあって
早くしてくれないかなあ・・。
とよく思うのだが、この話を思い出して
財布を握っていても、コンコンすることは
やめようといつも思う。
レジの人がお金をうけとって、レシートを返してくれるとき
背筋を伸ばして受け取る。
そういうくせをつけたいとおもっている。

大船のレジ待ち

2010年10月15日 | Weblog
今日は、大船市場に
果物を買いにいった。
 
 
明日、息子のラグビーの
予選が始まるので、学年からの
差し入れにするためだ。
 
大船市場は、安いのだが、
えらい人だった。
それで、はじめに蜂蜜を買うことにした。
商店街の端のドラッグストアまでいった。
そこでも、レジに行列。
 
後ろの大阪弁のおばちゃん(おばあちゃんに近い)
と、少し話しをする。
列の並びに、つけまつげがある。
おばちゃんは、「最近の若い人は
みんな、こんなんしているね~。
私がしたら、コワイわ!」という。
でも、きっとこの人は、つけまつげをしたいのに
違いない!
「私、こんなんつけたら、お化けやわ!
ああ、コワッ!」
そういうたび、私には、
「こんなん、つけてみたいわ!
私だって、変身するかもしれんで~。」
と聞こえる。
 
「これ、技術がいりますよ~。
難しいですよ、うん。
でも、若い人は、上手ですよね」と私。
 
この言葉をおばちゃんは、なんと聞いただろう?
「私もしたことあるんですけど
失敗したんですぅ・・。」と聞こえたかな?
 
めの前には、バサッ!となりそうな
長~いつけまつげがならんでいるが
部分的なもの、ポイントだけのものもある。
「これは、まだ、楽につけられるそうですよ~」
といってあげたいのを我慢した。
 
この好奇心旺盛なおばちゃんが、買わないとも限らない。
みたところ、綺麗にお化粧して、朗らかな明るい人である。
しかし、私がおススメした、まつげをつけるのは
どうもいただけない。
電車の中で、お化粧する若い人のことを
批判していたが、
「このレジもあけてくれたらいいのに!
ねえ、あけて!」というあたり
若い人が、眉をひそめるタイプかもしれないから
付けまつげをするという暴挙にでるのを
おさえてあげなければ・・。
 
隣のレジでは、若い男性がたくさんの
カップめんをかっていた。
それも、目ざとくみつけて
「若い人は、あんなんたくさん食べるねんな~。
私は、食べられへん」という。
これも、「私もほんまは食べたいし、若いときは
食べたものやけど、今は、もう、たべられへんねんな~」と
聞こえる。
 
私は、
「好奇心旺盛ですね」といって笑った。
そのおばちゃんが、面白いのではなく・・。
ここは、大船、鎌倉市のドラックストアだ。
でも、その空間だけが
大阪の下町のダイコク薬局になっている。
それが、おかしかった。
 
そのあと、知らないおばさんとおしゃべりモードに
なった私は、大船市場にいき、
30人分のみかん、レモン、バナナをかって
長いレジに並んでいたが、後ろの人たちと
なんとなく、ほんわか、おしゃべりをし
お互い、「このりんご、どこにありました?」
ときき、りんごをかいにいき
「あれ、かってくるので、いいですか?」といって
場所を離れる人の順番も守り、
「すごい量ね」
「クラブの差し入れなんです。」
「ああ、うちもサッカーやっていたから大変だったわよ」
「今、息子さん、、感謝しれくれています?」
「ええ、優しいですよ。中学のときは、大変だったけどね。」
「ああ、うちもそうなればいいな~。
それにしても、この買い物、ゾウさん、飼っているみたいですね!」と
和やかに、いつもは苦痛な時間をすごしたのだった。
 
大船は、体力がいる。
買い物にコツもいる。
昨日は、大船のスーパーにいって
楽に買い物したが
今日は、疲れた分、一期一会の会話ができた。