改造公認車検 「コッシーの公認車検日記」

改造車公認登録業 、コッシーの公認車検日記。日常の業務の中でのエピソード、感じた事などを書いて行きたいと思ってます!

今年度も公認車検お任せください  NEW積載車

2022-04-10 17:53:03 | Weblog
こんにちは。
車の検査登録業界の繁忙期の年度末を気合を入れてのりこえました。
おかげさまで、今年度は改造申請の受注台数を軽く1000台突破。1200近くいきました。
1社で改造申請(型式に改がつくもの)1000台越えってわかる人にはわかる台数だと思います。

そんななか、1年越しに特注で頼んでいた積載車がついに4月頭に納車されました。
(うちは4月でいいっすよ、って言いましたが、やっぱり日野も3月中に登録したかったらしく、登録日は3月31日、こうだから3月は車検場こむんですよね)

という事で、これから10年は活躍してもらう弊社のNEW相棒の積載車の特注内容です。

今回のこだわりは「小さく、かつなんでも積める」です。
足立区とは言え都内で会社やっていると、「駐車場問題、2トン越え進入禁止、幅制限、リアオーバーハング長くて曲がれない時がある」などの諸問題があります。

という事で、今回は荷台長5.0m・幅1.99m,でシャコタンが積める角度、いざって時にはタンドラでも積めるように、ということで特注。
架装屋さんにかなり無理言って造ってもらいました。

具体的なこだわりは!

車積専用車は荷台からはみ出すの禁止なので、一般積載にして(リアオーバーハング2分の1以内)、これで長さ10%増し迄積める、幅も片側5%増しまで積める。
つまりおおよそ、長さ5.7m・幅2.19mくらいの車まで積めます。

実際寸法オーバーなものを積むために、サイドあおりは無し、リアゲートは油圧式でかつ水平固定でロックできる特殊な作りに(一般積載なのであおり落として5.7mの車積んで走行可能)
通常荷台から出っ張って邪魔なウインチは、ギリギリまで下にオフセット、シャコタンバンパーが当たらないくらい下げましたので荷台が有効に使えます。
車両固定も4輪ともタイヤ固縛できるようにしました(改造車、ビンテージカーだとアームやメンバーがビカビカでフックかけれないので)

そして小さくした最大の利点は、弊社足立車検場前のオフィスの保管車庫内、埼玉工場の作業スペース、シャーシダイナモ室、全ての屋内に、車両積んだまま格納できるサイズにしたかったのです。

今までの5.7m荷台の積載車だと、弊社の屋内にちょっとはみ出して入らなかったのです。

弊社は社内基準でお客様の預かり車両は、外置きは絶対しません。
預かり中はすべて屋内保管です。
今までは、例えば夕方引き取り、翌朝早くから遠方車検場に持ち込みなんてとき、夜に積車から下して屋内保管して、翌朝早くからまた積んでみたいなときかなり面倒でした。
これからは、積んだまま保管できるなどのメリットもあります。

また、本社足立オフィスから埼玉工場への近道に1か所2m制限道路があります(ここを通らないと1.5倍の時間がかかる)これで堂々と通れます。

などなどかなりこだわりました。

これからガンガン公認車検業務に励んでいきますので、新年度もご愛顧お願いします。


#一般社団法人TIC自動車試験検査協会
#有限会社ティーアイシーグループ


公認車検のTICのホームページはこちら


最新の画像もっと見る

コメントを投稿