改造公認車検 「コッシーの公認車検日記」

改造車公認登録業 、コッシーの公認車検日記。日常の業務の中でのエピソード、感じた事などを書いて行きたいと思ってます!

2022年も多数の公認車検をご依頼いただきありがとうございました

2022-12-28 17:00:48 | 公認車検
今年最後の営業日!
ほんとに多数の公認改造車検や試験業務をご依頼いただき、感謝しかありません。
おかげさまで今年もぶっちぎりで公認車検日本一の台数を受注させていただきました。
さらには各パーツメーカさんからの製品評価試験も今までで一番の量をご依頼いただきました。
来年からは一部値上げを予定していますがご依頼者の満足度が上がるような企画も考えたいと思っています。
(画像は技術基準試験後のシートレール)
今年やりきれなかったパーツが大量にありますが、年明けに順次終わらせていきます。


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今年の公認車検の締め切りについて

2022-12-04 13:59:20 | 公認車検
こんにちは!
相変わらずの業務多忙で更新おろそかになっていました。
今年は毎月100台超の公認改造案件を受注、その合間にNOxPM解除・並行車登録・各種試験業務を詰め込む感じになってまして・・・
うれしい悲鳴を通り越して完全オーバーワークになっております。

さて今年の受注ですが14日で車検場側が締め切りになりますので、その数日前にご依頼いただかないと今年の分には間に合いませんので、実質12日くらいが今年間に合うリミットになります。。
またNOx解除など時間のかかる案件は、今年の分は締め切りとなっています。

どうでもいい余談ですが毎年この時期に改造番号「777号」が出ます。
日本で毎年一台しか取れないスリーセブンは、マツダRX-7好きの為に申請します。
なんで一台かというとこんなに改造台数が行くのは、弊社のホームグラウンドの足立だけだからです。
ちなみに今年の実績は、関東の全業者の50%、全国の業者の25%を弊社一社で改造申請(型式に改がつくもの)を行っています。
そりゃ忙しいわけだね。


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職権打刻の見方

2022-10-05 21:31:26 | 公認車検
久しぶりのの更新になってしまいました。
なるべく月一には更新したいのですが、あまりにも忙しくてと言い訳・・・
弊社は9月決算ですので9月末に集計しましたが、おかげさまで今期も1200台を超える公認車検を受注させていただきました。
型式に改が入るものを1社で年間1200台の規模って結構大変なんですよ。
近畿検査部管内の全業者が年間に出す出すマル改申請の台数を1社でやってるといえば想像つきますかね。
今日は先日取引から問い合わせのあった件を題材にしてみます。
業者「並行車なんだけど、車検証の原動機型式と、実際にある打刻が違うんだけど。車検通るのかな」
私「何だろう、載せ替えてかわちゃったのかな?? とりあえず車検証おくって」
車検証きたら何だこれ・・・
私「もしかして 東43東  って打刻してある??」
業者「そう、でも車検証 東[41]東 なんだよね」
詳しい人ならすぐわかりますよね。
並行新規時の車検証の入力ミスですね。
登録課の入力ミスは昔は結構ありますね。
特にポルシェの車台番号なんかはよくあった、いまだに間違った車台番号のままの車もありますよ。
今回問い合わせもらったのは、登録課の記載ミスもそうだが、それより昭和の頃から誰もミスに気付かず、継続車検していたのが問題だよね。
誰もエンジン打刻確認していないのかね???
今は職権打刻は国番号でプレート張りでセキュリティシールで直打刻扱いになってるが。
当時はポンチで打ち込んでいました。
ついでなので当時の職権打刻の解説をしときます。
画像にある打刻は
東は東京の意味で、[41]はというとカッコ内は局コードと支局コード、4は関東・1は東京で、要するに東があるので41は東京の意味なのでかぶるので打ち込みません
実際にある打刻は43からです
車台番号の最初の2けたは、1桁目が西暦の最後の数字、2桁目が事務所コード(県に2か所以上ある場合)(県に1か所の場合は年度の一番からになります)
今回のは4は1984年、3は練馬検査登録事務所になります。
原動機型式の場合は一連番号はないので車検証記載は 東[41]43東で、実際に打ってある打刻は東43東になります。
車台番号は43の後が一連番号になります。
なので昔の職権打刻はどの車検場で並行新規検査したのか一目瞭然です。
つまり車台番号は一連番号がありますが10年毎に同じ車台番号が出てきます。
そしてエンジンはその年に打刻はすべて同じ型式になります。また10年毎にすべて同じになりますので同じエンジン型式がたくさんあります。

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自動車内装素材の難燃性試験

2022-07-17 10:20:12 | 公認車検
こんにちは。

今日は七夕の短冊つくり。いや違いますた。

布を切り出しています。

何のために?車の内装材の難燃性の技術基準の試験の為の試験材の切り出しです。

今日のは某シートメーカーの表面素材です。

これを決まった条件で端から燃やして1分間の燃焼距離を測ります。

この試験は結構正直で、きちんと不燃処理された布や不燃材の場合はきっちり合格ラインに入りますが、ダメなものは確実に不合格になります。

例えば、某国で生産されているものを評価試験を請け負うと、その国でやった試験結果とは明らかに違う結果が出たりします。

要は試験品と量産品では違う素材を使ってるのかなと推測されます。

輸入商社も定期的に国内で試験してチェックしないと、生産工程のどこかで不正が行われてしまうのでしょうね。性善説では成り立たないですよね。

しっかりした輸入商社で、こやってはね出された商品ってどうなると思います?まさか某国は廃棄処分はしませんよね、多分。

結局こういうものが訳あり製品としてネット通販で販売されることになったりします。

試しに訳あり商品をネットで買ってテストすると・・・まあ想像にお任せします。

こうやって試験業務をやっていると、やはり信頼のおけるメーカーのものを選ぶって大切だなと思います。

今日は自動車アフターマーケット部品を試験してる立場からの独り言でした。



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GR86 BRZ リアロアアームの謎

2022-07-10 16:56:25 | 公認車検
こんにちは、すっかり更新がおろそかになっていましたね。
今日は問い合わせが多い、トヨタ86とスバルBRZ、リア・ロアアーム問題です。
特にBRZの人がラテラル(リアロアアーム部分)で改造申請出してと、車検NGになるケースがあります(これは車検場側の認識不足です)。
もう5年近く前に一度車検場側とメーカー側との話でメーカー側から正式回答が文書で出ていますので解決済みですが。
一部地域でなどで全く違う取り扱いをしているため都市伝説的になっていますね。(いまだに改造決裁をおろしている市域があります)
そして今回、新型GR86が出ていますので再度確認を取りました。
確認の結果は、同じシャーシで同じ構造の車ですから、同じ取り扱いという回答です。
ではどういうことかというと・・・
トヨタ86の場合
リアアッパーアームは改造申請が必要です。
リアロアアーム前側及び後側は改造申請が必要です。
トーコントロールロッド指定部品なのでそのまま継続扱いです。
スバルBRZの場合は
リアアッパーアームは改造申請が必要です。
リアラテラルリンク(86の場合のリアロアアーム)とトーコントロールは指定部品なのでそのまま継続扱いです。
(ようはBRZは下側全部改造申請がいらないという事)
OEMで同じ構造の車なのにリアロアアームで改造申請がいるいらないが分かれます。
納得いかない人もいるかと思いますが、型式指定車として自動車メーカーが正式な回答が出ているので
新型GR86・BRZにおいてもこれが正式な取り扱いです。
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フルバケットシート車検対応 試験

2022-05-15 09:19:12 | 公認車検
こんにちは!
今日は改造車の安全の部分を考えてみようかなと思います。
例えばフルバケットシート!!
レースの世界では必須のアイテムでFIA認証などレース独自の安全基準などもあります。
一般公道を走る車では、技術基準・EU協定規則などの基準があります。

まずレース基準って、基本はヘルメットやハンスやハーネス付けてっていうのが基本の基本。
一般公道はヘルメット等は付けて乗りませんよね。だから考え方が違う。当たり前のことですよね。

画像は今月の試験内容の一部ですが、ヘッドレストの試験のなかの一コマです。

6キロを超える重量の頭部模型インパクターに減速度センサーを組み込み25kmの速度でぶつけます。

この重量の物体がこの速度でぶつかるって衝撃どのくらいか想像つきますよね。
一般的なフルバケットシートならたったこれだけの重量で15センチメートルは後方に変形します。

この技術基準って試験業務をやっている身としては、すごくよくできてるなと思いますね。

フルバケットシートはその構造上、スポンジ材はあまり使ってません。

シート全体のゆがみで衝撃が吸収されてます。

シート本体が頑丈なら、減速度が増して頭がクラッシュする。シートが柔らかすぎるとシートが壊れて頭がボディーのどこかにあたり頭がクラッシュする。

要はヘルメット等つけていないので、一般公道でバケットシートを使う場合はシート本体の構造や位置がすごく大事という事です。

特にシート裏のクリアランスが小さい車(MR-Sとかロールゲージが張り巡らされてる車)はシートの位置や周りに気を使ってほしいなと思います。

人って55kgだとしても、走ってる時の運動エネルギーってすごいんですよ。

車がぶつかったときにシートが体重で変形する量ってハンパないですよ。

シートの後ろ側にきちんとスペースを確保しておく、スペースが確保できない場合はヘッドレスト後面とロールゲージなどの固いものの間に厚めの衝撃材を入れておくように。

そうしないと事故などの時に後頭部が直接ロールゲージに当たるようなような状態になります。

車両製作時にはこんなことも少し考えてみてくださいネ。

試験業務やっている側からの豆知識でした。


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FC3Sスポーツ触媒  L28キャブ公認スポーツ触媒

2022-04-29 19:33:22 | 公認車検
こんにちは。
あまりの激務に最低でも月一の更新をと心がけていますが、さぼってしまいました。

ここ最近旧車系の公認車検依頼がが一段と増えてきました。

4月も公認車検100台こなしました。

その中でも本業の公認車検以外に大量の触媒の注文が・・・

ひとつはマツダRX-7のFC3Sスポーツ触媒です。
こちらは、正式ラインナップにはありませんので、特注品扱いという事で製作しています。
もちろんエアポンプレス仕様のスポーツ触媒です。
長さはFC純正サイズ、そしてパイプ径は要望の多い76mmまたは80mmでお受けしてます。
そうです社外のフロントパイプに合うサイズです。
特注価格68000円税別送料別。

そしてもう一つは、ニッサンL28キャブエンジン用スポーツ触媒&公認車検書類セットという商品。
こちらは高効率のスポーツ触媒を使用して普段乗りにきちんと触媒つけて合法でL28キャブ車を乗っていただきたく商品化したアイテムです。
各有名L型ショップさんからも大好評でリピート買いが多い商品です。
一昔前は車検時のみ触媒を仮付けして検査後外すみたいな違法行為が横行していました。セラミック触媒だとパワーロスや異常過熱による弊害などで敬遠する人もいたでしょう。
しかし時代は令和、取り外し行為など時代遅れ、コンプラ的にも堂々と大人の趣味っていえますか?
弊社のL28デモカーでも真夏の都内渋滞でもサーキット走行でもTICスポーツ触媒つけっぱなして乗っています。
こちらはセット価格で98000円税別送料別。

昨今の部品値上げラッシュは皆さんも感じていると思いますが、弊社は本業が公認車検業。
スポーツ触媒は大手さんが絶対扱わないようなラインナップ、公認車検に絡んだものを合法で乗っていただきたいっていう趣旨で作製していますので、もう少し現状価格で頑張ります。


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今年度も公認車検お任せください  NEW積載車

2022-04-10 17:53:03 | Weblog
こんにちは。
車の検査登録業界の繁忙期の年度末を気合を入れてのりこえました。
おかげさまで、今年度は改造申請の受注台数を軽く1000台突破。1200近くいきました。
1社で改造申請(型式に改がつくもの)1000台越えってわかる人にはわかる台数だと思います。

そんななか、1年越しに特注で頼んでいた積載車がついに4月頭に納車されました。
(うちは4月でいいっすよ、って言いましたが、やっぱり日野も3月中に登録したかったらしく、登録日は3月31日、こうだから3月は車検場こむんですよね)

という事で、これから10年は活躍してもらう弊社のNEW相棒の積載車の特注内容です。

今回のこだわりは「小さく、かつなんでも積める」です。
足立区とは言え都内で会社やっていると、「駐車場問題、2トン越え進入禁止、幅制限、リアオーバーハング長くて曲がれない時がある」などの諸問題があります。

という事で、今回は荷台長5.0m・幅1.99m,でシャコタンが積める角度、いざって時にはタンドラでも積めるように、ということで特注。
架装屋さんにかなり無理言って造ってもらいました。

具体的なこだわりは!

車積専用車は荷台からはみ出すの禁止なので、一般積載にして(リアオーバーハング2分の1以内)、これで長さ10%増し迄積める、幅も片側5%増しまで積める。
つまりおおよそ、長さ5.7m・幅2.19mくらいの車まで積めます。

実際寸法オーバーなものを積むために、サイドあおりは無し、リアゲートは油圧式でかつ水平固定でロックできる特殊な作りに(一般積載なのであおり落として5.7mの車積んで走行可能)
通常荷台から出っ張って邪魔なウインチは、ギリギリまで下にオフセット、シャコタンバンパーが当たらないくらい下げましたので荷台が有効に使えます。
車両固定も4輪ともタイヤ固縛できるようにしました(改造車、ビンテージカーだとアームやメンバーがビカビカでフックかけれないので)

そして小さくした最大の利点は、弊社足立車検場前のオフィスの保管車庫内、埼玉工場の作業スペース、シャーシダイナモ室、全ての屋内に、車両積んだまま格納できるサイズにしたかったのです。

今までの5.7m荷台の積載車だと、弊社の屋内にちょっとはみ出して入らなかったのです。

弊社は社内基準でお客様の預かり車両は、外置きは絶対しません。
預かり中はすべて屋内保管です。
今までは、例えば夕方引き取り、翌朝早くから遠方車検場に持ち込みなんてとき、夜に積車から下して屋内保管して、翌朝早くからまた積んでみたいなときかなり面倒でした。
これからは、積んだまま保管できるなどのメリットもあります。

また、本社足立オフィスから埼玉工場への近道に1か所2m制限道路があります(ここを通らないと1.5倍の時間がかかる)これで堂々と通れます。

などなどかなりこだわりました。

これからガンガン公認車検業務に励んでいきますので、新年度もご愛顧お願いします。


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改造公認車検で大忙し

2022-03-13 19:20:54 | 公認車検
こんにちは。
年度末の3月は自動車検査登録業務はほんと忙しい。
例えるならお盆の海の家で働いてるみたいなもんかな。
よって今月は淡々とたまった依頼をこなしています。
今年は改造申請の決裁番号の進みも早いですね。2月末で足立の決裁番号が1,000台を超えてしまいました。(てか8割以上が弊社なので弊社のせいですね)
イチ車検場で改造申請年間1,000台を軽く超えるってどのくらい多いか、皆さんが行く車検場で聞いてみてください。
「足立1か所で、関東のその他22か所の車検場より多い」みたいな感じです。
よく問い合わせで言われるのが、簡単な書類付きのアームの申請でも受けてもらえますか?
もちろん大歓迎です。
弊社はハードチューンを専門にしているイメージあるみたいですが、大多数の依頼は簡単なものです。
皆さんに言うのが、「改造公認登録代行なんて時間を買うサービスだと思ってください。」です。
例えば、東京の中古車屋さんが名古屋のオークションで中古車仕入れなんてよくあると思いますが、まさか自分で搬出して回送する人なんていませんよね。
だからと言って、車を運ぶ業務ができないわけではないですよね。
ようは、陸送屋さんに依頼したほうが自分の時間とられないし、高速代や燃料代考えると結果陸送んほうが全然安いし・・・時間を買っているですよね。
改造公認車検なんかもそんなもんです。私どもは時間節約の為に存在している会社なんです。
ちょっと詳しい人なら改造公認なんて誰でもできます。
排気ガス試験なんて数百万円つかって何十回も不合格くらえばいつかは合格します。
パーツの試験なんかも高額な治具を作成して慣れてくればお金かければ誰でもできます。
そう、弊社は誰でもできる内容を、究極まで効率化して、年間1,000台以上の受注によるスケールメリットを活かして、コストを削減しています。
ほんと、時間節約、コスト削減のためにあるような職種なんですよ。
簡単なものでも、気兼ねなくお問い合わせご依頼ください。
話は変わりますが、3月に入ってから触媒の注文がひっきりなしに入ってきていますが、何社もの業者さんに「TICさん値上げはしなくて大丈夫なんですか?」って聞かれました
実際、最近各パーツメーカーや材料屋さんから値上げのFAXなどがバンバン来てます。
弊社として検討した結果、もう少し現在の価格で頑張ってみようかと思っています。
もともとスポーツ触媒事業は公認車検の一環として始めた事業で、公認取得後に触媒取り外し行為が横行している車種、仕様のために、そのまま合法で乗っていただくためにプロデュースしているものです。
弊社としては改造車の社会的地位を高めるという理念のもとやっていますので、触媒が高額になって買うのやめたってならないように、もう少し値上げせず頑張ります。
ただ許容できないほど、原材料が上がってきたら勘弁してくださいネ。

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改造公認車検 並行車登録 NOxPM解除 で大忙し

2022-03-06 15:57:23 | 公認車検
こんにちは。

最低でも1か月に1投稿は頑張ろうと心がけていますが、2月3月は自動車検査登録業界は繁忙期でもありいつもながら激務の毎日です。

よく問い合わせで言われるのが「TICさん一般のユーザーでも仕事受けてもらえるんですか?」という問い合わせが多い。

弊社日本最大台数を受注している改造登録会社ですので、現在500社ほど業販登録があり引き受けていて、受注全体の98パーセントが業者さんといった感じですが、一般の方の依頼をやらないわけではないですよ。(何故が業者さんばかりです)

ただし、毎日過密スケジュールのため事前アポの上でしか引き取り納車も不可になってしまいます(すいませんフロントを置いていないので・・)

毎日の公認車検が5台くらい、その合間にガス試験やセッティングや加工物を仕上げなくてはならない。

並行車の新規だと、セッティング、加工も既製品がなかったり旧車の改造もマフラーの腐食など、結局ステンでワンオフしちゃったほうが早いのでサクッと造ちゃいます。

そのほうが確実に早いし安いすね。

最近、並行もNOxPM解除も旧車やこんな車あったんだみたいなレア車が多いので気を使うし大変です。

キャブセッティングもシングルキャブのほうが難しい、部品もないし調整箇所少ないので50-70kmで合わすと20-40kmが合わない、みたいな感じです。

ジェットも2.5刻みで油面を変えながらベストな位置をガス分析器で探します。

COとHCだけなら簡単なんだけど、ガソリン車でも結局はNOx勝負になってきます。

NOxはある領域から爆発的に加速するし、上がると帰ってこなくなるからね。

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さあ3月の年度末繁忙期、気合で乗り切りますか。

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