Poncoの ぴろ~・ぶっく 

枕元においたノートに
日々の生活で感じたことを
好き勝手に綴りたい・・・・。

ゲンキン

2009年07月23日 | Weblog
数日間、自宅をあけて
かえってみると、なにも変わっていないような・・・。
変わっているような・・・・。

植物たちは行く前に、バスタオル一枚で
紐をつくり、張り巡らして端っこを大きなバケツ3個に
いれておいた。
だから、たいして、枯れてもいなかった。

私の部屋。
長女が家を片付けていらないものが
私の部屋に押し込まれているような気が・・・。
パソコン。
字が小さくなっている。

息子は、私がいなくなったことに
2~3日、気がつかなかったそうだ・・・・・・・・・・・・・・・。
彼は、嫁に逃げられても、しばらく気がつかないのだろうね・・・・。


****

ほんの数日、母と暮らしたわけだが、
母の悲観主義には辟易してしまった。
私は、よく、お友達から
「もっと、楽観的に物事を考えたほうがいいよ」
といわれ続けた人生だったが、母と接していると
私は、自分がこの親に育てられたのだから、
仕方ない、と納得する反面、こんなことでは
心配なので、母に
「もっと、明るい言葉だけを使うように」といった。

マイナス・ワードを禁止したかったのだが、
自然に連発するので
一日10回以内!
と、ルールまでつくってみた。

昔、母は強くて、恐かった。
その母に、説教を垂れている私は
鬼の娘らしい。
しかし、私は、いつも一緒にいないから
少しでも、明るくなる方法を伝えたくて
あれこれ、一生懸命だった。
きついこともいってみた。

しょんぼりする母。
そんなことに追い込む自分がつらかった。

帰る日、仏壇で般若心経を唱えたあと、父の遺影の前に
母と姑、仲人さんあてに、お小遣いの金封を
おいてきた。

私をおくるとき、いつも母は涙をみせる。
今回は、私が恐いので、必死で明るくしている。
そして、空港で携帯の留守電をきくと
「ありがとう~!!」
お礼をいう明るい母の声があった。

本当にゲンキンだ!

これから、この手でいくしかない・・・・・。
とりあえず、母を明るくする魔法を一つ、習得。