車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

断魚渓(だんぎょけい) in 島根県邑南町

2018年08月18日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・島根県

島根県邑南町旧石見地区、県中部を流れる江の川支流「濁(にごり)川」の上流、約4キロメートルにわたる渓流「断魚渓(だんぎょけい)」。流紋岩を浸食して形成された渓流の間には、千畳敷という名の岩盤があり、自然の摂理による水路、岩樋川が通っています。断魚渓の名は、下流の神楽淵にある断魚の淵にちなんでおり、鮎の遡上を遮ることから名付けられました。

断魚渓駐車場の対面に整備された「公園コース入り口」からの周遊ルートは、中国自然歩道のひとつとして整備されています。私の足では不安がありますが、ご亭主殿がサポートしてくれるというので降りてみることに。

結局、遊歩道をほんの少し歩いたものの、更に続くこの坂を見てあっさりギブアップ (^^;) 。長い人生の中では、いくら気力を振り絞っても、どんなに努力しても、無理なものは無理と思い切ることも必要なのです(笑)。

そこで断魚トンネル入り口まで引き返し、道路上から「断魚渓(だんぎょけい)」を見る事に。この渓谷は、濁川が於保知(おおち)盆地を貫き、石英斑岩をうがって形成されたもの。国道から枝分かれした渓谷沿いの車道からその絶壁の渓谷を眺めることができるのです。画像が不鮮明で迫力に欠けますが、実際はすごい眺め。

眼前に聳え立つ絶景に見惚れ、ふと我に返って改めて周囲を見渡せば、自分が立っている場所がとてつもない高所だと再認識。 高所は嫌い!高所から下を見下ろすなんて無謀もいいとこ・・そんな私がこんな写真を撮っている。人間、切羽詰ると何をやらかすかわからない・・と言うか、何が私をそうさせた?!(笑)

ありったけの根性を振り絞っては見たものの、私では遠目の全体像を捉えるのが精一杯(^^;) と言うことで、ご亭主殿にお願いして岩盤が露出した様子をズームしてもらいました。この程度なのは、その程度のデジカメ故と言う事で・・

自然が生み出した絶景、本当はもっと凄い景色が見られるのですが、私にはこれで十分。本音を言えば「断魚渓二十四景」を制覇したかったのだけど、欲張ると罰が当たります(笑)

訪問日:2015年4月18日

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする