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見送り

2005年08月12日 | 時事問題考
15日参拝見送りの意向 靖国で首相、選挙優先

小泉さんが終戦記念日に靖国参拝しない方向だそうです。まあ、小泉さんは「適切に判断する」としか言わないので、実際はどうなるか分かりません。今年は戦後60年という節目ですし、小泉さんは行くと言いながら未だに15日は参拝していませんから、もしかしたら行くのではと思ったりもします。

神崎さんは「せっかく今、自民、公明で過半数(の議席)をとろうと盛り上がっているところに、水をぶっかけるような結果になるんじゃないか」と言ったそうですが、個人的にはプラスになるように思っています。形はどうあれ、有言実行が小泉さんの人気のもとなのですから、郵政民営化だけでなく靖国も行けばいいと思います。

当然、民主党などはここぞとばかりせめるでしょうが、結局腰砕けになって自民党に有利に動くような気がします。周辺諸国との関係を大事にしなければならないのは当然だと思いますが、岡田さんをはじめ民主党の幹部の話は、ただの弱腰にしか見えません。

靖国の問題は言いがかりのように見えますし、韓国の大統領は完全に力不足に見えますし、中国の今やっている事(国連での執拗な嫌がらせ、ガス田、デモの煽動など)を棚上げにはできないと思います。韓国の竹島問題も自分の領土と自信があるのなら国際司法裁判所で争えばいいのです。中国のガス田も同様です。争えば負ける事が分かっているからこそ、北朝鮮がやっていることと変わらない手法で押し切ろうとしているだけだと思います。

歴史問題もよく言われます。確かに日本と韓国や中国とは過去に問題があったのは分かります。しかし、日本はアメリカに未だに原爆の話を持ち出してダダをこねる事はありません(ほんとはダダをこねる必要はないと思いますが、被害に関してはもっと国内外に訴えていかなくてはいけないとは思います)。終戦直前に参戦したソ連のやり方も同様です。

だから、韓国や中国が日本のやった事に何も言うなとは言いません。ただ、きちんとした歴史や戦後の日本についての教育をせずに、日本ばかりをせめるのはおかしいと思います。結局は政治のカードに使われているだけでしょう。

だからこそ、こっちが泣いとけば丸く収まるというような考え方はやめなくてはいけないと思います。そのためにもはっきりと脅しは効かないと言う事をアピールする上でも15日に参拝してほしかったと思います。公明党や民主党、もちろん古い自民党の議員にもできないでしょうから、ほんとに行かないのであれば残念です。