車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

大浦(おおうら)神社 in 岡山県浅口市寄島

2022年03月13日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・岡山県

浅口市寄島町に鎮座される「大浦(おおうら)神社」。御祭神は『応神天皇・仲哀天皇・神功皇后』。通称「八幡様」と称されます。1927年建立の花崗石製明神鳥居は、2019年9月に登録有形文化財に指定。

社号標の文字は、岡山県出身の『犬養毅』元首相の揮毫による鳥居額の文字を、社号標ように拡大して刻んだもの。

由緒「その昔、神功皇后が三韓遠征凱旋の帰途、備中の国の沖合いに来ると景色の良い島々があったので、お立ち寄りになりました。この後、皇后が立ち寄られたこの小島を「寄島」と呼ぶようになりました。 そして、いつの頃からか不思議なことに、この島の西南の海中にひょっこり三つの小島ができました。里人は「この島は応神天皇・仲哀天皇・神功皇后の三柱の神のお姿である」と敬い、「三ツ山」ととなえ、小さい祠(ほこら)を建てました。これが、大浦神社の起源であるといわれています。明治2年、八幡宮から大浦神社に改め、寄島町・笠岡市大島・里庄町の氏神様として現在に至っています。」公式HPより

「『神宮皇后』が三韓征伐から還御の時(250)、御舟を寄せられて天神地祇を奉祀された「三ツ山(三郎島)」。その後(997)、安部晴明がその霊地に応神・仲哀・神功の三神をまつり地方の氏神としたと伝える。永祿年間(1558~1569)、細川下野守通董(鴨山城主)が地頭・領家をして三郎島から現在地に遷祠。」岡山神社庁HPより

高さ10m、長さ15m、相互に約6mの間隔をおいて規則正しく並ぶ三郎島、干潮時には三つの島へ本土側から歩いて渡る事が出来ます。

表参道鳥居の内より神域を守護されるのは、私好みのびり口が可愛い浪花系狛犬さん一対。いつも思うのですが、阿形さんのこの口元、本当に可愛い!

拝殿

本殿の左右より神域を守護されるのは、昭和2年(1928)10月1日建立の、広島型玉乗り狛犬さん一対。鋭い眼光と親父っぽい顔、手にした玉とのギャップがまた良い😁

本殿彫刻・渦巻く波に鯉・・漁村だと鯔(ボラ)かも。

「祭典は往時、細川家・池田家より役人が立会し、神馬40頭を勤めさせ、当日は茶場を設けて領主が参詣の時、古式により献茶さ碗で接待した。現在は地頭・領家より各1頭を神馬として選び神幸還幸の際、往時に従い奴・御舟・千歳楽と共に神輿を奉迎し、宮入り神事の後、地頭・領家の馬宰領のもと競馬十二懸神事(町無形文化財)等諸種の神事の盛観は地方まれにみる特殊神事として知られている。」岡山神社庁HPより

参拝日:2014年4月2日


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