改造公認車検 「コッシーの公認車検日記」

改造車公認登録業 、コッシーの公認車検日記。日常の業務の中でのエピソード、感じた事などを書いて行きたいと思ってます!

FC3Sスポーツ触媒  L28キャブ公認スポーツ触媒

2022-04-29 19:33:22 | 公認車検
こんにちは。
あまりの激務に最低でも月一の更新をと心がけていますが、さぼってしまいました。

ここ最近旧車系の公認車検依頼がが一段と増えてきました。

4月も公認車検100台こなしました。

その中でも本業の公認車検以外に大量の触媒の注文が・・・

ひとつはマツダRX-7のFC3Sスポーツ触媒です。
こちらは、正式ラインナップにはありませんので、特注品扱いという事で製作しています。
もちろんエアポンプレス仕様のスポーツ触媒です。
長さはFC純正サイズ、そしてパイプ径は要望の多い76mmまたは80mmでお受けしてます。
そうです社外のフロントパイプに合うサイズです。
特注価格68000円税別送料別。

そしてもう一つは、ニッサンL28キャブエンジン用スポーツ触媒&公認車検書類セットという商品。
こちらは高効率のスポーツ触媒を使用して普段乗りにきちんと触媒つけて合法でL28キャブ車を乗っていただきたく商品化したアイテムです。
各有名L型ショップさんからも大好評でリピート買いが多い商品です。
一昔前は車検時のみ触媒を仮付けして検査後外すみたいな違法行為が横行していました。セラミック触媒だとパワーロスや異常過熱による弊害などで敬遠する人もいたでしょう。
しかし時代は令和、取り外し行為など時代遅れ、コンプラ的にも堂々と大人の趣味っていえますか?
弊社のL28デモカーでも真夏の都内渋滞でもサーキット走行でもTICスポーツ触媒つけっぱなして乗っています。
こちらはセット価格で98000円税別送料別。

昨今の部品値上げラッシュは皆さんも感じていると思いますが、弊社は本業が公認車検業。
スポーツ触媒は大手さんが絶対扱わないようなラインナップ、公認車検に絡んだものを合法で乗っていただきたいっていう趣旨で作製していますので、もう少し現状価格で頑張ります。


公認車検のTICのホームページはこちら

#一般社団法人TIC自動車試験検査協会
#有限会社ティーアイシーグループ


今年度も公認車検お任せください  NEW積載車

2022-04-10 17:53:03 | Weblog
こんにちは。
車の検査登録業界の繁忙期の年度末を気合を入れてのりこえました。
おかげさまで、今年度は改造申請の受注台数を軽く1000台突破。1200近くいきました。
1社で改造申請(型式に改がつくもの)1000台越えってわかる人にはわかる台数だと思います。

そんななか、1年越しに特注で頼んでいた積載車がついに4月頭に納車されました。
(うちは4月でいいっすよ、って言いましたが、やっぱり日野も3月中に登録したかったらしく、登録日は3月31日、こうだから3月は車検場こむんですよね)

という事で、これから10年は活躍してもらう弊社のNEW相棒の積載車の特注内容です。

今回のこだわりは「小さく、かつなんでも積める」です。
足立区とは言え都内で会社やっていると、「駐車場問題、2トン越え進入禁止、幅制限、リアオーバーハング長くて曲がれない時がある」などの諸問題があります。

という事で、今回は荷台長5.0m・幅1.99m,でシャコタンが積める角度、いざって時にはタンドラでも積めるように、ということで特注。
架装屋さんにかなり無理言って造ってもらいました。

具体的なこだわりは!

車積専用車は荷台からはみ出すの禁止なので、一般積載にして(リアオーバーハング2分の1以内)、これで長さ10%増し迄積める、幅も片側5%増しまで積める。
つまりおおよそ、長さ5.7m・幅2.19mくらいの車まで積めます。

実際寸法オーバーなものを積むために、サイドあおりは無し、リアゲートは油圧式でかつ水平固定でロックできる特殊な作りに(一般積載なのであおり落として5.7mの車積んで走行可能)
通常荷台から出っ張って邪魔なウインチは、ギリギリまで下にオフセット、シャコタンバンパーが当たらないくらい下げましたので荷台が有効に使えます。
車両固定も4輪ともタイヤ固縛できるようにしました(改造車、ビンテージカーだとアームやメンバーがビカビカでフックかけれないので)

そして小さくした最大の利点は、弊社足立車検場前のオフィスの保管車庫内、埼玉工場の作業スペース、シャーシダイナモ室、全ての屋内に、車両積んだまま格納できるサイズにしたかったのです。

今までの5.7m荷台の積載車だと、弊社の屋内にちょっとはみ出して入らなかったのです。

弊社は社内基準でお客様の預かり車両は、外置きは絶対しません。
預かり中はすべて屋内保管です。
今までは、例えば夕方引き取り、翌朝早くから遠方車検場に持ち込みなんてとき、夜に積車から下して屋内保管して、翌朝早くからまた積んでみたいなときかなり面倒でした。
これからは、積んだまま保管できるなどのメリットもあります。

また、本社足立オフィスから埼玉工場への近道に1か所2m制限道路があります(ここを通らないと1.5倍の時間がかかる)これで堂々と通れます。

などなどかなりこだわりました。

これからガンガン公認車検業務に励んでいきますので、新年度もご愛顧お願いします。


#一般社団法人TIC自動車試験検査協会
#有限会社ティーアイシーグループ


公認車検のTICのホームページはこちら