改造公認車検 「コッシーの公認車検日記」

改造車公認登録業 、コッシーの公認車検日記。日常の業務の中でのエピソード、感じた事などを書いて行きたいと思ってます!

社外シート フルバケットシート フルバケ 社外シートレール 車検問題 車検対応品

2020-06-02 08:53:41 | 公認車検
令和2年6月日誌

おはようございます。
東京もコロナによる緊急事態宣言解除され、弊社も少しずつ気を緩めることなく、仕事を進めてまいります。

しかしながら、あたらしい営業スタイルでやっていきますので、突然のご来店、密になる打ち合わせなどは当面行いませんので、必ずメールでのお問い合わせお願いします。

5月末よりすごい件数のお問い合わせがあり順次対応しています。
その中で、数の多いお問い合わせを少し解説します。

社外シート車検通らないんだけど??
という問い合わせが多数あります。
なぜ通らないのか?

目視の部分はほぼ問題のあるものはないと思いますが、書面等の審査の部分で保安基準(技術基準・協定規則)の適合性が確認できないからです。

イメージとしてはスポーツ触媒みたいな感じです。きちっと書面が発行されるメーカーさんのものは問題なく通ります。
ようはきちんと書面が発行されるメーカーさんの用品を使用しましょうということです。
車検対応品としては製品購入時にその車種・年式に適応した書面が発行されるメーカーさんのアイテムが必須になります。
(並行品やノンブランドなどはほぼ無理ですね)

なぜノンブランドが無理かというと、弊社でもいろんなメーカーさんの試験を請け負っていますが、シート及びシートレールの試験をするにあたり、何個も何個も破壊試験します。
しかも試験NG出ることもあります。金額もかかります。
つまり正規品を買うほうがよっぽど安くなります。

保安基準適合品とうたった正規品のニセモノやノンブランド品を通販で買ってどうにもならないなんてことは、自己責任ということになります。

★画像は弊社専用のボディーブロックです。
(こんな物でも国産車が軽く買えます)
ボディーブロックとはシートベルトが当たる人のお腹と胸の部分を模したダミーになります。
こういった試験器具など協定規則で形など厳格に決まっています。
(世界規格なので、全ての試験器具、試験方法などにのっとった試験しか認められません)
試験条件が最も大事で、それにのっとった試験しか認められないということです。
メーカーさんは大変な思いをして社外シート、フルバケットシートの試験をしています。

改造登録屋は一般的には車検場で構造変更をやってるイメージですが、公認車検屋の業務とは簡単にですがこんな試験業務を裏方でやっています。

ステイオフィス・ステイラボで今月からぼちぼちやります。
と言いながら大量にシートの試験あるんだけどプチパニックです。

公認車検のTICのホームページ


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