YAMAHA XS250 (4A8)

1981年式Midnight Specialの修理・整備とツーリングの記録

XS250 キャブレター取り付け、試走

2024年01月04日 | YAMAHA XS250(SOHC) トラブル対応・修理記録
68,511.5km

昨日組み立てたキャブレターの左バタフライバルブにキャブテックを吹き、しばらくおいてから車体に組み付け。


ブリーザーホースを外してみると、乳化して白くなったオイルらしきものが溜まっていた。清掃&エアブローしておいた。


外したブリーザーホースの縁がひび割れていた。レスキューテープで補修後戻す。



タンク等を組み付け、携行缶のガソリンを全量タンクに戻し入れる。

エンジン始動したところ、冷間時とはいえアイドリング回転数が低すぎ。
また少し吹かすと、アイドリング回転数への戻りが遅いときがある。
アイドルアジャストスクリューで一旦1,000回転あたりにセットし試走に出る。

エンジンが温まると、アイドリングが2,000回転位まで上がり、しかも不安定(スロットルに触っていなくても回転数が上下する)。
信号待ちの間にアイドルアジャストスクリューを少し戻し、だいたい1,500回転位にセット。
低速からの加速時、若干息付きするような気がする。しかし基本的に加速感は悪くない。巡航もいい感じ。パワー感もある。

68,525.0km
戻ってすぐ、あらためてアイドルアジャストスクリューを回し、1,200回転位にセット。やや安定。

プラグチェック。焼けが改善されている。右は少し焼けすぎか?
左も完璧とは言えないが、カーボンがかなり減っている様だ。十数キロの走行でこれなら、かなり良いかもしれない。左のみパーツクリーナーで軽く洗浄し、プラグを再度組み付け。


あてになるかよくわからない中華製の2連バキュームゲージを取り付け、キャブの同調を取ってみる。

調整前はこの位。


同調が取れた様子。


ダブルチェックの意味で、以前使っていた古い方の1連バキュームゲージも使うことにする。
ホースが固くなっていたため、ストックしていた透明の燃料ホースと交換。


左右に差がないことを確認。



アイドリングは安定した。軽く吹かした後も安定していることを確認し、ガソリン補給を兼ねて再度試走に出る。

高回転から信号待ち等でアイドリングに戻る際、何度か極端にアイドリング回転数が落ちた。左パイロットジェットの番手を下げたせいだろうか。
ガソリンを3ℓだけ入れ戻る。
戻りの時にはアイドリング回転数が落ちることはほぼ無く、かなり安定。
スロットルのオンオフにもスムーズに反応。50km/h位の到達時間は短縮されている様に感じる。つまりは加速感が良くなっているということか。

再度プラグをチェック。かなり改善されているのではないだろうか?


あまり神経質になりすぎるとドツボにハマりそうなので、しばらくはこれで調子を見ることにする。

LOOPパワーショットを15cc添加し終了。