goo blog サービス終了のお知らせ 

うまくは言えないけど

日々思う事をとりとめもなく書いています

音声を変えて

2005年06月15日 | TV見て一言
19日から福知山線の運転を再開するそうです。

運転時間や停車時間を少し長くしたり、制限速度を下げたりとゆとりを持たせるようです。それをNHKのニュースで見たのですが、また、顔を隠して声を変えた「現役運転士」に話をさせていました。

ほんとに、なんであんな報道をするのでしょうか。ほんとに運転士かどうか分かりませんし、言っている事も一般の人でも言えそうな大した事のない話です。わざわざ大変な事のように報道するのは良くないです。それが国営のNHKならなおさらです。

JRが企業の体質改善を目指していると言っているのですから、堂々と現役の運転士に取材を申し込めばいいと思います。それもできれば複数の人にお願いしてほしいです。それで幹部と現場との運行に対するギャップが、再開前に発覚すればそれは良い事だし、運転士がほんとに納得しているかどうかは話し振りで多少は伝わるのではないかと思います。

もし、取材を断られるようならJRはまだ、運行を再開してはいけないという事になるのではないかと思います。だからNHKくらいは正々堂々と報道をしてほしいと思います。

熱血教師

2005年03月09日 | TV見て一言
昨日、プロジェクトXでツッパリ生徒と泣き虫先生を放映していました。

これは再放送だそうで、過去2回放映されていたようです。スクールウォーズの元の話で、荒廃した伏見工業高校の弱小ラブビー部を全国優勝に導いた先生の話です。わずか43分の番組ですが、思わず泣いてしまいました。

テレビは時間の都合上どうしても突っ込んだ話をやりづらく表面的になりがちです。まだNHKは民放より大分ましだと思いますが、プロジェクトXも例外ではありません。ただ、興味の間口を広げると言う意味では非常によくできた番組だと思います。今回は話も非常にいいですし、ポイントの押さえ方も結構良かったと思います。

ボクはあれほどヒットしたのにスクールウォーズをほとんど見た事がありませんでした。しかし今なお人気が高いそうで、いまだに再放送される度、全国的にラグビー部への入部希望者が増加するほどの影響力を持ち、ラグビー関係者からは「また再放送をしてほしい」という声が途絶えないそうです。ついに映画化もされました。

昔からこういう熱血教師ものは人気があります。時代は変わり、生徒のタイプも変わったのかもしれませんが、ごくせんの人気からも根本は同じなんでしょう。むしろ昭和49年当時より現在の方が、きちんと子供と向き合う大人は少ないのではないでしょうか。山口先生(そういえばごくせんも山口先生ですが、関係あるのでしょうか)の子供を信じる純粋な気持ちは教師だけでなく、大人はみんな見習わなければいけないところなのでしょうし、そうでなければ大人も成長できないのかもしれません。

山口先生が生徒たちの荒廃振りを見て見ぬ振りをする他の先生たちに「それでも、あなた達は教師ですか。これが自分の子供なら放っておかないでしょう」と言った言葉は重いです。紳助さんが松紳で以前「親は子供がグレても絶対にあきらめたらあかん。愛情のあるなしで子供の立ち直り方が変わる」と言っていました。今自分の子供にちゃんと愛情のあるしつけのできない親がたくさんいるなか、先生にこんな事を望むのは酷かもしれません。しかし教師という職業を選ぶ人には少なくともこんな理想を持ってほしいと思います。

番組の最後の方で山口先生から山本さん(京都一の悪と恐れられたのですが、山口先生との出会いで変わり高校選抜にも選ばれたそうです。山口先生の「お前ほどワルの気持ちを分かってやれる奴はいない」とのすすめで現在は教師になられています。しかしそれは番組の最後に分かった事で、今でもあまりにもいかついので、絶対ヤバい仕事の人だと思ってしまいました)がラグビー部のパーティーの壇上に呼ばれ、「あの京都一の悪と言われた言われたしんご(すいません、名前忘れてしまいました)が、先生になりました」と感動して泣きながら紹介されていました。うれし泣きをする山口先生といかついのにちょっと照れくさそうな顔している山本さんがいろんな事を象徴しているような気がしました。

オールキャベツ

2005年02月21日 | TV見て一言
今年もR-1が行われました。

3年目にして初めてみました。どうしてもM-1と比べてしまいます。優勝賞金こそ半額ですが、規模は大分しょぼい感じがします。ピン芸人の難しさを見たような気がします。

優勝はほっしゃんでした。ボクの予想では井上マーくんかネゴシックスくんのどちらかかと思いました。ほっしゃんはどうしてもうどんを鼻から吸う芸をしているところばかりを思い浮かべてしまいます。この日は居酒屋に来た女性の設定でメニューなどをだじゃれで切っていくというネタでした。一発目はおもしろかったのですが、その後はそれほどでもなかったので、優勝はちょっと厳しいような気がしていました。でも優勝の時の涙を見てまあ良かったかなと思いました。同期や後輩がどんどん売れて行って、コンビも解散してかなり苦労を重ねてきたのですし、努力が報われたという感じでしょう。さすがは「奇跡の芸人」ほっしゃんです。

優勝候補であった友近さんはソーセージ売りのおばさんというかなりマニアックなネタをしていました。審査員にはそこそこ受けていましたが、会場のお客さんは「?』という感じでした。もう一人の優勝候補のヒロシさんは「ヒロシです」のネタでなくテレビで初めてするネタでした。モテナイ男の悲哀のネタで、今までのネタと内容は近いのですが、ウケは今ひとつでした。もう一ネタかぶせれば良かったのかもしれませんが、R-1決勝でいきなり初披露のネタをした事に芸人魂を見たような気がしました。

優勝候補2人の挑戦的なネタもあり、笑いで言えば少し盛り上がりにかける大会だったように感じます。長井秀和さんや陣内智則さんなどの参戦も少なくしばらくはR-1グランプリも正念場かもしれませんね。

堀江社長の想い

2005年02月16日 | TV見て一言
ライブドアとフジテレビの攻防はまだまだ先が見えません。ニッポン放送はフジと足並みをそろえる事を決めたようです。メディアはライブドアに批判的な意見が多いような気がします。

WBSで堀江社長が解説の人にかなり食って掛かられていました。「なぜ事前に話しあわなかったのか」という問いに対して堀江社長は「何度もアポをとろうしたが、会ってもらえなかった」と答えていました。これは本当の事のような気がします。多分フジ側は今回の件があってもなくてもライブドアと話をする気がなかったのでしょう。フジはライブドアのやり方を非難しますが、門戸を開かないフジにも問題があると思います。

堀江社長の言うとおり今回のような事がイヤなら上場しなければいいのです。お金を集めたいが、経営に口を挟まれるのはイヤでは都合がよすぎます。村上ファンドの村上氏も「買収を防ぐには一生懸命企業価値をあげるしかない」と言っています(コチラ)。ライブドアも上場してリスクを背負っているのです。

どうも堀江社長が使う刺激的な言葉(金で買えないものはないとか、フジを支配するなど)を過大に報道されているようです。ボクは堀江社長のファンでもありませんし、やり方に疑問を抱くこともあります。でもある番組で、「インターネットのネガティブな面ばかりが、強調されるがいい面もたくさんある。今までなら出会えなかった人たちがつながることができ、今までなら知ることができなかったことを知ることができるようになった。だからインターネットのいいところをもっと見てほしい」という趣旨の事を言っていました。それを裏付けるようにスカイプやフレンドパーク、ブログなど次々とインターネットでの人と人とのつながりを提案しています。

フジテレビも出演番組を放送しないなんて小さい事をやらずに、もっと理想や理念を示して戦ってほしいです。今は自分たちのテリトリーを守ることに必死なようにも見えます。ライブドアのやり方が気に食わないのはわかりますが、フジテレビとしての理想や理念がライブドアと合わないから提携しないとか言わないと株主に失礼です。最終的にどうなるのかはわかりませんが、感情論で終わらず今後の方向性が見えるような形で決着してほしいと思います。

完全復活か

2005年01月17日 | TV見て一言
ついこの間「まさかのミステリー」を見て紳助さんの今後を心配したばかりですが、昨日の「行列の~」を見て安心しました。

メンバー的にも東野さんや貴理子さん、石田純一さんなどのおなじみのメンバーに加え、和田アキ子さんやピー子さんなど強力にバックアップできる体制でした。番組スタッフの紳助さんに対する気持ちの現れではないでしょうか。石田純一さんもわざわざ紳助さんの復帰に合わせて盛り上げるために破局の発表をしたように思います(クリスマスの時ならもっと早く発表しても良かったでしょうし、もう少し後で完全に別居してからの発表でも良かったハズですから)。

その気持ちに応えてか紳助さんもうってかわって絶好調で、番組は非常に面白かったです。まだしばらく大変でしょうが、一安心でした。これで(たぶんですが)全てのレギュラー番組と三浦工業のCMが紳助さんの謹慎があけるのを待っていた事になり、紳助さんの人望が伺えるようです。残りの中央出版は事業内容的に傷害事件を起こしたタレントを使うことはできないでしょうから、しかたのないところでしょう。これで後は被害者との一日も早い示談を願うだけです(まあ、これが最大の難問なんでしょうけど)。まあ、とりあえずは良かったと思います。