YAMAHA XS250 (4A8)

1981年式Midnight Specialの修理・整備とツーリングの記録

XS250 油温計装着

2024年01月10日 | パーツなど
前々からエンジンオイルの温度管理をしたいと思っていて、オイルテンプゲージ(油温計)の設置方法を調べていた。

オイルドレンプラグに温度センサーを付けて、デジタルメーターで読み取るのが一般的だが、旧車には見た目の雰囲気が合わなさすぎる。

オイルフィラーキャップと交換する形のデイップスティック式は、有名どころのバイク向けの物しか見当たらなかった。

あきらめきれずに探し続けていると、ドイツのRR社でXS用のものがあるのを見つけた。



RR社といえば、この手の油温計ではそこそこ名の通ったメーカーと認識している。

失礼ながら天ぷら油の油温計と大して変わらないようなものにしては高価だが、選択肢はほぼこれしか無さそう。

ということで、大晦日に思い切って発注。
昨日届いた。

高価なだけあって、質感は悪くない。


針を振動から保護するため、盤面にはオイルが入っている。


プローブって言うんだったか、棒の部分が長く、ほんとにどこにも干渉しないのか、一瞬不安になった(笑)


オイルフィラーキャップと入れ替えて装着完了。先に手で温めてみたりして、ちゃんと作動するのは確認済みだが、装着した状態で作動するのを見てみたくて、エンジンをかけてしばらくアイドリングを続けたものの、気温が低く、作動温度域までなかなか油温が上がらず。住宅街で夜中にアイドリングを続けるのは迷惑だと思い、今日のところはあきらめてエンジンを停止。


一旦外してみると、プローブの先3cmくらいがオイルに浸かるようだ。


オイルフィラーキャップと交換する形式のため、運転中に常時油温を確認することはできないが、オイル管理の目安として有効かと思う。見た目もちょっと浮いてる感じはするけど、そのうち馴染むだろう。

左キャブのパイロットスクリューの反応がないのが気になっていて、何気なく外してみた。キャブクリーナーに漬けておく。


左キャブのパイロットスクリューが取り付けられている穴にエアーを吹き込むと、結構な量のガソリンが飛び出てきた。


これって明らかにおかしいよな?しかし、何が原因でこうなるのかが思いつかない。パイロット系(スロー系?)の通路とか、どっかに問題があるんだろうけど。
とはいえ、左シリンダーがくすぶり気味である原因は、なんとなく見えてきた気がする。

もう一度キャブを徹底的に清掃・チェックすべきだな。